英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

新型コロナウイルスに関する疑問 その38「東京アラートって何?」

2020-06-01 14:36:56 | 時事
(「その2」~「その14」までの記事はありません。今までにいろいろ書いてきましたし、書かずにきたものを含めると、このくらいにはなるだろうということで記事タイトルに付けています)

 ”東京アラート”って、何となくではあるが……《感染の再拡大が認められた際の警報(注意喚起)》というようなものなのだろう。
 “緊急事態宣言”は「非常事態の体制(外出やイベントなどの自粛要請、場合によって休業要請など)をとるといった規制システム」であるが、“東京アラート”は「感染拡大の傾向があるので、注意を呼び掛ける警報と考えればよいのだろうか?
 もともと“東京感染症アラート”というものがあるらしいが、これとは別物?(詳しくはリンク先か「東京都感染症マニュアル 2018」を検索)

 この”東京アラート”という言葉を聞くようになったのは、5月の中旬だったように思う。

次の7つの指標が提示された
1.新規陽性者が1週間の平均で1日20人以上
2.感染ルートが分からない人が1週間の平均で50%以上
3.週単位の陽性者の増加比が1以上

4.重症患者数
5.入院患者数
6.PCR検査の陽性率
7.受診相談件数

 よく取り沙汰されるのは、1~3の指標。アラートを出す基準と考えてよいだろう。4~7は指標(考察要素)で、1~7までを並列に列挙するのはどうなのだろうか?
 さらに、この言葉が使われ始めた頃は、「1~3の指標が1つでも基準を超えたらアラート発令」と言っていたように記憶しているのだが、5月30日、31日時点で指標の2、3が基準を超えているにも拘らず、アラートは発令されていない。(いつの間にか、“総合的に判断して”になっている)
 また、「感染状況の把握が困難ではない」として、6月1日(今日)から休業要請の解除行程の“ステップ2”に移行した。

 ”東京アラート”には、パフォーマンス要素が感じられる(大阪府に対抗?)

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4 コメント

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小池都知事について ()
2020-06-06 09:27:59
安倍清明さん、こんにちは。

>小池氏にとって都民は、自分が上昇するための踏み台に過ぎないと思います。それは、彼女がこれまで多くの権力者にすり寄り、踏み台にしてきたのと同じだと思われるからです。

 激しく同意します。
 で、氏の思想というか行動動機の根幹となるものですが……目的と手段を考えてみます。
 晴明さんがおっしゃるようにゴール地点(最終目標)は総理大臣だと思います。
 ただ、それは目的ではなく手段のような気がします。では、目的は何か?……それは《スポットライトを浴びること》のような気がします。
 女子アナでしたが、残念ながら日本におけるスポットライトを浴びる大きな要素として若さがあり、小池氏も限界を感じていたのかもしれません。
 いえ、純粋に社会をよくしたいと思ったのかもしれません。
 議員になったのですが、自民の一議員ではなかなか上に行くことは難しく、脚光も浴びられない。
 そこで、《権力者にすり寄り》、脚光とコネクションを手に入れた。
 でも、すり寄った権力者が心もとなくなり、さらに、自民党の独走(独裁)傾向が強くなり、このままではじり貧で、次なる展開の好機とみて、都知事立候補。
 最終ゴールは総理ですが、総理になるのは脚光を浴びるためのような気がします。

 氏は機を見る目や決断力に秀でています。また、弁舌も立つので人を引き込む力もあります。ただし、決断力に関しては、都知事になってからは、すべての人の支持を得ようとするあまり、決断力は鈍ってきています。
 豊洲問題もそうでしたが、特に五輪に関しては、世間を気にして、世論の動向を見極めようとするあまり、決断が遅くなってきています。
 IOCや森会長に意思表明の先手を打たれて、それを覆すだけの貫く意思もありません。もう少し、強く意思表示をしても良かった。

 PCR検査の安倍総理の消極さですが、総理の思惑はやはり感染者を見かけ上は少なくして、自身の評価を下げたくなかった(もちろん、予定通り五輪を開催したかった)のだと思います。
 厚労省としては、悪戯に陽性者を発掘して、軽症者でベッドを埋めて、医療崩壊を起こしたくなかった意図と、保健所の過重負担にが重なったというのが真相でしょう。

