幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

東京自由大学「こころをめぐる冒険」第3回「「生きる意味」を求める心の叫びとフランクルの心理学」 諸富祥彦×勝田茅生 コーディネーター:島薗進 ”良かったです!” 

2024-10-10 14:24:48 | 生き方 考え方 笑顔 ロゴセラピー
東京自由大学「こころをめぐる冒険」
宗教と接するような心理学
コーディネーター:島薗進 

永井玲依×竹之内裕文 コーディネーター:島薗進

諸富祥彦×勝田茅生 コーディネーター:島薗進

勝田茅生氏 「満たされた気持ちで生きるために」 資料
フランクルの生涯を通しての目標
人生が成功した場合、失敗した場合、どうなのかの両面から。
人生をどう見ているか?
何をやってもうまくいかない⇔人生に満足している。
①人間関係の破綻
②計画実行の際の失敗
③差別に遭う
④私的財産や社会的権利の喪失
⑤天災や人災による居場所の喪失
⑥人権や尊厳の喪失
⑦病気による健康の喪失
⑧大切に思う人の喪失

挫折の状況には2種類
①自分の力でその不幸と闘い、状況を変えることができる場合
②自分の力ではどうすることもできない不幸で運命的な状況
⇒そこにも何らかの「意味」を見出そうとする「態度価値」の実現
1921年 個人主義心理学会から追放される
⇒ウィーン市のプロジェクトに加わり、青少年を対象とした心理相談所開設
1938年 ナチスが入って来て、心理治療所を閉鎖
いろいろなユダヤ人の活動が制限される
過去にそのような貴い体験を評価する

1941年 米国への亡命申請
許可が下りたが、自分が亡命すると両親が収容所にすぐに送られる
1942年 家族と共に、テレ―ジェンシュタット強制収容所に移送される。
①新しく到着した被収容者を勇気づける
②被収容者対象の講演
③力を失くした人のメンタルケア
④父親を看取る
1944年 選別のためアウシュヴィッツへ移送
ロゴセラピーの草稿を没収される。
⇒自分の身でロゴセラピーをの有効性を試すようにに要請されている。
自らの苦悩を母親が苦しまずにいてくれるために捧げる=
「愛」による奉仕の中に意味を見出す
自分の苦しみに意味を与える。

1944年4月 フランクルは発疹チフスに感染
高熱が出た後、せん妄状態を防ぐために、没収された原稿の概要をメモに書きつける
=精神の反抗力の活性化

態度価値の実現
母親と妻ティリーの死亡の事実を知る
⇒愛が死を超えて、永遠い存続することを信じる
⇒自分だけが生き残ったことの意味を探ろうとした。

   態度価値の実現を通して、今の状況を超える「新しい意味」を発見できる
挫折⇒
   挫折感、絶望感、疲労感、意味の喪失

ところが恵まれた生活にもかかわらず・・・
・すべてに不満足

成功側にいても不満な人の基本姿勢
①自分が恵まれていることに気付かない
②恵まれない人が多くいることに気付かない
③自分た恵まれない人を助けることができることに気付かない

まなざしがいつも自分に向かっている⇒「過剰自己観察」
いつもきになるのは
・自分の容姿など自分のこと

自己中心的
自分に関心のあること
否定的な・悲観てな世界観 いつも黒石を探している

嫌なことから目を背ける
 過度な飲酒や麻薬による現実逃避
 強い刺激を求めようとする

自分自身に不足しているものに目を向ける
 自信喪失、劣等感、過度の権力志向
権力者や勝者に対して卑屈になる

自分より弱い者に対する思いやりがない
まなざしを外へ向ける(⇒過剰自己観察消去)
白い石を探す習慣を身につける(⇒感謝の気持ち)
誰かのために、何かのために役立てる
苦しむ人の思いを馳せる
ドイツ語の愛は慈しみの愛

孤独で空虚な天動説の考えから、意味を中心として自分のできることに目を向ける。
それにより、自分の生きる意味がある。
「私が生きていることには意味がある」
意味に満たされた充足感

やってきた人に既に受容性があると、すぐにわかる。
あなたが生きていることには意味がある。
そうするとそう人は短期間でカウンセリング終了する。
カウンセリングで金儲けしたい人は、ロゴセラピーを選ばない方が良いかもしれない。(笑)


諸富祥彦氏 「気づきと学びの心理学」 資料
人間性心理学
フランクルの読書会 キャンプファイヤー
生き方を整えるのに、フランクルと森田正馬の本は読むだけで力を与えてくれる。
生き方、あり方を整える心理学
大学の教授は怪獣みたい。心理学の先生に多い
争うとくよくよする
そんな時夜空を見て、天から問いかけに、自分は答えているかを考える。
見えないもの、フランクルは人生から問いかけられている。
その問いを全身で答えていくのが人間である。
それをフランクルから教えてもらった。
それをひたすらやります。
気が向いたときだけでも効果がある。
自分という全体で
心を整える連載を行った。
天からの垂直
ところが人は水平で苦悩している。
京都大学の修士卒論のフランクルが素晴らしい。
皆滝沢克己を通したフランクルから学んでいる
フランクルを高く評価している。

目覚めていないだけ。
滝沢克己はフランクルに会いに行って、考えは自分と同じと実感した。
その人論文を読んでフランクルを理解している。
人生を問うのは傲慢だと。
人は元々問われる存在だと。
応えるのが本来。

最初の文献、苦悩の存在、意味と使命を同じに使っている。
あり方を整えていたら、いろいろあってもよい。

人生で3回自殺を考えた人間(諸富氏自身)
NHKの収録でその話をしたらカットされた。
人生をどのように生まれ変えられるかを考えていた。
人間は醜い。7年間自分を追い込んだ。
3日飲み食いしなかったが、見つからない。
仕方なく仰向けに寝たら、命の渦が天井に見えた。
「俺が本体だ。お前は仮りの姿だ」と
自己分析をした。論文6,000枚書いた。
命からの問いかけ。ああでもないこうでもない。
滝沢克己に「傲慢だと」言われたように感じた。
それが後にトランスパーソナルに向いた。

