一体、どうしてしまったというのか、『相棒』は?
まるで、バラエティ番組の「推理クイズ」ではないか!……
★無理やりな世相設定
①根も葉もない誹謗中傷が、週刊誌が主導して為されるという不自然な設定(週刊誌に疎いので、間違った認識かもしれません)
「人気俳優・有村潰し」も「新鋭女優・大倉奈津叩き」も、根拠のない中傷に近いものだった。そういう中傷がエスカレートするのはネットだけで、多くの週刊誌がこぞってバッシングするものなのか?(テレビはそういう傾向が強いかも。週刊誌はどうなのだろう?)
②そういう根拠なしの批評を繰り返していて、「雑誌界の御意見番」でいられるとは思えない
世間も馬鹿じゃない。「大根役者」かどうか、「プロダクション押し売りアイドル」かどうかぐらいの見分けはつくと思う。
まあ、お笑い界ではよくあるような気がする。
あと、ゴシップや悪評よりも、業界自体に干されることの方がよくあると思う。
☆今回、特に疑問に感じたこと
大倉奈津が自 殺した時に、山路を非難する動きにならなかったのかということ。
特に、今回、奈津の父が有村の代わりに犯人になってまで、山路の悪行を世間に訴えようとしたのなら、当時はなぜ糾弾しなかったのだろうか?
★奇跡的偶然
「HOT1」の鏡像が「ITOH(イトウ)」となり、トロフィーの像が魚だった………あり得ない偶然!推理クイズか?
しかも、被害者に恨みを持つ二人(有村と大倉)が現場に居合わせ、大倉の娘が有村の大ファンだった……
それにしても、指紋を拭き取る時に、気がつかなかったのだろうか?
★今週もおかしい右京の理論
「しかし、今、山路さんを叩いている人たちと、あなたの娘さんを追いつめた人たちと、一体どこが違うというのでしょう?
こんな事件を起こしても、一時、興味本位で取り上げられてネタにされ、消費されていくだけのことだと思いますよ」
これに対する反論を幸子が語っている。
「かわいそうですねぇ、大倉さんも奈津さんも。無責任な悪口で、人生台無しにされてしまうなんて」
実際に叩いているマスコミは変わらないと思うが、書かれた内容が「無責任な悪口」か、「実際の悪行の提示」かは、大きな違いである。
★理解困難な有村の行動
これに関しては享の言葉が的を射ている。
「有村もですよ。ロンドンで死に物狂いで頑張った5年間が、無駄になってしまいました」
頑張って悪評を覆すほどの実力と評価を見につけてきたのに、似非(エセ)評論家にこだわり、その挙句、殺人を犯してしまうなんて、本当に無意味である。
日本での公演で、以前の悪評を払拭するのが何よりも先決であり。評価を受けた上で、山路を批判すればよい。
指紋が付いた凶器を現場に放置して逃走したのに、普通に舞台の稽古をしている鉄の心臓。その割に、殺人の感触が蘇り、殴打シーンが演じられないとは。
☆けっこう驚いたシーン
・新たな殺人か?
舞台の毒殺シーンの練習で、殺される役の役者さんが余りにも真に迫った演技だったので……
・本当に足が悪くなったのかと思ったぞ
右京に糾弾されて、重荷に耐えられなくなった有村を見て
【ストーリー】番組サイトより
辛口で知られる評論家の山路(小林尚臣)が何者かに殺害された。山路は様々な分野で持論を展開、雑誌界のご意見番とも呼ばれていた。かつては人気俳優の有村(天野浩成)を「実力ゼロ」とこき下ろし、人気が低迷した有村は逃げるように日本を離れた。その有村が数年ぶりに帰国し、舞台の凱旋公演を行うという。
過激な発言を繰り返す山路なら敵も多いはず、と興味を抱いた右京(水谷豊)は、享(成宮寛貴)と山路の部屋を調べるが、キレイに片づいている室内に違和感を覚える。評論家なら資料などが散らばり、録画機材などもたくさんあり、雑然としているはずだが…。
改めて山路の記事を読んだ右京らは、山路の発言をきっかけに他の雑誌なども迎合、一気に世間全体が批判的になっていくという流れがあったことに気付く。そのうちの一人、女優の大倉奈津(中山絵梨奈)も山路の批判記事をきっかけにバッシングに遭っていたことが判明。
そんな折り、伊丹(川原和久)ら捜査一課は容疑者として奈津の父親・大倉(中山仁)を事情をきくことに。大倉は犯行を自供するのだが…。しかし、右京は証言に疑問を抱く。本当に大倉は山路を殴り殺したのか。右京の中に芽生えたささやかな疑問とは?
