カンボジア工業・手工芸省によると、2018 年1~8月に新規登録された工場数は116工場で、総数は1638工場となりました。新規工場の内訳は、縫製・製靴が61工場、食品・飲料・たばこが20工場、化学品・石炭・ゴム・プラスチック製品が13工場、金属製品が11工場、紙製品2工場、木製品2工場等でした。工場労働者数は、2017年末には98万2203人でしたので、現時点では100万人を超えているものと見られます。このうち、縫製・製靴工場の労働者数は2018年8月現在で87万746人に達しています。
今年は、選挙があったため新規投資等が弱含むのではないかと見られていましたが、米中貿易戦争の影響もあってか、カンボジアへの投資は引き続き好調を維持しています。しかし、縫製業等の労働集約的軽工業が未だに主流を占めており、日系企業が得意とする部品製造等への投資が進んでいない点は懸念されます。今後とも、製品と輸出先の多様化を図りつつ、付加価値の高い製品へのシフトも促進していく必要が高いものと見られます。
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今年は、選挙があったため新規投資等が弱含むのではないかと見られていましたが、米中貿易戦争の影響もあってか、カンボジアへの投資は引き続き好調を維持しています。しかし、縫製業等の労働集約的軽工業が未だに主流を占めており、日系企業が得意とする部品製造等への投資が進んでいない点は懸念されます。今後とも、製品と輸出先の多様化を図りつつ、付加価値の高い製品へのシフトも促進していく必要が高いものと見られます。
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