明日の太平洋側は、昨年の成人の日並み、もっと降って16年ぶりの大雪の予報が出ています。
上空の強い寒気と、南岸を発達しながら通る低気圧(南岸低気圧)のため、大雪の予報が出ています。
5日から7日の朝にかけて一級の寒波が襲来し、福井市の5日の最低気温は-2.5℃最高気温は0.5℃、6日は最低-3.2℃最高2.0℃、本日7日も最低2.9℃と厳しい寒さで全国的にも寒さが厳しかったです。
その寒気が残っているうえに南岸低気圧と、太平洋側の大雪の条件が揃っています。
7日21時
8日9時
しかし、寒気は北上気味(1500m上空で-6℃が平地で雪が降る目安)、さらに、南岸低気圧も雪を降らすコースより北寄りに進む予報。
低気圧が北の寒気を引き込むのだが、低気圧のすぐ南は暖気があるので、低気圧が海岸線に近いと意外と気温が低くならない。やや離れて通ったほうが雪になりやすい。
もちろん、低気圧が非常に発達すれば寒気を引き込む力が強くなるので、判断が難しい。
「平野部で雪が積もるのは、関東北部だけのような気がする」と、思い切って書いておきます。