英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

Y攻撃 ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2013年7月号

2014-02-14 22:16:03 | 詰将棋
「さくさくっと ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2013年7月号」
「さくさく2 ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2013年7月号」
「魅力で釘づけ ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2013年7月号」
 に続いて、第4問です。


 この作品には、◎印の他に「難」と書いてあります。(私の感触です)

 解答はこちら
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「魅力で釘づけ」(中田七段作詰将棋)の解答

2014-02-14 22:14:40 | 詰将棋
「魅力で釘づけ ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2013年7月号」の解答です。



 初形の龍と角の位置が何やら怪しく、何となく玉を1四に呼び込んで技を掛けたいです。
 そこで、初手は▲1四銀(途中図1)と打ってみます。

 と金で取る手と玉で取る手がありますが、△1四同と、なら平凡に▲2三金(参考図)で駒余りの詰みとなります。


 と金を呼び寄せるのは守備力を上げて損のような気がしますが、玉の逃げ道を埋める効果が大きいのです。

 そこで、初手▲1四銀には△同玉(途中図2)と取ります。わざわざ玉を上部に逃がすことになりますが、馬の利き筋に入れることが肝要です。


 途中図2で▲2四金と打ちたいのですが、馬が利いているのでうまくいきません。
 そこで、ひと工夫。▲2三龍!
 △2三同馬と取られてしまいますが、そこで▲2四金と打つと、

4一の角が利いて△2四同馬と取ることができません。
 途中図2も詰め上がり図も守備の馬は2四の地点に利いているのですが、詰め上がり図では4一の角が守備の馬を釘づけにしているのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする