英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

20-21 Wリーグ プレーオフ セミファイナル ENEOS VS デンソー 第1戦

2021-03-17 18:00:18 | スポーツ
久しぶりのバスケットボールの記事です。
 ”久しぶり”という感覚はあったのですが、「ウインターカップ2019 [女子決勝]桜花学園-岐阜女子 (簡単感想)」で2019年12月31日以来というのはびっくり。本来ならば、吉田亜沙美の再引退、藤岡麻菜美の引退、昨年(2020年)12月の皇后杯などの記事を書かなければいけないのですが……なんという体たらく(ていたらく)!
 正直言って、バスケットの記事は大変で、余力がない時に書くのは結構しんどいです。あ、でも、将棋の記事も、『相棒』のレビューも大変(ドラマレビューは手抜きはできるが、セリフを拾い出したら内容も濃密になって大変)。
………苦労が大きい記事でも、多忙な時でも、結局、悔しさや怒りや感動のエネルギーが大きければ書いてしまう。新型コロナウイルスに関しては、不満が溜まっているんだろうなあ…。将棋の記事なんかは、ある程度書いてエネルギーを発散させてしまい、放置してしまっている記事がたくさんあるような気がする……

 記事が溜まっていることを言い訳に、簡単感想です。


 ENEOSのスターティングメンバーは宮崎(167cm)、岡本(161)、林(173)、中田(182)、中村(178)。デンソーは稲井(166cm)、本川(176)、赤穂ひまわり(184)、赤穂さくら(184)、高田(183)。
 スタメンの平均身長はENEOS172.2cm、デンソー178.6cm。平均身長の数値(172.2対178.6)だけ見ると、その差がピンと来ないが、平均身長差6.8cmは、とてつもなく大きい。特にフォワード、センター3人の平均身長の差は大きい(ENEOS177.7cm、デンソー183.7cm)。リバウンドやリング下のシュートなどのペイントゾーンで大きく劣勢に陥りそうな6cm差である。

 ENEOSは吉田、大崎(旧姓・間宮)、藤岡の引退、故障の渡嘉敷、梅澤ガディシャ、大沼、その上、宮澤も肩の故障でスタメンから外れるという状況。
 宮崎の成長や相変わらずの岡本の縦横無尽のプレーである程度の得点は見込めるとは言え、戦術の多彩さ、個々の能力の高さで、どこからでも誰でも得点できる従来チームと比べると、大幅な戦力ダウンは否めない。
 特に問題なのは、渡嘉敷、大崎、宮澤の超強力ペイントゾーンの弱体化。これはスピードや運動量でカバーするしかない。(スピードで高さを補うと言っても、ENEOSは大型チームではあったが、吉田、岡本、藤岡、宮崎が組み立てるバスケはスピードもパスワークやコンビネーションも秀逸だった。なので、従来のチームと比較してまうと、“スピードでカバーする”という方策では難しいように感じるが、戦う相手は過去の自チームではなく、富士通やトヨタ自動車なので、スピードでカバーは有効な方策である。もっとも、スピードと運動量でカバーするしかないのだが)

 デンソーは赤穂姉妹&高田の超強力ペイントトリオに得点力抜群の本川、この4人は全日本でもスタメン級のプレーヤー。ガードの稲井も冷静にオフェンスを組み立てるリードオフマン。万全なENEOSに対しても伍するチーム力を持っている。

 ゲームは、高田を中心にスイスイ得点を挙げるデンソーに対し(高田はこの試合32得点)、宮崎と岡本のスピードとテクニックで何とか得点を挙げるENEOSで、前半は36ー36と得点上は互角
 第3Q中盤、ENEOSが44ー38とリードを奪い、《さすがENEOS、なんだかんだやっているうち、勝利するのかなあ》と思ったが、デンソーディフェンスがプレッシャーを強めると、オフェンスが停滞し、オフェンスが単独プレーになってしまった。ターンオーバーも増えた。デンソーもターンオーバーを犯すシーンもあったが、流れの良い3ポイントシュートや、オフェンスリバウンドを取り、セカンドチャンス、サードチャンスを活かして得点を重ねた。……第3Qを終え、デンソー56ー48ENEOS。第3Q中盤以降の得点は、デンソー18対4ENEOSと大差。