当時ニヒリズムだった。八木誠一 ニヒリズム 

自分に起きたことが分からなかった。
宗教哲学に入ってわかった。
フランクル読んでなかったら死んでいたかもしれない。
人生からの問いかけを引き受ける。答えていく。これに専念する。これに徹底する。
これまで重力で生きていたのから一気に変わった。

1980年代のフランクルの発表は曇っていたと専門家が言っていた。
評判が悪かった。
フランクルを勉強している人にはいろいろな人がいた。酷かった人もいた。
夜2時に電話かかってきて、3時間説教されたこともあった。
エガが強い。フランクルの専門家は酷かった。
勝田先生は、フランクルが亡くなってから学ばれたので良かったのでは。(笑)
親和女子大でフランクルをやっている人はとてもよい人(広岡義之?)。
二人でフランクルの学会立ち上げて横のつながりと持つことを考えたが、誰がトップに立つか。適切な人がいなかったので、全体の集まりは持てなかった。

島崎進×勝田茅生×諸富祥彦のパネルディスカッション

人生から問われている
フランクル自身は人間を超えたものを考えたいたけど、天とか神の言葉は使わなった。
究極の意味とか、その表現は使っていない。
見えない何かから、
フランクルはスピリチュアルは嫌っていた。
高校2年、大学2年、もう一つは別の理由から自殺を考えた。
わけわからない体験。
分からない体験が、自殺から脱却できた。
でも言葉にしないといけない。そのとき、フランクルの「人生から問われている」が助けになっている。
フランクルは哲学的な立場から説明していたが、実際のセラピーは具体的。
その人の状況から何を求められている。それを見つけることが大切
「あなたは自殺しようと思っているのか」
「家々考えていない」
「母のために生きないと」という人は死なない。
出も具体的に出てこない人はリスクがある。

「何かから問われている」
答えていることだけ

信仰は仰ぐことになる。
日本人は瞑想しよう。内側を見る。魂が求めている
いろいろ計画していて、でもいろいろ出会うがそれはフランクルの言っている意味ではない。

自己実現をフランクルは嫌う。それを実現しても空虚。自分が求められていることが優先。

内村鑑三
自分が後世に残すものとして「思想」を言っている。
カーライ
歴史の本に書いた記事をメイドさんが燃やしてしまった。
「もう一度書こうとする気持ちは後世に残せる」と言っている。

歌『故郷』の3番
「こころざしをはたしていつの日から帰らん」
立身出世の歌だと思っていた。
志はその人が一生考えていた、ミッションとつながっていないだろうか。
つながると思う。
意味というのは魂の故郷だと。
人間がこの世に生まれたときから既にミッションを課せられている。

フランクルは志は意味。
宗教性を減らすために意味と

魂の意味を見つけるワーク

フランクル自身が自分から自分の意味を問いかけることはナンセンスだと。
その時その時に、自分のミッションを受けとめる。

意味の正しいのは一つしかない。超主観 ヤスパー限界、答えがないようなとき、超越者が出てきて考える。

自分を超えるものがあって、そのつながりを見つける。

日本人は横の承認欲求に生きてきた。横の軸がなくなると垂直軸を生きて生きる。
一番フランクルが神とか言っていなかったので、スーッと入ってきた。

黒石と白石の考え方がわかりやすく思った。
ミッションが見えてくるのは白い石が見えてくる。
状況によって違うが白石がいろいろある。宗教だと白石が決まっているが、ロゴセラピーでは自分が選ぶ。
20年前にロゴセラピーを初めたころ、日本はキリスト教の考えがないから広がらないと言われた。
しかし、医療の専門家として学ぶ人よりも苦難を体験した人がロゴセラピーの学びが進むにつれて明るくなる。
求めようとの強い意思が大きい。

宗教団体の人と話しをするが、昔は前世のが現世に現れていると考えたが、今は自分が選んで生まれてきたと考えている。
カミユのペストには疫病も神の試練だと言う人が出てくるが、何のための試練なのか?
フランクルの意味は状況の意味、子どもが溺れている。その場合、助けるとの意味をその人が見つける。
もう一つは究極の意味、普遍的、それが共通
苦しみぬいて苦しまないと、なかなか見えてこない。

避けられる苦悩は避けましょう。
本来苦しむべきことを苦しむ。

津波で子どもが流された。それに意味があるのか。
どんな状況にも意味がある。考え方次第で意味づけることができる。

フロアーからの質問
Q1 『夜と霧』大好き。フランクルのなにかエピソードがあれば
A1
K)フランクルはユーモア、友だちを集めて、自分の小ばなしを何度もしている。
フランクルは聖人ではない。フランクルは人を見る目がなかったのでは。
M)フランクスはアントニオ猪木似ていて、講演でもエネルギッシュ
フランクルは可愛い女の子が大好き

Q2 翻訳論でフランクルを知って学んでいる。文学の中にPTSDが出ている。フィクション性が助けになる。文学性、フィクション性をどうフランクル考えているか?
A2
K)フランクルが芸術を心理学的に解釈するのはよくあい。
芸術には価値はある。認めていたかと。
ベートーベン大好き。ゲーテを好き。
M)心理学者はゲーテは***と言っているがとんでもない。
それを心理学的にみるのは違うと。

Q3 『ヨブ記』とフランクルの解釈の仕方
M)「なぜ私だけが苦しむのか: 現代のヨブ記」H.S. クシュナー著 
その答えはフランクルに近かった。
参考;

K)ユダヤ教は神が試練を与えると考える。
それでも神を信じる。
ヨブがどう応えるか。

Q4 お二人が好きなフランクルの本は?
M)「苦悩する人間」超思考のところに惹かれる。
K)『死と愛』が好き。強制所から解放され最初に書いた本で、フランクルの思いが詰まっている。

