幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「日本が自滅する日 管制経済体制が国民のお金を食い尽くす!」石井紘基著(2002年1月28日発行) ”税金の無駄遣い、政治家の利権、官僚の天下りのために”

2025-03-05 01:47:47 | 本の紹介
・構造改革の目的はただ一つ、国家体制を管制経済から市場経済に移行させることである。経済を権力の浸蝕から解放し、経済(=市場)のものとするのである。

・や観の世界で330兆円を動かす特別会計

・逆マネーロンダリング、一般会計予算の大半は特会へ

・利権の巣窟-道路特別会計

・税金をたれ流す-石油特別会計

・業界支配のための-港湾整備特別会計

・壮大なムダ-空港整備特別会計

・二重三重の補助金をバラ撒く-農業経営基盤強化措置特別会計

・「仕切りの」の世界-国営土地改良事業特別会計

・管制経済を支える”闇予算“財投
「財投」は「特会」「特殊法人」と不離一体

・50兆円をバラ撒く補助金制度
 国民の金で国民を囲い込む制度

・土地改良予算は政治家に流れる

・論理無茶苦茶の「剤テク」集団-年金資金運営基金

・巨額の不良債権を抱える-石油公団

・公益法人と政治家の関係
 公益法人がいかに政治家のカネと結びついているかを示すことにする。

・ラジコンの遊び場となった農業空港

感想
 前から税金の無駄遣い(典型がアベノマスク)を感じていました。
また政治家の利権とキックバック、そして官僚の天下り先確保も感じていました。
まさにそれを指摘する本のようです。

 岸田前首相は減税にしたいために、作業量の増大をさせています。
支給にした方が簡単なのですが。
一事が万事、日本の国力を削ぐような、意味のないことをさせ、日本の将来や国民の幸せに関係ないようなことに税金を使い、貧困国日本がロシアやインドに助成金をばらまいたりしています。

 日本はこの10年で所得がー4%、韓国はほぼ2倍。
一人あたりのGDPでも韓国に抜かれてしまいました。
これまで東南アジアの人は日本に出稼ぎに来ていましたが、日本人が日本の所得を上回ったアジアに出稼ぎに行っています。
 日本女性が海外に売春に行くのが増え、ハワイなどでは入国制限を受けています。

 安倍元首相の3本の矢は的を外し、それどころか日本の貧困化に拍車をかけてしまってしまいました。そして国葬です。

 おかしい、何かがおかしい。
選挙で政治を変えないといけない。
やっと自公政権が過半数を割りましたが、野党がバラバラで、自公よりの野党もあり、問題の本質はちっとも改善されないようです。
 野党はバラ撒きを言うだけで、日本の未来をどうするか、無駄をどうすかをぜひメスを入れていただきたいです。

『春望』杜甫作
国破れて山河在り が 
貧困民増えて政治家と官僚潤い
ではないですが、日本国民貧困で政治家の懐うるおい、官僚も美味しい蜜を吸う。
国民も利権のおこぼれを願っている人も。
 先ずは日本の将来を担う、若者対策をしていただきたいです。
若者の自殺は高止まりです。
小中校生の自殺は今も増えています。
おかしい。日本人がおかしくなっている。

 小泉首相が進めている構造改革で本当に日本は再生できるのか。7年も前から構造改革の必要性を直言してきた衆議院議員である著者が調べあげた事実を基に検証すると――。
 日本の「経済」は極端にいえば、国と地方と合せて、国民の税金と貯金、年金、保険積立金など350兆円を上から流し込んで消費しているだけのものだ。つまり、市場特有の拡大再生産機能によって生み出される果実はないに等しい。“市場”が死亡状態となり、借金が借金を呼ぶ財政破綻構造に陥っている。積もり積もったほんとうの借金額は1000兆円を超えている。日本再生の鍵は国家体制を官制経済から市場経済に移行させることである――。小泉首相は構造改革を経済政策や金融政策と混同していると批判し、著者渾身の真の構造改革のための25のプログラムを提示する。日本を破産させる利権システムの全貌を踏まえた提言には、著者の日本再生への思いがこもっている。
 さらに悪くなっているように思います。
近い将来、さらに国民の生活は苦しくなります。
なのに政治家は闇金で懐を肥やしたりと。

  • 普通国債残高は、累増の一途をたどり、2024年度末には1,105兆円に上ると見込まれています。
  • また、財政の持続可能性を見る上では、税収を生み出す元となる国の経済規模(GDP)に対して、総額でどのぐらいの借金をしているかが重要です。日本の債務残高はGDPの2倍を超えており、主要先進国の中で最も高い水準にあります。