(「その1」、「その2」、「その3」、「その4」、「その5」、「その6」、「その7」、「その8」、「その9」、「その10」、「その11」、「その12」、「その13」、「その14」、「その15」、「その16」)
“ベストゲーム”と題しているのに、何試合も挙げるのはおかしい気はしますが……
【「その16」や本記事は、公式サイトの“プレイ・バイ・プレー(1得点ごとのプレイ内容)”と私の記憶で書いているので、不正確です。本来なら、録画を見直して書くべきなのですが…】
バレーボール 女子3位決定戦 ブラジルートルコ戦
もちろん、チーム力の戦いであるが、やはり“ガビvsバルガス”のエース対決が焦点。
ガビ(ブラジル)は、日本の古賀と同じ身長180cmとエースとしては小柄。しかし、瞬時の反応、対応判断が素晴らしく、スパイクの打ち分けが的確。
バルガス(トルコ)は、スパイクの威力は現在最強。
対照的なエースだ。
第1セットは、ブラジルは出だし0ー3とリードされたものの、ロザマリアが快調にスパイクを決め8-4と逆転。トルコ・バルガス、ブラジル・ガビなどの強打の応酬。連続ポイントが多いセットだったが、12-12からは一進一退の得点経過で19-20と終盤へ。ここで、タイーザ2点、ガビ1点とブロックを決めたのが大きく、25-21でブラジルが抜け出した(バルガスが2度止められた)。
第2セットは更に白熱。ブラジル4ー0トルコから、トルコが3本ブロックを決めて4-5と逆転。その後も12-16、15-19とトルコがリードするが、ここからが日がスパイク2本、ブロック1本決めて、流れを引き戻し、20-20でセット終盤に。この後も一進一退で進んだが、トルコ・エルデンのブロックが決まり、23-24とトルコがセットポイントを握る。しかし、ここでサーブミス、スパイクミスが続いたのが響き、最後はガビにスパイクを決められて、ブラジル27-25トルコで第2セットも失う。
第3セットは、序盤は若干ブラジルペースだったが、中盤は拮抗状態となり15-15。
ここから、ジェベジオールが連続サービスエース。その後も、ジェベジオールやバルガスのスパイクなどで、ブラジル16-19トルコ、17-21、20-24とリードし、最後ブラジルの粘りにあったものの、22-25でトルコがセットを奪った。
このセット、4-4からコートに入ったジェベジオールがスパイクで6得点、サーブで2得点の大活躍であった。
第4セット、エルデンのブロックでブラジル4-7トルコがリードしたところは、前セットの勢いをそのまま持続しているように見えた。しかし、ここから4本のスパイクミスなどで、6連続失点で10-7で、ブラジルペースとなってしまった。
ここからは12-8。さらに、ガビのサービスポイントで16-9となり、試合の流れが決定的となった。トルコはバルガスのスパイクなどで19-15と反撃するも、バルガスがタイーザにブロックで止められると、力尽きたかのように、ミス2本やブロックシャットアウト2本などで5連続失点、25-15で敗れた。
この試合、第1セットはロザマリアがスタートダッシュをつけ、ゲーム全般の要所でタイーザのブロックポイント。特に、トルコのエースのバルガスを何本も止め、立ちふさがった感が半端なかった。アナ・クリスチーナやアナ・カロリナも奮戦した。
しかし、やはり、ガビが凄かった。ほとんどスパイクミスやシャットもなく(第4セットに各1本ずつのみだと思う)、ほとんど決めていたようなイメージ。ジャンプしてから、相手チームのブロックやレシーブ隊形を見極め、打ち分けているように思う。スパイク22得点、ブロック5得点、サーブ1得点。何より、決めた後、拳を眼前に掲げ、メンバーを鼓舞する表情が頼もしい。卓球の“鬼”・平野早矢香を彷彿させる。
トルコもバルガス(スパイク22得点、ブロック3得点、サーブ1得点)中心に強打やブロック(エルデンが7得点)も迫力があった。ただ、ミスやシャットを食らうことが多かった。
第2,第3セットは、ジェベジオールが躍動したが、その活躍を考えると、コートにいる時間が少なかった。不思議だ。
決勝は
第1セット 第2セット 第3セット
アメリカ 18 20 17
イタリア 25 25 25
イタリアが快勝。エースのエゴヌは完調ではなかったような気がするが、それでも18得点。エゴヌを中心に、皆が満遍なく活躍。アメリカはエースのドルーズが元気がなかった(故障?)