 第4QENEOSは中村が2度、ディフェンス陣が待ち構えているリング下に攻め込むがターンオーバーするなど、オフェンスが機能しない(第3Qでも同様なシーンが見られた。中村だけの問題ではなく、チームオフェンスの問題)。岡本と宮崎が何とかねじ込むだけ。対するデンソーはペイントゾーンを攻めるそぶりを見せてENEOSのディフェンスを収縮させて、フリーの状態からロングやミドルシュートを決めて得点を重ねていき、残り6分でデンソー67ー52ENEOSと得点差が15に開いた。
 残り5分で69ー54と依然15点差。岡本がトップの3Pライン付近でボールを保持するも、他のメンバーに動きがなく、パスを出せずやむを得ずロングシュート。これがリングに吸い込まれ69ー56。このプレー、展開に窮したのか、他のメンバーが開いて、岡本のプレイゾーンを開けたのかは不明だが、ENEOSの望みをつないだシュートだった。

 ここからENEOSの反撃が始まった。デンソーのエンドラインでのスローインからプレスをかけたのだ(実は、この1つ前のスローインの時も)。高田のやや不用意なスローインを宮澤がスティール。シュートを試みるが2人にマークされ無理だと見るや、身体を捩って後方へ執念のパスを出し、宮崎が3Pシュート。JX59ー69デンソー
 さらに、本川がペイントにボールを入れようとしたパス(これもかなり不用意)を宮崎がカット。素早くフロントコートにボールを運び、パスをもらった林が3Pシュート。外れたが、完全にENEOSペース。
 デンソーの攻撃だが、パスが回らない。ENEOSはボールマンにプレスをかけ、パスカットにあと一歩だったが、アウトオブバウンド。デンソーベンチはタイムを取らない。宮崎の3Pシュートの時点、遅くとも本川のパスがスティールされた時点でタイムを取るべきだったと思うが、取らなかった。(アウトオブバウンド時はショットクロックが2.7秒だったので、取りにくい)
 ここでスローインを受けた高田が、すかさずジャンプシュート。マークしていた宮沢が高田の肘に触れてしまい、ファール。非常にもったいないファール。フリーシュート2本を高田が決め、ENEOSの流れを止めたかに見えたが、宮崎がすかさずドライブインを決め、71ー61と再び10点差(残り3分49秒)
 デンソーのオフェンスだが、早い時点からENEOSがプレッシャーを与え続け、宮澤がパスカット。そのまま、ドリブルシュートを決め、ENEOS 63ー71 デンソー(残り3分34秒)

 ここでようやくタイムアウト。
 デンソーのエンドラインからのスローイン直後から、ENEOSはまたもプレッシャーをかけ、あと一歩というところでファールを取られる。事なきを得たデンソーだが、《勝てそうだ》と思ったところから、点差もプレーも追い込まれた感がある。
 スローイン後、本川が3Pシュートを放つが、外れる(シュートまでのパターンはよかったが、明らかに外れていた)。このリバウンドを宮澤が取りかけるが、手からこぼれ、デンソーのボールに(残り2分59秒)
 救われたデンソーだが、オフェンスがぎこちなく、本川のドライブをENEOSが2人でプレスし、ボールを奪う。石原が3Pシュートを放つが、外れる。
 デンソーのオフェンス、稲井のドライブインに宮崎がファール(4つ目、チームファールも4つ目)。稲井のフリースロー。1本外し、ENEOS 63ー72 デンソー(残り2分26秒)
 ENEOSのスローインを今度はデンソーが激しく動き、チェックを強くして、パスカット。この辺り、じりじりした攻防が続く。デンソー・本川はオフェンスに時間をかけ、ショットクロック残り10秒まで動かず、そこからドライブイン。外れるも、リバウンドはデンソーが保持。ただし、リングに当たっていなかったので、ショットクロックが残っておらず、遠い位置から稲井がシュートを放つが届かず、ENEOSボール。
 ここで石原がドライブを決め、しかも、ファールをもらいバスケットカウント。フリースローも決め、ENEOS 66ー72 デンソー(残り1分51秒)