感想
 とても楽しく、学ぶことが多いセミナーでした。
100人前後参加されていたかと思います。
リモートでの参加も。

 天災や病気など過酷な試練。
それには意味がないが、それにどう応えて生きるか。
選択肢によって意味が生まれてくるようです。
何を選択するかの自由があります。

 ロゴセラピーはセラピーというより、エデュケーション、自分の人生をより良くしていくためのヒントを与えてくれるセラピーとの考えをさらに実感しました。

 諸富祥彦先生の本は多く読んでいましたが、講演を聞くのは初めてでした。
ユニークな先生ですね。

 紹介されていた滝沢克己氏の本を早速1冊図書館で予約しました。

読書量と年収は比例する?1日30分・月に4冊が年収アップの目安に ”身につけた本の読み方”

2024-10-04 03:05:25 | 生き方 考え方 笑顔 ロゴセラピー

大学卒業後、関西テレビ放送株式会社に勤務。2009年学習塾を開講し3万人の生徒が卒業。
学習効果を上げる方法として速読を取り入れる。これが後の「瞬読」となり生徒が次々と難関校に合格。
2018年瞬読のみの講座が開講し、現在受講生は2,600名を超える。
著書『瞬読』は10万部超えのベストセラーに。その他、TV・ラジオなどメディアにも多数登場し、全国に瞬読を広めている。

「本をたくさん読む人は年収が高い」という話をよく耳にしますが、実際のところはどうなのでしょうか。年収アップを真剣に考えている人にすれば、非常に気になるところだと思います。
結論からいうと、読書量の多さが必ず高年収に直結するとは限りません。実際、本を読まなくても、お金持ちになった人はいくらでもいます。
とはいえ、年収の高い人は読書量が多い傾向にあるのもまた事実です。あとから詳しく解説しますが、1日30分・月に4冊の読書量をクリアーできれば、年収アップの可能性は非常に高くなります。
そういうわけで今回の記事では、年収と読書量の関係や、忙しい人でも読書量を増やせるコツについて、詳しく解説していきます。年収のアップを考えている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次
  • 年収が高い人は、本当に読書量が多いのか?
    • 日本の高年収者は、やはり読書量が多かった
    • 世界のお金持ちは、どんなに忙しくても読書は欠かさない
    • 半分もの人が、月に1冊も本を読まない
  • 本をたくさん読むと年収があがる理由とは
    • 成功する考え方が身につく
    • ビジネスに必要な知識が手に入る
    • モチベーションがあがる
    • 幅広い考え方が身につく
  • 忙しい人が読書量を増やすコツ
    • スキマ時間の活用
    • 電子書籍で本を読む
    • オーディオブックの活用
    • 気になる人のオススメ本をチェック
    • 読書が継続できる環境をつくる
    • 究極の読書術「右脳速読」で読書量を爆アゲ
  • 年収アップに役立つ本の読み方とは
    • まずは同じジャンルの本を10冊読む
    • 気に入った本は、何度も読み返す
    • 目的を決めてから読書をする
    • 重要なポイントをまとめる
  • まとめ
年収が高い人は、本当に読書量が多いのか?

これから読書量を増やして年収をアップさせたいのなら、まずは「年収の高い人は読書量が多い傾向にある」という客観的なデータを、しっかりと確認しておくべきです。
「読書量が多いと年収が高くなる」という確証がない状態だと、少しでも忙しくなればすぐに読書をやめてしまいますからね。ということでこの章では、年収と読書量に関するデータを、日本と海外の事例にわけて紹介していきます。
日本の高年収者は、やはり読書量が多かった
年収別の読書量を比較するなら、総務省の家計調査は外せません。調べてみると、年収455万円以下の世帯は、年間の書籍代が5,160円だそうです。一方で年収923万円以上の高収入世帯では、15,571円となっています。
つまり高収入世帯では、年収が低い世帯の3倍も書籍を購入しているわけです。
※参考:総務省2019年度「家計調査」
次のデータは少し古いのですが、2009年に出版文化産業振興財団がおこなった調査も見てみましょう。

※参考:現代人の読書実態調査
上図のとおり、1カ月に最低3〜4冊以上の本を読む人がもっとも多い年収区分は「年収1,500万円以上」で、40.5%(23.8+11.9+4.8)という結果に。逆にもっとも少ないのが、「年収300~500 万円未満」で、22.6%(15.4+3.8+3.4)でした。
つまり年収が高い人は、年収300~500 万円未満の人たちよりも、約1.8倍も本を読んでいるわけです。
また同調査によると、1カ月に1冊も本を読まない人の割合は、「年収1,500万円以上」ではわずか9.5%しかいません。ところが、「年収300~500 万円未満」になると、28.2%にまで跳ね上がります。
こういったデータを見る限り、月に4冊程度の読書量が、高年収を手にするひとつの基準になっていると考えて間違いなさそうです。月に4冊を読むには、毎日およそ30分ずつ読めば、クリアーできる計算になります。まずは、1日30分・月に4冊の読書を目指しましょう。
読書量を増やすには速読がおすすめです。速読のしくみについて知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。

速読術
速読初心者に知っていてほしい「速読のしくみ」とメリット・デメリットとは
世界のお金持ちは、どんなに忙しくても読書は欠かさない
さきほどは日本の例でしたが、今度は海外の事例を見てみましょう。
アメリカの有名シンクタンク「Pew Research Center」が、2019年に年間1冊以上の本を読む人の割合を調べたところ、以下のような結果になりました。
  • 年収300万円以下:62%
  • 年収300万円以上〜500万円未満:67%
  • 年収500万円以上〜750万円未満:78%
  • 年収750万円以上:86%
※年収はわかりやすく1ドル100円で計算
年収区分があがるごとに、読書率も上昇しているのが、ハッキリとわかりますね。
※参考:Pew Research Center「College graduates especially likely to read books in a variety of formats」
また世界の大富豪の読書事情を調べると、多くの著名な大富豪が、読書を思い切り勧めています。
まずなんといっても、世界の大富豪(2021年度長者番付第4位)ビル・ゲイツ氏が、大の読書好きなのは有名な話です。マイクロソフト社の共同創業者である同氏は、激務の最中でありながら、年間50冊以上も本を読みます。
電気自動車メーカー「テスラ」のCEOとして有名なイーロン・マスク氏も、子ども時代には毎日10時間も読書していたそうです。
ほかにも、投資の神様とよばれるウォーレン・バフェット氏や、Facebookのマーク・ザッカーバーグ氏など、読書の有益性を訴える大富豪は本当にたくさんいます。
大富豪が軒並み読書に没頭しているのを知ると、ますます読書量を増やすモチベーションがアップしますね。
※参考:The Most Successful People Share Their Reading Habits
半分もの人が、月に1冊も本を読まない