“ベストゲーム”と題しているのに、何試合も挙げるのはおかしい気はしますが……
【「その16」や本記事は、公式サイトの“プレイ・バイ・プレー(1得点ごとのプレイ内容)”と私の記憶で書いているので、不正確です。本来なら、録画を見直して書くべきなのですが…】
バレーボール 女子3位決定戦 ブラジルートルコ戦
もちろん、チーム力の戦いであるが、やはり“ガビvsバルガス”のエース対決が焦点。
ガビ(ブラジル)は、日本の古賀と同じ身長180cmとエースとしては小柄。しかし、瞬時の反応、対応判断が素晴らしく、スパイクの打ち分けが的確。
バルガス(トルコ)は、スパイクの威力は現在最強。
対照的なエースだ。
第1セットは、ブラジルは出だし0ー3とリードされたものの、ロザマリアが快調にスパイクを決め8-4と逆転。トルコ・バルガス、ブラジル・ガビなどの強打の応酬。連続ポイントが多いセットだったが、12-12からは一進一退の得点経過で19-20と終盤へ。ここで、タイーザ2点、ガビ1点とブロックを決めたのが大きく、25-21でブラジルが抜け出した(バルガスが2度止められた)。
第2セットは更に白熱。ブラジル4ー0トルコから、トルコが3本ブロックを決めて4-5と逆転。その後も12-16、15-19とトルコがリードするが、ここからが日がスパイク2本、ブロック1本決めて、流れを引き戻し、20-20でセット終盤に。この後も一進一退で進んだが、トルコ・エルデンのブロックが決まり、23-24とトルコがセットポイントを握る。しかし、ここでサーブミス、スパイクミスが続いたのが響き、最後はガビにスパイクを決められて、ブラジル27-25トルコで第2セットも失う。
第3セットは、序盤は若干ブラジルペースだったが、中盤は拮抗状態となり15-15。
ここから、ジェベジオールが連続サービスエース。その後も、ジェベジオールやバルガスのスパイクなどで、ブラジル16-19トルコ、17-21、20-24とリードし、最後ブラジルの粘りにあったものの、22-25でトルコがセットを奪った。
このセット、4-4からコートに入ったジェベジオールがスパイクで6得点、サーブで2得点の大活躍であった。
第4セット、エルデンのブロックでブラジル4-7トルコがリードしたところは、前セットの勢いをそのまま持続しているように見えた。しかし、ここから4本のスパイクミスなどで、6連続失点で10-7で、ブラジルペースとなってしまった。
ここからは12-8。さらに、ガビのサービスポイントで16-9となり、試合の流れが決定的となった。トルコはバルガスのスパイクなどで19-15と反撃するも、バルガスがタイーザにブロックで止められると、力尽きたかのように、ミス2本やブロックシャットアウト2本などで5連続失点、25-15で敗れた。
この試合、第1セットはロザマリアがスタートダッシュをつけ、ゲーム全般の要所でタイーザのブロックポイント。特に、トルコのエースのバルガスを何本も止め、立ちふさがった感が半端なかった。アナ・クリスチーナやアナ・カロリナも奮戦した。
しかし、やはり、ガビが凄かった。ほとんどスパイクミスやシャットもなく(第4セットに各1本ずつのみだと思う)、ほとんど決めていたようなイメージ。ジャンプしてから、相手チームのブロックやレシーブ隊形を見極め、打ち分けているように思う。スパイク22得点、ブロック5得点、サーブ1得点。何より、決めた後、拳を眼前に掲げ、メンバーを鼓舞する表情が頼もしい。卓球の“鬼”・平野早矢香を彷彿させる。
トルコもバルガス(スパイク22得点、ブロック3得点、サーブ1得点)中心に強打やブロック(エルデンが7得点)も迫力があった。ただ、ミスやシャットを食らうことが多かった。
第2,第3セットは、ジェベジオールが躍動したが、その活躍を考えると、コートにいる時間が少なかった。不思議だ。
決勝は
第1セット 第2セット 第3セット
アメリカ 18 20 17
イタリア 25 25 25
イタリアが快勝。エースのエゴヌは完調ではなかったような気がするが、それでも18得点。エゴヌを中心に、皆が満遍なく活躍。アメリカはエースのドルーズが元気がなかった(故障?)
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