 残り1分51秒で6点差。十分、射程距離だ。6点差と7点差は戦術的にも心理的にも大きな違いがある。
 デンソーのオフェンス。パスを回すがシュートへのプロセスが開けない。ENEOSのマークも厳しい。結局、24秒バイオレーションになり、ENEOSボールに(残り1分27秒)
 ENEOS・宮沢のスローイン。ハーフライン付近の岡本へのロングパス。これを岡本がドリブルでフリースローライン付近まで持ち込み、サイドライン付近で開いていた林が3Pシュート……これが外れ、デンソーのオフェンス(残り1分22秒)。アウトオブバウンドがあり、デンソーのスローイン(残り1分10秒)。ここで、ENEOSがまたも激しいチェックで楽にボールを入れさせず、デンソーのパスミスを呼び、ENEOSボールに(残り1分9秒)
 ここで、スローインのボールを宮崎が受け、ふわりゆらりとドライブし、シュートイン!……ENEOS 68ー72 デンソー(残り1分04秒)
 デンソー・稲井がリング下に切り込み、斜め45度で開いていた高田にナイスパス。ほぼフリーの高田、当然3Pシュートかと思いきや、ドライブを選択。マークに駆け寄った宮崎が遅れ気味だったので、かわしてドライブもあり得るのだが、宮崎を払おうとした手が、突き飛ばす形となり、明らかなチャージング。攻撃権はENEOSに(68ー72、残り41.5秒)。(宮崎、足が攣(つ)る)
 ショットクロック残り10秒で、ENEOS・岡本のジャンプシュートが外れ、宮澤が保持し、続けざまのシュート。これも外れ、今度はデンソーは保持するも、デンソーのパスに岡本がスチールを狙い、ルーズボールとなってコート外に出かけたところで、岡本がコート外にジャンプ、キャッチし体を捻って、宮崎にパス。パスを受けた宮崎はドリブルしながらマークマンとの間合いを計り、距離が空いたところで3Pシュート。かなりリングから距離があったが、ネットに吸い込まれた。ENEOS 71ー72 デンソー(残り12.6秒)

 なぜ、宮崎へのマークが空いたのか?
 宮崎をマークしていたのは稲井。しかし、稲井は宮澤をマークしていた赤穂さくらとスイッチして宮澤のマークへと反転して動いた。なので、赤穂さくらが宮崎をマークしなければならないのに、逆に2,3歩下がってしまった。マークが空いた宮崎、直前に足が攣ったこともあり、当然、3Pシュート。
 不可解なのは、赤穂さくら
ENEOS の宮崎・宮澤の二人の動きはピック&ロールぽい動きだったが、宮澤はスクリーンする意思は全くなく、稲井の後ろをすり抜けようとした。なので、稲井はそのまま宮崎をマークできたはず。実際、稲井もそのつもりだったが、なぜか赤穂が宮崎を注視して、宮澤のマークを外してしまう。それを見た稲井が、反転して慌てて宮澤のマークに向かった。
 ここまでの赤穂さくらの動きも不可解だったが、稲井が宮澤のマークに向かったのなら、さくらは当然宮崎をチェックしなければならないはずなのに、なぜか引いてしまった。それから宮崎のマークに走ったが間に合わず……非常に不可解だった。
 残り12秒6、1点差。デンソーは、高田にパスを入れる。ENEOSとしては、フリースローの上手い高田にはファールをしたくなかったが、高田に止む無しのファール。ところが、ここで 高田がフリースローを2本とも外してしまう。高田が1本落とすのも珍しいが、2本とも落とすとは!
 残り5分で15点差になり、ようやく勝てそうだと思ったが、ミスが重なり、相当悪い流れで、逆転されるという恐怖や焦燥感。高田も自らのプレーに不甲斐なさを感じていたのかもしれない。フリースローが外れたリバウンドは、ジャンプボールシチュエーションになり、ボールの保持権はENEOSの番。
 残りは7秒5。まだ、7秒5を守り切れば、デンソーの勝利となる状況だが、もう互角の勝負だ。いや、ENEOSが有利か。心理的にも有利だが、強引さに注意してドライブすればファールをもらえる公算が高い。ENEOSには、その打って付けの選手が宮崎と岡本の二人いて、マークしようにも分散は避けられない。岡本のシュートは外れたが、高田もファールを取られ、ENEOSの思惑通り、岡本のフリースローとなる。岡本、慎重に2本沈め、ENEOS 73ー72 デンソー(残り5秒1)ついに逆転!
 この時のENEOSのシチュエーションは、先ほどの《7秒5を守り切れば》というデンソーのシチュエーションと、時間的にはさほど変わらない。ただし、この時のデンソーの場合はエンドラインからのスローインで、フロントコートに持ち込むまでに2秒くらい要してしまう。さらに、ENEOSのようにセットプレーもできず、動きの中でプレーを選択しなければならない。稲井の放ったボールは、リングの縁を走るように跳ね、ボードにぶつかった後、床に落下した。………………大逆転でENEOSの勝利