「年収が高い人は読書量が多い」と明確になったところで、再度日本人の読書事情を確認しておきましょう。
上記グラフは、文化庁が16歳以上の男女1,960人に対しておこなった調査結果です。見てのとおり、約半数(47.3%)もの人が、月に本を1冊も読んでいないのがわかります。
また別の調査※では、小学生をピークに中学・高校と、読書量の激減ぶりがはっきりと示されていました。
  • 小学生(4〜6年生):12.7冊
  • 中学生:5.3冊
  • 高校生:1.6冊
※参考:全国学校図書館協議会 「第66回学校読書調査概要」
自由度の少ない小学生から年齢を経るにつれ、ゲームやスマホなど好きなことに時間を使えるようになります。1日に使える時間はほぼ決まっていますから、そうなると、まっさきに読書の時間が削られるわけです。
ただし、さきほどお話ししたように、年収が高い層(ここでは1.000万円以上とする)になれば、最低でも月に3〜4冊は本を読みます。
逆をいえば、かりに今読書習慣がなくても、毎月4冊本を読めば年収アップの可能性があるわけです。もちろん読書で年収があがる理由を知らずに、ただ漠然と読書をしても、思うような結果は得られません。
本をたくさん読むと収入があがる理由については、次の章で詳しく紹介していきます。しっかりと理由を押さえたうえで、前述のとおり、最低でも月に3〜4冊の読書を習慣づけていきましょう。

本をたくさん読むと年収があがる理由とは

「読書量が多い人は年収も高い傾向にある」のはわかりましたが、その理由を知らないと、真剣に読書へ取り組むモチベーションが生まれてきません。そこでこの章では、本をたくさん読むと収入があがる理由を、4つ紹介していきます。
本をたくさん読むと収入があがる理由
  • 成功する考え方が身につく
  • ビジネスに必要な知識が手に入る
  • モチベーションがあがる
  • 多方面の見方が身につく
それではひとつずつ解説していきます。
成功する考え方が身につく
成功したければ、すでに成功している人の考え方を吸収するのが1番です。しかし成功者に会って直接話を聞ける機会は、そうめったにありません。
そこで役立つのが、読書なのです。
本であれば、自宅にいながら、いつでも何度でも成功者の考えに触れられます。しかも、高くてもせいぜい1冊2,000円程度です。
人は誰でも、自分の考えにもとづいて行動しています。自分の考えが高収入をもたらしてくれるなら、もちろんなにも問題ありません。
ところが残念なことに、現在年収に不満をもつ人の考えは、高収入を得るための考え方からかけ離れているケースがほとんどです。
「自分の考えを、本を通じて成功する考え方に修正できる」こういった読書のメリットを、ぜひしっかりと活用していきましょう。
ビジネスに必要な知識が手に入る
ビジネスで成功するには、自分が主戦場にしている分野の専門知識が欠かせません。また財務・IT・営業・社会情勢といった、ビジネスパーソンに必須の知識も身につける必要があります。
そのためには、やはりビジネス書や専門書の定期的な購読が効果的です。
世界的に有名な投資家「ウォーレン・バフェット」は、投資をスタートした頃に、毎日600〜1,000ページの本を読んでいたそうです。
さらに、高齢になり十分なキャリアを得た現在でも、1日の約80%を読書に費やしているとか。読書からさまざまな知識を学ぶプロセスの重要性が、よくわかるエピソードですよね。

速読術
本の内容がしっかり記憶に残る読書術とは「右脳速読法」のススメ
モチベーションがあがる
人間である以上、モチベーションが下がるときは必ずあります。仕事や人間関係でイヤなことがあれば、「もういいや」と投げやりになるときもあるでしょう。
そういうときに自分の目指す分野の本を読むと、一気にモチベーションが戻ってきます。
また自伝的な本を読むと、成功者が成功する前に(今の自分と同じような状況のときに)、なにを考えどういう行動をしてきたかもよくわかります。
「自分もそうなりたい」「自分だってきっとできる」
読書には、そういうモチベーションを高めてくれる働きがあるのです。これを利用しない手はありません。
幅広い考え方が身につく
ありがたいことに、よい本を読むと、本当に幅広い考え方が身につきます。
普段私たちは、どうしても同じ会社・似たような仕事・いつものメンバーといった「変わらない環境」で過ごすことが多いです。そうなると自分でも気づかないうちに、考え方や行動の基準が偏ってきます。
そういったなか、読書を通してさまざまな著者の考えに触れると、自分のなかに選択肢がどんどん増えていく。それが読書をする醍醐味のひとつです。
とはいえ、どんなによい本でも、書かれている内容すべてが正しいとは限りません。なかには、どうしても賛同できない意見が書かれている場合もあるでしょう。
でも、それはそれでいいのです。プラスマイナスどちらの意見も、あなたのなかに幅広い考え方をつくってくれる、大切な要素なのですから。

