“ミハン”捜査の意義がテーマ
・「犯罪を未然に防ぐ」目的だが、救う対象がクズで害虫のような人間
・立件に限界があり、犯罪者(害虫者)を法的に捌けない
……その結果、≪害虫者を放置すれば、更なる被害者が出る≫という正義から、田村(平田満)が“仕置き人”行為を犯し、自殺
【今回の危険人物(犯罪可能性者)】
実体のつかめない麻薬密売組織に関わっている疑いがあり、2ヵ月前に任意の取り調べを受けていた新谷啓一(小柳友)という男。組織のボスは「喜多野」という名前だが、それは通り名に過ぎず、本名も顔もその正体は謎に包まれていた。喜多野は、ビジネスのためなら躊躇なく人を殺す、冷徹な殺人者。
「新谷=喜多野」という可能性も視野に入れて捜査開始。
【捜査結果】
新谷は組織を抜けようとし、情報をネタに金を脅し取るのと合わせて、喜多野殺害を企てていた。
今回も「犯罪者・喜多野が殺害されるのを阻止」という形となり、ミハン捜査に疑問を持つメンバー。
しかし、「新谷や喜多野を捕らえることで、今後起こり得る犯罪を防げる」という東堂(伊藤淳史)の意図をメンバーに明確に説明すれば良かったのでは?という疑問が生じるが、メンバーたちが納得してしまったら、今エピソードの意義は薄れてしまうなあ…
それはともかく、団地住人の「ネグレクト」「児童虐待」をメンバーの葛藤にうまく絡ませていた。
≪虐待を受ける子どもを救えずに犯罪者を守る≫ことにより、「ミハン捜査の存在意義」への疑問を浮き彫りにさせた。さらに、単に並列させるだけでなく、新谷の切り札情報の指紋認証に子どもを利用し、関連させた。
子どもと仲良くなり、弱いけれど喜多野に立ち向かい自分を救おうとした南(柄本時生)をヒーローとして描いた絵のシーンは良かった。
相変わらず使えない“ミハンシステム”
密かに喜多野殺害を企てていた新谷はピックアップできたのに、麻薬密売組織のボスを特定できない。特定はできなくても、候補者ぐらいは挙げられるのでは?
【その他の疑問点・不満点】
・喜多野(長谷川朝晴)が指紋認証をクリアしたあと、子どもを殺害する必要はあったのか?(子どもと親しくし顔を覚えられており、団地住人に一緒に遊ぶ姿を目撃されていたという理由はあるが)
・涼子(青野楓)は新谷の釈放後、新谷と結婚したが、二人の仲は親密だったのか?
結婚し団地に住んだのは指紋認証にする人間を物色するためだったのか?裏切り前提で新谷と親密になって、極秘情報について探るためだったのか?……それはともかく、アクション(回し蹴り)はなかなか良かった
第1話、第2話、第3話、第4話、第5話、第6話、第7話、第8話、第9話、最終話
【ストーリー】番組サイトより
井沢(沢村一樹)たち“ミハン”チームは、田村(平田満)の死に大きなショックを受ける。法で裁けない犯罪者たちに制裁を加えていた田村が、自ら死を選ぶ前に残した最後の言葉は「ミハンを必ず実現させてください」だった。
その遺志を受け、東堂(伊藤淳史)は、報告書から田村の名前を削除してミハンとの関わりを消すと、捜査の再開を指示する。山内(横山裕)と小田切(本田翼)はそれに同意した。しかし、南(柄本時生)だけは簡単に田村の死を割り切ることが出来ない。井沢は、そんな南を捜査に連れ出すが、南は拒否して資料課に帰ってしまう。
ミハンが選び出した新たな危険人物は、実体のつかめない麻薬密売組織に関わっている疑いがあり、2ヵ月前に任意の取り調べを受けていた新谷啓一(小柳友)という男だ。組織のボスは「喜多野」という名前だが、それは通り名に過ぎず、本名も顔もその正体は謎に包まれていた。喜多野は、ビジネスのためなら躊躇なく人を殺す、冷徹な殺人者だ。
新谷は、取り調べを受けた後、涼子(青野楓)という女性と結婚し、とある団地に引っ越していた。小田切たちは、向かいの棟に張り込み部屋を用意し、監視を始める。
「喜多野」の正体をつかむ手がかりは新谷しかいない。「喜多野」とはいったい誰なのか――!? 危険が迫る中、新谷たちの上階に住む7歳の少年・ユキオ(山城琉飛)が母親から虐待されているらしいことに気づく。
その頃、井沢は、自らの妻子を殺しながらも立証されず、別件逮捕されていた宇佐美(奥野瑛太)が、まもなく出所することを知る。そして、桜木泉(上戸彩)の事件にも新たな真実が発見されて――。
脚本:小山正太
