4月28日、スン・チャントル公共事業運輸大臣は、包括的インターモーダル物流マスタープラン2022~2030(Comprehensive Intermodal Transport Master Plan 2022-2030: CIT-MP)において、150件の優先プロジェクトを選定したと述べました。プロジェクトの総額は300億ドル(約4兆500億円)としています。大臣は、運輸インフラの開発と連結性の向上は、カンボジア経済を促進するための政府の主要な戦略であると強調しました。
計画の全貌は明らかになっていませんが、道路、鉄道、水運、航空、港湾、物流等について、プロジェクトが選定されていると見られます。具体的には、シアヌークビル港新コンテナターミナル建設(第1期~3期)、プノンペン~バベット高速道路、プノンペン・ロジスティクスセンター、シアヌークビル・ロジスティクスセンター、バサック~カンポット内陸水運等が含まれている模様です。
世界銀行は、4月21日に報告書「競争力のための連結2023:世界経済における貿易ロジスティクス(Connecting to Compete 2023: Trade Logistics in the Global Economy)」を発表しました。カンボジアの2023年の指数は5点満点中2.4点で115位でした。2010年129位、2012年101位、2014年の83位、2016年73位、2018年89位と推移してきましたが、今回は順位を下げています。カンボジアでは、引き続き輸送インフラや物流システムの改善が必要と見られます。これらの改善努力により、混雑の解消や貿易の促進に効果を示すことが期待されます。更に、物流コストの引下げや効率向上を通じて、国際競争力の改善や輸出多様化にも貢献することが期待されます。
(写真は、日本の円借款で整備された国道5号線)
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村
計画の全貌は明らかになっていませんが、道路、鉄道、水運、航空、港湾、物流等について、プロジェクトが選定されていると見られます。具体的には、シアヌークビル港新コンテナターミナル建設(第1期~3期)、プノンペン~バベット高速道路、プノンペン・ロジスティクスセンター、シアヌークビル・ロジスティクスセンター、バサック~カンポット内陸水運等が含まれている模様です。
世界銀行は、4月21日に報告書「競争力のための連結2023:世界経済における貿易ロジスティクス(Connecting to Compete 2023: Trade Logistics in the Global Economy)」を発表しました。カンボジアの2023年の指数は5点満点中2.4点で115位でした。2010年129位、2012年101位、2014年の83位、2016年73位、2018年89位と推移してきましたが、今回は順位を下げています。カンボジアでは、引き続き輸送インフラや物流システムの改善が必要と見られます。これらの改善努力により、混雑の解消や貿易の促進に効果を示すことが期待されます。更に、物流コストの引下げや効率向上を通じて、国際競争力の改善や輸出多様化にも貢献することが期待されます。
(写真は、日本の円借款で整備された国道5号線)
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村