忙しい人が読書量を増やすコツ

「読書量の多さが年収アップにつながる」といわれても、忙しくてなかなか本が読めないという人も少なからずいらっしゃるでしょう。
しかし、ちょっとしたコツさえつかめば、読書量を増やすのはそれほどむずかしくありません。この章では、「忙しい人が読書量を増やすコツ」を6つほど紹介します。
忙しい人が読書量を増やすコツ
  • スキマ時間の活用
  • 電子書籍で本を読む
  • オーディオブックの活用
  • 気になる人のオススメ本をチェック
  • 読書が継続できる環境をつくる
  • 究極の読書術「右脳速読」で読書量を爆アゲ
ひとつずつ順番に解説しますね。
スキマ時間の活用
忙しい社会人が読書を継続するには、もっと上手にスキマ時間を活用していく必要があります。
「読書をする時間なんてないよ」という人に限って、たいてい時間の使い方がイマイチです。忙しい社会人ならば、誰だって1時間以上のまとまった時間をつくるのは大変でしょう。であれば、やはりスキマ時間をフル活用していくしかありません。
まず見直すべきなのは、電車の移動時間です。電車に乗る人なら、スマホで遊ぶ代わりに読書をすれば、すぐに1時間程度の読書時間を捻出できるはず。
あとは、食事やアポイントの待ち時間を、読書に当てれば十分です。1回の時間はわずか5分・10分かもしれませんが、積み重ねれば簡単に2〜3時間のフリータイムをつくれます。
忙しい現代人は、こういったスキマ時間を、ぜひ有効活用していきましょう。
電子書籍で本を読む
さきほど出たスマホとも関連しますが、本は電子書籍で読むと、わざわざ重い紙の本を持ち歩く必要がありません。電子書籍のメリットを思いつくままあげてみると、以下のような感じでしょうか。
電子書籍のメリット
・本を持ち歩く負担がない
・紙の書籍より価格が安い
・店にいかなくても購入できる
・自宅の保管場所が必要ない
・ワンクリックでわからない言葉を調べられる
もちろんスマホではなく、「iPad」や「Kindle Paperwhite」といった、電子書籍リーダーでもOKです。スマホよりは大きいものの、十分持ち運びできる大きさですし、画面サイズのおかげでスマホよりも読書が捗ります。
また、Amazonの読み放題サービスを契約すれば、月額980円で約200万冊もの本が読み放題です。スキマ時間のお供に、ぜひ活用していきたいですね。
オーディオブックの活用
スキマ時間を活用して読書量を増やすという意味では、前述の電子書籍と合わせて、オーディオブックも非常にオススメできます。
ご存知のかたも多いと思いますが、オーディオブックとは「本を音声化したコンテンツ」です。プロの声優さんが読み上げてくれるので、非常に聴きやすく(好みはありますが)、いつでも気軽に聴けるのが嬉しいですよね。
オーディオブックの場合、読書と違って、下記のような状況でも情報のインプットが可能です。
  • 自動車での移動中
  • 通勤中の電車のなか
  • 家事をしながら
  • ウォーキングやトレーニング中
  • 瞑想しながらじっくりと
厳密にいえば、オーディオブックは聴くコンテンツであり、読書ではないかもしれません。しかし、情報を本から取り入れる行為に変わりはないし、なによりもこの手軽さは、忙しい現代人に大きなメリットを与えてくれます。
音声でのインプットが苦にならない人なら、通常の読書と組み合わせて、上手に時間を活用していただければと思います。
気になる人のオススメ本をチェック
普段本を読まない人に話を聞くと、「読む本を選ぶのが面倒くさい」という声が非常に多く寄せられます。
たしかに、新刊だけでも毎年7万冊以上が発行されていますし、さらにこれまでに出版された本まで考えたら、どの本を読めばいいか迷うのも当然かもしれません。
そういう場合は、好きな著名人や目標とする人たちが薦めている本をチェックしてみるのがオススメです。
昔は本屋にブラっといき、面白そうな本を探すのも楽しみのひとつでした。今はそういった「面白そうな本と偶然出会う楽しみ」は減りましたが、代わりにネットにはオススメ本情報が溢れています。
ありがたいことに、「社会人なら知っておきたい財務のオススメ本」とか「お金についての本ベスト10」のように、用途に応じたオススメ本情報がいくらでも見つかる時代です。
もちろん、そういった情報に載っていない本にも、よいものはたくさんあります。あくまでも最初の取っ掛かりとして、こういった「オススメ本情報」を上手に活用してください。

速読術
頭の良い人が実践している9つの読書術とは?効率的に知識を得る読書術のご紹介
読書が継続できる環境をつくる
読書習慣を継続するには、ストレスなく本を読める環境づくりが、非常に重要です。なんといっても、読書環境が整っていないと、忙しい現代人は簡単に挫折してしまいます。
たとえば、スマホです。スマホは通話だけでなく、ネットサーフィンやSNS、ゲームなど、ありとあらゆることができます。ほんの少しだけのつもりでスマホをいじっていたら、気づけば数時間が経っていた。こういった経験は、誰しも身に覚えがあるはずです。
もし本気で読書量を増やしたいなら、読書の間だけでも電源を切っておきましょう。それでもダメなら、思い切って時限式の収納ボックスへ、強制的に収納するのもオススメです。
また、どうしても自宅では集中できない人は、図書館やカフェに移動するのもよい方法だと思います。人目があり、適度に賑やかだと、かえって読書に集中できるものですからね。
いずれにせよ、読書に集中できれば、読書の効率は間違いなくアップします。ぜひ、自分に合った読書環境を、見つけ出してください。

速読術
集中力は15分しか保てないって本当?速読で集中力を高める4つのポイント
究極の読書術「右脳速読」で読書量を爆アゲ
忙しい人が読書量を増やしたいのなら、速読をマスターするのがもっとも近道です。速読に対して怪しいイメージをもつ人もいますが、きちんとした速読法なら、読書スピードは必ずアップします。
ただし速読にもさまざまな方法があり、自分に合わない方法を選んでしまうと、最悪途中で挫折するかもしれません。数ある速読法のなかでも、ダントツにオススメなのが、私が指導する右脳速読法「瞬読」です。理由は、大きくふたつあります。
  1. 習得の容易さ
  2. 圧倒的な読書スピード
瞬読は、これまで主流だった速読法のように、ムリに目を速く動かす必要がありません。イメージ化が得意な右脳の特性を活かして、読んだ内容を映像として瞬時に記憶していきます。だから、誰でも簡単に習得できるのです。
右脳速読法「瞬読」をもっと知りたい!という方は下記のリンクからどうぞ。
》》自宅で受講できるZoom体験会
また右脳速読の受講生には、一般人の50倍、ほかの速読法の10倍ほどの速さで読む人が本当にたくさんいます。今回は速読を紹介するのが目的ではないので、あまり詳しい説明はしません。各速読法の違いなどについては、下記の記事でご確認ください。

