世界経済フォーラム(ダボス会議の主催団体。本部スイス)は、10月17日に「国際競争力レポート2018」を発表しました。2018年度版のレポートでは、第四次産業革命におけるグローバル経済のダイナミクスを完全に捉えるため、これまでとは異なる評価方法となっています。国際競争力指標4.0の枠組みは、生産性に係る主要な12種類の推進力の評価で構築されています。柱項目は、制度、インフラ、技術成熟度、マクロ経済環境、保険、教育と訓練、製品市場、労働市場、金融制度、市場規模、ビジネスの洗練度、そしてイノベーションに分類されています。更に、これらの項目は、計98の指標から構成されています。
カンボジアは、2018年は140か国中110位と、2017年の109位(新評価基準ベース)から順位を下げました。今年から評価基準を変更しているので単純比較はできませんが、旧評価基準では、2017年94位、2016年89位、2015年90位、2014年95位、2013年は88位、2012年85位、2011年97位、2010年109位でした。
調査対象は、今年は140か国・地域でした。周辺国は、マレーシア25位(前年23位)、タイ38位(32位)、インドネシア45位(36位)、フィリピン56位(56位)、ベトナム77位(55位)等となっています。1位は米国(前年はスイス)で、日本は5位(9位)でした。
カンボジアを柱項目でみると、得点が高いのは、労働市場(65位)、マクロ経済環境(74位)、製品市場(88位)、金融制度(92位)等でした。得点が低いのは、ビジネスの洗練度(128位)、制度(126位)、技術成熟度(121位)等でした。ただ、得点が低い中でも、指標別で見ると、銀行の最低資本金規制(14位)、銀行の不良債権比率(35位)、起業家文化(77位)等の良いところもありました。
(写真は、建設ラッシュのプノンペン市内)
世界経済フォーラムの発表(和文)
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カンボジアは、2018年は140か国中110位と、2017年の109位(新評価基準ベース)から順位を下げました。今年から評価基準を変更しているので単純比較はできませんが、旧評価基準では、2017年94位、2016年89位、2015年90位、2014年95位、2013年は88位、2012年85位、2011年97位、2010年109位でした。
調査対象は、今年は140か国・地域でした。周辺国は、マレーシア25位(前年23位)、タイ38位(32位)、インドネシア45位(36位)、フィリピン56位(56位)、ベトナム77位(55位)等となっています。1位は米国(前年はスイス)で、日本は5位(9位)でした。
カンボジアを柱項目でみると、得点が高いのは、労働市場(65位)、マクロ経済環境(74位)、製品市場(88位)、金融制度(92位)等でした。得点が低いのは、ビジネスの洗練度(128位)、制度(126位)、技術成熟度(121位)等でした。ただ、得点が低い中でも、指標別で見ると、銀行の最低資本金規制(14位)、銀行の不良債権比率(35位)、起業家文化(77位)等の良いところもありました。
(写真は、建設ラッシュのプノンペン市内)
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