ゲスト:中山仁、天野浩成、中山絵梨奈
脚本:山本むつみ
監督:和泉聖治
まるで、バラエティ番組の「推理クイズ」ではないか!……
★無理やりな世相設定
①根も葉もない誹謗中傷が、週刊誌が主導して為されるという不自然な設定(週刊誌に疎いので、間違った認識かもしれません)
「人気俳優・有村潰し」も「新鋭女優・大倉奈津叩き」も、根拠のない中傷に近いものだった。そういう中傷がエスカレートするのはネットだけで、多くの週刊誌がこぞってバッシングするものなのか?(テレビはそういう傾向が強いかも。週刊誌はどうなのだろう?)
②そういう根拠なしの批評を繰り返していて、「雑誌界の御意見番」でいられるとは思えない
世間も馬鹿じゃない。「大根役者」かどうか、「プロダクション押し売りアイドル」かどうかぐらいの見分けはつくと思う。
まあ、お笑い界ではよくあるような気がする。
あと、ゴシップや悪評よりも、業界自体に干されることの方がよくあると思う。
☆今回、特に疑問に感じたこと
大倉奈津が自 殺した時に、山路を非難する動きにならなかったのかということ。
特に、今回、奈津の父が有村の代わりに犯人になってまで、山路の悪行を世間に訴えようとしたのなら、当時はなぜ糾弾しなかったのだろうか?
★奇跡的偶然
「HOT1」の鏡像が「ITOH(イトウ)」となり、トロフィーの像が魚だった………あり得ない偶然!推理クイズか?
しかも、被害者に恨みを持つ二人(有村と大倉)が現場に居合わせ、大倉の娘が有村の大ファンだった……
それにしても、指紋を拭き取る時に、気がつかなかったのだろうか?
★今週もおかしい右京の理論
「しかし、今、山路さんを叩いている人たちと、あなたの娘さんを追いつめた人たちと、一体どこが違うというのでしょう?
こんな事件を起こしても、一時、興味本位で取り上げられてネタにされ、消費されていくだけのことだと思いますよ」
これに対する反論を幸子が語っている。
「かわいそうですねぇ、大倉さんも奈津さんも。無責任な悪口で、人生台無しにされてしまうなんて」
実際に叩いているマスコミは変わらないと思うが、書かれた内容が「無責任な悪口」か、「実際の悪行の提示」かは、大きな違いである。
★理解困難な有村の行動
これに関しては享の言葉が的を射ている。
「有村もですよ。ロンドンで死に物狂いで頑張った5年間が、無駄になってしまいました」
頑張って悪評を覆すほどの実力と評価を見につけてきたのに、似非(エセ)評論家にこだわり、その挙句、殺人を犯してしまうなんて、本当に無意味である。
日本での公演で、以前の悪評を払拭するのが何よりも先決であり。評価を受けた上で、山路を批判すればよい。
指紋が付いた凶器を現場に放置して逃走したのに、普通に舞台の稽古をしている鉄の心臓。その割に、殺人の感触が蘇り、殴打シーンが演じられないとは。
☆けっこう驚いたシーン
・新たな殺人か?
舞台の毒殺シーンの練習で、殺される役の役者さんが余りにも真に迫った演技だったので……
・本当に足が悪くなったのかと思ったぞ
右京に糾弾されて、重荷に耐えられなくなった有村を見て
【ストーリー】番組サイトより
辛口で知られる評論家の山路(小林尚臣)が何者かに殺害された。山路は様々な分野で持論を展開、雑誌界のご意見番とも呼ばれていた。かつては人気俳優の有村(天野浩成)を「実力ゼロ」とこき下ろし、人気が低迷した有村は逃げるように日本を離れた。その有村が数年ぶりに帰国し、舞台の凱旋公演を行うという。
過激な発言を繰り返す山路なら敵も多いはず、と興味を抱いた右京(水谷豊)は、享(成宮寛貴)と山路の部屋を調べるが、キレイに片づいている室内に違和感を覚える。評論家なら資料などが散らばり、録画機材などもたくさんあり、雑然としているはずだが…。
改めて山路の記事を読んだ右京らは、山路の発言をきっかけに他の雑誌なども迎合、一気に世間全体が批判的になっていくという流れがあったことに気付く。そのうちの一人、女優の大倉奈津(中山絵梨奈)も山路の批判記事をきっかけにバッシングに遭っていたことが判明。
そんな折り、伊丹(川原和久)ら捜査一課は容疑者として奈津の父親・大倉(中山仁)を事情をきくことに。大倉は犯行を自供するのだが…。しかし、右京は証言に疑問を抱く。本当に大倉は山路を殴り殺したのか。右京の中に芽生えたささやかな疑問とは?
ゲスト:中山仁、天野浩成、中山絵梨奈
脚本:山本むつみ
監督:和泉聖治