速読術
速読は本当に効果があるの?新速読術「瞬読」がもたらす3つの効果とは
年収アップに役立つ本の読み方とは

「忙しい人が読書量を増やすコツ」を知っていただいたところで、今度は年収アップに役立つ本の読み方を紹介していきます。この章で紹介する内容は、以下の4点です。
年収アップに役立つ本の読み方
  • まずは同じジャンルの本を10冊読む
  • 気に入った本は、何度も読み返す
  • 目的を決めてから読書をする
  • 重要なポイントをまとめる
ひとつずつ見ていきましょう。
まずは同じジャンルの本を10冊読む
これから読書量を増やして年収をアップしていきたいのなら、自分の専門分野(もしくは興味のある分野)に関する本を、何冊かまとめて読むのをオススメします。その際、2〜3冊では少々物足りないので、できれば10冊程度を目標にしてください。
同じジャンルの本をまとめて読むと、以下のようなメリットがあります。
同じジャンルの本をまとめて読むメリット
・重要なポイントが明確になる
・何度も同じ内容を読むので、いつの間にか内容を覚えてしまう
・著者による偏りが修正できる
どんな本でも多かれ少なかれ、その著者独自の意見が盛り込まれているものです。もしあなたが1冊しか読んでいなければ、その意見が一般的な内容から大きく外れていても、判断する方法がありません。
その点10冊も読めば、共通する重要事項が自然とわかってきます。また重要事項を最低10回は繰り返し読んでいるので、大事なポイントはあらかた覚えてしまうでしょう。
私も実際にやってみて驚きましたが、同ジャンルの本をまとめて読むと、驚くほど一気に知識が増えます。ぜひ試してみてくださいね。
◯年収をアップには速読がおすすめ!右脳速読トレーニングについて知りたい方は、こちらの記事もどうぞ

速読術
右脳速読式トレーニングなら誰でも速読ができる!話題の4大速読法を徹底比較
気に入った本は、何度も読み返す
前述の「同じジャンルの本を10冊読む」とも共通する話ですが、もし気に入った本があれば、ぜひ何度も読み返してください。
手っ取り早く年収をあげるには、まずうまくいっている人の真似をするのが一番です。とはいえ、身の回りに都合よく、お手本となる高年収者がいるとは限りません。
だから、自分がお手本にしたいと感じる本を見つけたら、とことん読みまくってみてほしいのです。そうすれば、すでに高い年収を手にしている人の成功する考え方が、自然と身についてきます。
また、著書が複数あれば、同じように何度も読み返してみましょう。1冊だけではわからなかった別の考え方に触れることで、より深く成功のコツが身につくはずです。
いずれにせよ、わずか2,000円弱の本で、成功者の考え方が身につく。読書は、本当に最高の自己投資だと思います。

目的を決めてから読書をする
読書が最高の自己投資であるのは間違いないとしても、読み方次第では、その効果に大きな差が出てしまうかもしれません。忙しいなか、せっかく読書に時間を費やすのであれば、目的をしっかり決めてから読書をしたほうがより高い効果を期待できます。
かりに会計関連の知識を身につける目的で本を読む場合、目的なくただ読みはじめても、範囲があまりにも広すぎてうまく情報を吸収できない可能性が高いです。一方で、間近に迫る確定申告の知識を得ようと決めて本を読めば、おそらく非常に多くの気づきが得られるでしょう。
もちろん、そういう読み方では、会計全般の知識は手に入りません。しかし、ほかの分野は、確定申告の知識を得てから、あらためて学べばよいことです。
もしあなたが、どうも今やっている読書法がイマイチだと感じているなら、必要な項目をひとつずつじっくりと深堀りしていく読書法もぜひ試してみてください。
重要なポイントをまとめる
年収をあげるには、ただ読書量を増やしてもあまり意味がありません。読んだ内容をしっかりと覚えて、実際の仕事に活用していく必要があります。そのためには、本のなかで重要だと感じたポイントを、ノートにまとめる作業がオススメです。
人間の記憶の仕組み上、さらっと本を1回読むだけでは、どんな人でも1日で8割近くを忘れてしまいます。だから、繰り返し同じ本を読み、記憶を少しずつアップデートしなければならないのです。
重要なポイントを読後にまとめようと思えば、自然と注意深く読むようになります。読む回数も、少なくても下記のように、3回は繰り返すようになるでしょう。
  1. 最初に読むとき
  2. まとめてノートに書き出すとき
  3. まとめたポイントを確認するとき
3回も復習をすれば、当然理解度が深まり、記憶にも残りやすくなります。また、さらに効果をアップさせたい場合は、まとめた内容をアウトプットしてみるのもよい方法です。
アウトプットについては、別記事で詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。

速読術
読書アウトプットを何倍も効率化する驚くべきその方法とは?
まとめ
繰り返しますが、読書量が増えれば必ず年収があがるという保証はどこにもありません。しかし、年収が高い人は読書量が多いのもまた事実です。
今回の記事では、読書が高収入につながる理由や、忙しくても読書量を増やすコツについて、わかりやすく説明しました。
今回紹介したなかで、すぐにやれそうなものがあれば、ぜひどんどんトライしてみてください。読書量を増やし、学んだ内容を実践していくうちに、きっと年収アップが見えてくるはずです。

感想
 この方の本も読みました。
速読に関する本を何冊か読み、身につけたのは下記です。
①本は3割読めば7割理解できる
②すべての本を精読するのではなく、その本により、読み方を変える(1割~10割)
③まずは目次を見る、パラパラめくり、関心のあるところだけ読む
④読んでいて頭に入って来ない箇所は飛ばす
⑤全く読まないとその本の情報は0ですが、1割でも読むとなんとなく全体がわかる(0と1割の差は大きい)
⑥その本の印象に残った箇所はメモする(メモすることで記憶が深まる)
⑦本のメモをブログにUpする(いつでも自分でもう一度見ることができる)
⑧本には既に知っていることも書いてある(全てが知らないことではない)

これを行うことでかなり本を読めるようになりました。
会社勤めの時、1冊/1日にチャレンジして10年達成しました。
退職したらもっと読めるかと思いましたが、逆に読めなくなりました。
それは現役のときは会社終わると自由時間ですが、今は全てが自由時間であり、すべてが仕事の時間なので、本を読む時間を他に活用できないかと思ってしまうようになりました。
今は15冊/月を目標にしています。

