東京都文京区の住宅で2006年に遺体で見つかった男性(当時28歳)について、警視庁は15日、事件性は認められないとする捜査結果を東京地検に送付した。遺族が再捜査を求めて殺人容疑で容疑者不詳の告訴状を提出したことを受け、警視庁が改めて関係者の事情聴取などを行っていた。捜査結果は同日、遺族に伝えられたという。
捜査関係者によると、男性は06年4月、自宅で血を流して死亡しているのが見つかった。喉に刃物による傷があり、近くにナイフが落ちていた。司法解剖が行われたが、争った形跡がなかったことなどから事件性はないと判断された。
都内各地で起きた変死事案の洗い直しを行う中で、警視庁が18年、男性の死亡に着目し、再捜査を実施。事件性を示す新たな証拠は見つからず、同年中に再捜査は打ち切られた。
この打ち切りを巡り、週刊文春が今年7月、男性の当時の妻と再婚した木原誠二衆院議員が圧力をかけた疑いがあると報道。遺族の告訴を受けて警視庁が3度目の捜査を行う異例の展開となっていた。
【警視庁が「事件性認めない」捜査結果を検察に送付】「オマエなんて、いつでもクビ飛ばせるぞ!」自宅に向かうと木原副長官は怒鳴り…“妻の元夫怪死事件”全容を“捜査一課伝説の取調官”が実名告発!12/16(土) 20:17配信 文春オンライン
感想;
予想通りの結果でした。
警察庁長官が「事件性がない」と発言したことを大塚警察署が「事件性あり」とできるわけありません。
社会の注目を浴びて、批判が高まったので、それを冷やすために”再調査”としましたが、結果は見えていました。
ここで社会がもう一度声をあげるかどうかです。
解剖医が「自殺とは言えない」と言っているのをなぜ警察は「事件性がない」とするのがわかりません。
まるど詩織さんの山口敬之準強姦(民事)のケースと同じで、警察権力が握りつぶしたのと同じようです。
刑事告発は無理なので、民事で争うことでしょう。
山口敬之氏が民事で「準強姦」が認められて賠償したように、賠償させることです。
それにしても、警察や検察は権力者の味方なのでしょう。真面目な国民のために活動している人もいると思いますが、そういう人は出世から外れるのでしょう。
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