 安倍総理に比べて、小池都知事は私利に走らない分まともな政策をしていると思います。(私欲は記したように脚光です)
 安倍総理は自分の都合のいいように世の中を見ますが、都知事は気にしすぎるほど見ます。
 安倍総理は最悪に近いですが、小池都知事は中の上ではないかと。

 東京アラートとステップ2の施策は、完全に矛盾しており、今後の施策には不安が増してきています。
 もともと、カタカナ言葉などごまかしの言葉は嫌いで、これまでの氏の変遷も嫌いというのは明言しておきます。

 非常に長くなってしまった(本文よりかなり長い・笑)
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小池氏は日本の則天武后になるのか? (安倍晴明)
2020-06-06 01:45:54
 確かに小池氏は安倍総理よりは一見ましに見えます。しかしそれは、支持者層が違うからだと思います。安倍総理や自民党が、私利私欲に走る人や騙されやすい人を支持者層としているのに対し、小池氏はもう少し下層の騙されやすい人を支持者層としているので、「都民ファースト」などと言って、都民の声を聴いて、それを実現するかのように振舞っています。
 しかし、小池氏にとって都民は、自分が上昇するための踏み台に過ぎないと思います。それは、彼女がこれまで多くの権力者にすり寄り、踏み台にしてきたのと同じだと思われるからです。彼女の最終目的はおそらく総理になることであり、東京オリンピックが開催できれば、その可能性はあるのかもしれません。今となっては開催は絶望的ですが、その代わりコロナ対策で安倍総理に勝てば、まだ可能性はあると思っているのでしょう。
 そうすると、安倍総理がPCR検査体制を整備しなかった理由が見えてきます。最初は感染者数を少なく見せるために検査体制を整備しなかったのでしょうが、オリンピックが延期となってからは、東京都のコロナ対策を失敗させるために検査体制を整備しなかった、小池氏を総理にしたくなかったからだと考えると、辻褄が合います。これが真実なら、安倍総理はとんでもない悪魔です。
 一方、小池氏は、カイロ大卒業疑惑をはじめとして、多くのウソをこれまでついてきたようですが、権力志向だった則天武后のように、最後は意外と善政を行う可能性もあるのかもしれません。しかし、支持して騙される可能性も高いと思われます。
返信する
安倍総理、自民党議員よりは… ()
2020-06-02 09:12:49
安倍晴明さん、こんにちは。

 築地問題は有耶無耶になり、見栄えの良いカタカナ言葉など、評価できない点も多い小池都知事です。五輪関連では、IOCや森会長にやられっぱなしなのもマイナスです。
 それでも、都民の声に耳を傾け、政策を練る点は評価してもいいと思います。
 とは言っても、自分が成り上がるため、時の権力者に寄り添った遍歴には嫌悪します。自分が脚光を浴びたいという気持ちが見えるも好きになれません。

 でも、自分に都合のいいように物事を考える安倍総理、私利私欲に走り、選挙に勝つのが正義と考える自民党議員よりは遥かにましです。

 さて、今回の件に話を戻しますが、東京アラートはパフォーマンスのみですし、「ロードマップ」でスポーツジムをステップ2にランクアップ?したのは、大いに疑問を感じます。
 クラスターを発生した業種はステップ3のはずです。「感染防止のガイドラインを整えたから」というのが理由ですが、ほかのステップ3の業種もガイドラインを整えていますし、クラスターが発生していない業種も多いです。
 理由になっていません。憶測するならば、「不要不急かどうか?」あるいは「健全かどうか」を基準にしたのではないでしょうか?
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百合子フレーズに誤魔化しアラート (安倍晴明)
2020-06-02 00:24:30
 「築地は守る。豊洲を生かす。」「都民ファースト」など、パフォーマンス要素の強いフレーズを多用する小池百合子都知事ですが、築地は結局守られなかったし、コロナの前では都民ファーストではなくオリンピックファーストが見られました。
 「オーバーシュート」「東京アラート」などカタカナ語を多用する都知事の言葉に誤魔化されないよう警戒を、「百合子フレーズに誤魔化しアラート!」
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