「努力は報われる?」⇨「もう一歩先を見てほしい」イチローさんが高校野球女子の選手らに送った“金言”が胸を打つ ”

2024-09-28 02:07:18 | 生き方 考え方 笑顔 ロゴセラピー

マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさんが9月23日、「高校野球女子選抜」とイチローさん率いる野球チーム「イチロー選抜KOBE CHIBEN」のエキシビションマッチに登場。試合後、対戦した高校野球女子選抜の選手に送った言葉がSNSで注目を集めています。野球選手のみならず、世間一般にも広く通じるような“金言”でした。

「高校野球女子選抜強化プログラム」の一環で、2021年から実施されているエキシビションマッチ。イチローさんが率いる選抜チームには、ヤンキースのGM付特別アドバイザーの松井秀喜さんや、元メジャーリーガーの松坂大輔さんも出場しました。
試合は「イチロー選抜KOBE CHIBEN」が17対3で勝利しました。「高校野球女子選抜」もイチローさんから111キロのスライダーで空振り三振を奪うなど奮闘しました。

イチローさんが語る「目指してほしい状態」
イチローさんは試合後に対戦した高校野球女子選抜の選手たちと対面。ストレッチをしながら、「僕のこと知っているの?」「元野球選手なんですよ」と話し、高校生選手たちもにこやかな表情を見せました。

次にイチローさんは、「今日はすごく楽しい試合だったよね、でも楽しいことだけやっていたらここにはこられなかったでしょう。それなりに厳しさに耐えてきたからここにいるんじゃないのかな」と高校生選手に投げかけました。
そして、「練習は裏切らないとかよく言われる。努力は報われるとか、でももう一歩先を見て欲しい」「見返りを求めたら返ってこないでしょ、それに近い感覚だと思わない?」と続けました。
「努力っていうのは本人が決めることじゃない。目指してほしいのは、人が見ていたら努力だと思うけど、本人はそう思っていない状態。私にとっては普通のことなのに、なんか周りは評価してくれる、だったらすごくいい状態」
高校生選手はノートにメモをとりながら、真剣な眼差しでイチローさんのアドバイスを聞きました。

結果に満足していい?
続けてイチローさんは、「いい結果出したら、その瞬間は満足していいですよ。だって楽しいとか気持ちいいとかなければやっていけないでしょ」とコメント。「僕は満足感とか達成感とか十分味わって欲しいと思う、それを味わえなきゃ次に行けないと思っている」と話しました。
イチローさんは最後に「皆んな、僕を見かけたら必ず声を掛けてください。野球をやっていればどこかで会うこともあるでしょう」と高校生選手にメッセージを送りました。

感想
 まさに努力を続けてきた人だと思います。
 言えていることは、努力をしない限り、女神は微笑まないということだけは確かだと思います。

YouTubeで視聴できます; いのちの電話シンポジウム 「依存症といのち」 司会;米沢宏氏、講演;成瀬暢之氏、高知東生氏

2024-09-25 19:23:23 | 生き方 考え方 笑顔 ロゴセラピー

下記をクリックすると視聴できます。

YouTubeで視聴できることの案内は講演会当日もHPにもありませんでした。
HPを見たら見られるようになっていました。
税金を活用する意味でも、このように後日視聴できるのは良いことです。
できれば、事前にお知らせがあるとなおさら良かったです。
例えば、最初から、
・会場参加
・リモート参加
・後日視聴
で講演会に参加することが出来ます。
とあると良かったです。
目的は、多くの方に知っていただくことですから。
そしてそのためにはどうすれば良いかと考えるとやることはわかるのではないでしょうか。

とても考えさせられる内容でした。
先ずは高知東生さんの講演を、次に質疑応答、そして成瀬先生のお話を聞かれると良いかと思います。

進学校から国立大進学、ソニー勤務 「耳が聞こえない」起業家が「聞こえたらいいのに」と思ったことはない理由 ”人は無限の可能性を持っている”

2024-09-23 09:17:17 | 生き方 考え方 笑顔 ロゴセラピー
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1f49446a35a1689dc2b8f1c678544c6c0493ee1 9/23(月) 6:50配信VERY magacol
 難病を患って生まれた長女の出産をきっかけに聴覚障害者とその家族を支援する会社を起業した牧野友香子さん。自身も重度の聴覚障害がある状態で生まれましたが、幼稚園から高校まで一般校に通い、神戸大学に進学。卒業後は、一般採用で第一志望だったソニー株式会社に入社するなど、人一倍の努力と持ち前の明るさで人生を切り開いてきました。牧野さんのポジティブシンキングの原点となった子ども時代の話や、ご両親からの教育についてお聞きしました。

「難聴だからダメ」とは言われなかった

──重度の聴覚障害がありながらも、チャレンジ精神を忘れずに夢を叶えてきた牧野さん。明るくいつも前向きな姿勢は、子どものころに培われたものなのでしょうか? 生まれたときから難聴だった私には、「聞こえないこと」が当たり前でした。実は「耳が聞こえたらいいのに」と思ったことは一度もないんです。もちろん、周囲の人と同じようにはできないこともたくさんありましたが、両親は「聞こえないことを言い訳にしないで、何でもやってみなさい」というスタンスで私を育ててくれました。 音楽の授業で取り組むリコーダーやピアノも「どうせ聞こえないからやらない」というのは許されません。母には「聞こえなくたって、同じ音が出せるんだから」と言われ、でも、反対に、「聞こえないからやってはダメ」と言われた記憶もありません。

小3のころ。耳が聞こえなくても多くのことにチャレンジしました
小学生のころ、近所の習い事には他の子たちと同じように一人で自転車に乗って行っていました。周囲の大人のなかには、「車の音も聞こえないだろうし、さすがに危ないのでは?」と心配してくれる方もいたのですが、母は「気をつけて運転するのよ」とだけ私に伝え、禁止にはしなかったのです。 今、思い返してみると、たしかに危なっかしい場面も多々あったのですが、両親がそうやって育ててくれたおかげで、友達と同じようにできないことがあったとしても、「聞こえないから仕方ない」とあきらめるのではなく、「どうすればできるようになるかな?」と考えることが当たり前になった気がします。

