9月20日、国連開発計画(UNDP)とオックスフォード貧困・人間開発イニシアティブ(OPHI)は、2018年「多次元貧困指数(MPI)」を発表しました。多次元貧困指数は、単に所得面だけでなく、人々が複数の側面で同時に経験する貧困の実態を把握するための指数です。健康、教育、生活水準の3つの主要な次元において、水や衛生施設(トイレ)、十分な栄養または初等教育を欠くなど、人々がどのように取り残されているのかを明らかにしています。従来の貧困指標は、所得が1日1ドル90セント未満の人々の数として示されてきました。これは、人々の所得の低さを浮き彫りにしたものの、日常生活で実際に貧困を経験しているか否か、また、どのような形で貧困を経験しているかを必ずしも明らかにできない点もあります。多次元貧困指数はこれを補完する形で、貧困の実態や全世界の人々に対する貧困の影響を表すものと言えます。
カンボジアについては、2016年時点で人口の34.9%に当る549万9000人が多次元貧困状態にあるとされます。また、人口の12.0%は。深刻な多次元貧困状態にあると見られます。また、貧困の一歩手前にある人々は人口の21.1%を占めている点にも留意が必要であると指摘しています。
カンボジアは、貧困ラインによる貧困率については、2004年の53.2%から2012年には17.7%に大幅に低下させています。貧困の状況を更に詳しく把握することにより、貧困削減に向けてきめ細かい対策等の立案に役立つものと期待されます。
国連開発計画のサイト(和文)
http://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/presscenter/pressreleases/2018/mpi2018/
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カンボジアについては、2016年時点で人口の34.9%に当る549万9000人が多次元貧困状態にあるとされます。また、人口の12.0%は。深刻な多次元貧困状態にあると見られます。また、貧困の一歩手前にある人々は人口の21.1%を占めている点にも留意が必要であると指摘しています。
カンボジアは、貧困ラインによる貧困率については、2004年の53.2%から2012年には17.7%に大幅に低下させています。貧困の状況を更に詳しく把握することにより、貧困削減に向けてきめ細かい対策等の立案に役立つものと期待されます。
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