演出:城宝秀則
・「犯罪を未然に防ぐ」目的だが、救う対象がクズで害虫のような人間
・立件に限界があり、犯罪者(害虫者)を法的に捌けない
……その結果、≪害虫者を放置すれば、更なる被害者が出る≫という正義から、田村(平田満)が“仕置き人”行為を犯し、自殺
【今回の危険人物(犯罪可能性者)】
実体のつかめない麻薬密売組織に関わっている疑いがあり、2ヵ月前に任意の取り調べを受けていた新谷啓一(小柳友)という男。組織のボスは「喜多野」という名前だが、それは通り名に過ぎず、本名も顔もその正体は謎に包まれていた。喜多野は、ビジネスのためなら躊躇なく人を殺す、冷徹な殺人者。
「新谷=喜多野」という可能性も視野に入れて捜査開始。
【捜査結果】
新谷は組織を抜けようとし、情報をネタに金を脅し取るのと合わせて、喜多野殺害を企てていた。
今回も「犯罪者・喜多野が殺害されるのを阻止」という形となり、ミハン捜査に疑問を持つメンバー。
しかし、「新谷や喜多野を捕らえることで、今後起こり得る犯罪を防げる」という東堂(伊藤淳史)の意図をメンバーに明確に説明すれば良かったのでは?という疑問が生じるが、メンバーたちが納得してしまったら、今エピソードの意義は薄れてしまうなあ…
それはともかく、団地住人の「ネグレクト」「児童虐待」をメンバーの葛藤にうまく絡ませていた。
≪虐待を受ける子どもを救えずに犯罪者を守る≫ことにより、「ミハン捜査の存在意義」への疑問を浮き彫りにさせた。さらに、単に並列させるだけでなく、新谷の切り札情報の指紋認証に子どもを利用し、関連させた。
子どもと仲良くなり、弱いけれど喜多野に立ち向かい自分を救おうとした南(柄本時生)をヒーローとして描いた絵のシーンは良かった。
相変わらず使えない“ミハンシステム”
密かに喜多野殺害を企てていた新谷はピックアップできたのに、麻薬密売組織のボスを特定できない。特定はできなくても、候補者ぐらいは挙げられるのでは?
【その他の疑問点・不満点】
・喜多野(長谷川朝晴)が指紋認証をクリアしたあと、子どもを殺害する必要はあったのか?(子どもと親しくし顔を覚えられており、団地住人に一緒に遊ぶ姿を目撃されていたという理由はあるが)
・涼子(青野楓)は新谷の釈放後、新谷と結婚したが、二人の仲は親密だったのか?
結婚し団地に住んだのは指紋認証にする人間を物色するためだったのか?裏切り前提で新谷と親密になって、極秘情報について探るためだったのか?……それはともかく、アクション(回し蹴り)はなかなか良かった
第1話、第2話、第3話、第4話、第5話、第6話、第7話、第8話、第9話、最終話
【ストーリー】番組サイトより
井沢(沢村一樹)たち“ミハン”チームは、田村(平田満)の死に大きなショックを受ける。法で裁けない犯罪者たちに制裁を加えていた田村が、自ら死を選ぶ前に残した最後の言葉は「ミハンを必ず実現させてください」だった。
その遺志を受け、東堂(伊藤淳史)は、報告書から田村の名前を削除してミハンとの関わりを消すと、捜査の再開を指示する。山内(横山裕)と小田切(本田翼)はそれに同意した。しかし、南(柄本時生)だけは簡単に田村の死を割り切ることが出来ない。井沢は、そんな南を捜査に連れ出すが、南は拒否して資料課に帰ってしまう。
ミハンが選び出した新たな危険人物は、実体のつかめない麻薬密売組織に関わっている疑いがあり、2ヵ月前に任意の取り調べを受けていた新谷啓一(小柳友)という男だ。組織のボスは「喜多野」という名前だが、それは通り名に過ぎず、本名も顔もその正体は謎に包まれていた。喜多野は、ビジネスのためなら躊躇なく人を殺す、冷徹な殺人者だ。
新谷は、取り調べを受けた後、涼子(青野楓)という女性と結婚し、とある団地に引っ越していた。小田切たちは、向かいの棟に張り込み部屋を用意し、監視を始める。
「喜多野」の正体をつかむ手がかりは新谷しかいない。「喜多野」とはいったい誰なのか――!? 危険が迫る中、新谷たちの上階に住む7歳の少年・ユキオ(山城琉飛)が母親から虐待されているらしいことに気づく。
その頃、井沢は、自らの妻子を殺しながらも立証されず、別件逮捕されていた宇佐美(奥野瑛太)が、まもなく出所することを知る。そして、桜木泉(上戸彩)の事件にも新たな真実が発見されて――。
脚本:小山正太
演出:城宝秀則