──2歳で難聴だと判明してからは、お母さまが「この子が身に付ける言葉は、すべて自分にかかっている」と思いながら、牧野さんに言葉を教えたそうですね。 母はきっと、娘の将来を案じていたからこそ「特別扱いはしない」という覚悟をもって育ててくれていたんだと思います。母自身はどちらかと言うと、大らかでポジティブなタイプですが、私の耳がまったく聞こえていないことがわかった当日は、記憶がすっぽり抜け落ちているそう。医師から告知を受けたその足で、友人宅に寄って話をしたらしいのですが、「何を話したかまったく覚えていない」と聞いたことがあります。当時のショックは相当なものだったはずです。

──その後、家庭学習に加えて療育機関でも学んだことで、相手の口の動きを読み取って言葉を理解する「読唇」と、自分自身の発音で言葉を発する「発話」を習得した牧野さん。幼稚園から中学まで地元の一般校に通い、高校は、大阪の進学校である天王寺高校に合格しました。 正直、中学までは勉強が得意だと思っていました。でも、高校に上がると、周囲は優秀な子ばかり。授業のスピードも速くなり、内容も難解になったことで、読唇で授業内容を理解することが難しくなってしまい、授業についていけなくなってしまいました。追試もパスできず、再追試、再々追試、なんてこともありました。 幼稚園から一緒の友だちも多かった中学までとは違って、高校では一から人間関係を築く必要もあり、その点でも苦労しました。いつも私をサポートしてくれる親友に甘えすぎてしまい、相手の負担に気づかずに関係をこじらせてしまったり……。勉強も人間関係も初めての挫折を味わったのが高校時代ですが、今思えば、そこから学んだことも多かった日々です。

困難もそこから得た学びも多い高校生活でした

「安心できる居場所」がたくさんあるから救われた
──高校卒業後は、神戸大学の発達科学部に進学されます。 心理学には高校に入学する頃から興味がありました。私は相手の口の動きを読んで会話をしているので、人の顔をよく観察します。そのせいもあって、表情から感情や考えを読み取ることが得意なのですが、日頃は無意識に行っているにすぎません。学問の側面からも人の心を学んでみたい、と思ったことがきっかけです。 入学当初は、その先の明確な夢があったわけではないのですが、大学で学ぶうちに人の心理に興味がどんどん湧いてきて……。就職活動では、その会社でやってみたいと思う職種を探しながら会社選びをしました。両親は、障害があっても働きやすい職場環境がいいだろうと、薬剤師などの資格職か公務員になってほしかったようなのですが、私には向いているとは思えなかったんです。ソニーでは希望通り人事部に配属されましたが、海外マーケや製品企画などそれぞれの会社でやってみたい仕事を探して就職活動をしました。

──お話を伺っていると、ご自身の性格や傾向をよく分析されているように感じます。日頃から意識されていることがあってのことなのですか? たしかに、意識的にそうしている部分もあるかもしれません。「耳が聞こえないハンデがあるなか、自分を活かせる立ち位置や居場所をいかに確保するか」と、子どものころからいつも考えて行動していたので。 たとえば、私は相手の口が見えないと話している内容がわかりません。いつも自分がどこに座るべきかを考えていました。よく話す人の前にいると口が見やすいので、大勢の会食や会議ではなるべくおしゃべり好きの人の正面を確保しています。初対面の人に、耳のことを打ち明けるべきタイミングや話し方を探ったりするのもいつものことです。日常的にそういうことに気を遣っているので、自分はどういうタイプで、どうすれば人とうまくやっていけるか、と分析する癖が付いたのかもしれません。 ──気遣い上手で、周りを笑顔にさせる雰囲気をお持ちですよね。ただ、ときにはうまくいかないこともあったかと思うのですが、気持ちの切り替えはどうやって行ってきたのでしょう? 落ち込んだときには、人に話を聞いてもらうことが多いです。ありがたいことに、昔から学校や療育、塾、習い事など、私にはたくさんの居場所がありました。学校の人間関係に悩んだときは塾の友達に話を聞いてもらい、塾でうまくいかないことがあれば地元の友達に愚痴ったりしてきました。悩みに対する答えが返ってこなくても、聞いてもらうだけでストレス発散できるタイプなので、日々のモヤモヤはそうして解決してきたように思います。安心して本音を言える居場所がたくさんあったことが、私には大きなプラス材料になりました。だから今は、二人の娘たちにも、学校と家だけでなく、たくさんの居場所を作ってあげたいなと思っているんです。

■牧野 友香子(まきの ゆかこ)さん 1988年大阪府生まれ。生まれつき重度の聴覚障害がありながらも、幼少期から読唇術を身に付け、幼稚園から高校まで一般校に通う。神戸大学に進学し、卒業後は一般採用でソニー株式会社に入社。難病を患って生まれた第一子の出産をきっかけに、難聴児やその家族を支援する「株式会社デフサポ」を立ち上げると、YouTube チャンネル「デフサポちゃんねる」も話題に。2022年より夫と長女、次女と共に渡米し、現在はアメリカ在住。

引用元:VERY

『耳が聞こえなくたって 聴力0の世界で見つけた私らしい生き方』(KADOKAWA・1650円) 生まれながらに重度の聴覚障害があり、持ち前のバイタリティと天性の明るさを武器に人生を切り開いてきた半生を綴ったエッセイ。思春期の葛藤や失敗談、運命の夫との結婚や難病を患って生まれた長女の育児、起業からアメリカ移住まで……。母になっても社長になっても、つねに全力で夢を追いかける“七転び八起き”な日々!

感想
 「読唇」はとても難しく、個人差も大きく、なかなか正確に読み取れません。
日々のコミュニケーションも大変だと思いますが、いろいろチャレンジされています。
 ないものを、出来ないことを数える生き方ではなく、あるものを、出来ることを生かす生き方をなさって来られたのだと思います。

 他の人にも可能性は示してくれているようです。