マリーナ・マルコビッチ デンソーヘッドコーチ「コメントをするのが難しい。ずっと良いプレーをしていましたが、最後に何が起こったのか分からないゲームでした」
(コーチは「38分」と言っているが)デンソーは35分間、非常に良いプレーをしたが、最後の5分間は空洞のプレーになってしまった。第4Qのタイムアウトが遅かったように思う
高田32点7R、赤穂ひ11点8R5スティール、赤穂さ10点7Rと活躍。本川が不調で6点。2Pのフィールドゴールは0-7(3Pは2-4)だった。

 ENEOSは岡本21点6R3スティール、宮崎21点8アシスト3スティールと縦横無尽の活躍。石原も要所で活躍(12点2スティール)、苦しい所を繋いでいた。
《岡本は最後までスピードが落ちずによく動くなあ。最後のフリースローも落ち着いて決めていたなあ》と感心していたら、
「今までで一番緊張した。1本外すと(同点になって、オーバータイム・延長戦なる)、もう体力が残っていないので」と。そうだったのか!
 宮澤も21点7R3スティールリバウンドを押さえたり、絡むので、相手の二次攻撃を阻んでいるのが大きい。高さがあるうえ、動きも早いので、相手のオフェンスへのプレッシャーを掛けられる。ただ、気になるのは……体重オーバーなのではないだろうか?皇后杯の時も感じたが、更に進行しているような気がする。若干、足腰が怪しかった。 チームとしては相手にオフェンスリバウンドを取られてしまうことが多いので、この先が心配。

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お久しぶりです (エスカルゴ)
2021-04-25 16:12:10
英さん、こんにちは。ずい分お久しぶりとなってしまいました。一昨年秋に母が脳梗塞で倒れ、その後入院が続き、4か月後に幸い退院できたものの、歩行機能が大幅に衰えるなど自立した生活ができず、私が一人で母の介護をしていて、非常に忙しい毎日となっていました。

そんな母も老人ホームに入所することになり、ようやく私の生活にも少しずつゆとりが出てきて、本当に久しぶりに全試合録画して見たのが、このWリーグプレーオフでした。そんなこんなで、英さんのブログを読む機会も激減していまして、最近になって英さんがこの記事を書いていたことを知り、今日ようやくコメントを書くことができたというわけです。

相変わらず、英さんのブログへのエネルギーは衰えていませんね。非常に詳細な記事に驚嘆しました。ただ、文字変換に不具合が出ていたようで、最後の方が少し読みづらかったのが残念でした。

記事の内容は、私の記憶をたどると、同意することが多かったです。正直、この第1戦はデンソーの勝ちゲームだったと思います。残り6分で15点差、これで勝てないのが問題ですし、最後の高田の2本はずしたフリースローなどは、失礼ながら「勝ちたくないのか!」と思ってしまいました。勝利への執念は、デンソーよりもEneosの方が大幅に上回っていましたね。あと、英さんも指摘されていたように、最後に少し追い上げられたところで、早めのタイムアウトを取るべきだったと思います。デンソーのHCは、あそこからでも逆転するEneosの恐ろしさがわかっていなかったと思います。あと、この試合だったと思うのですが、本川がかなり酷いプレーを連発して、チームの足を引っ張っていたような記憶があります。確か前半終わりとかにも。

まあ、こんな試合でも逆転勝ちするEneosが凄いと言えば凄いのでしょうね。ドラマチックな試合でしたし、岡本の凄さ、宮崎の成長ぶりにも、目を見張る思いでした。

最後に、このプレーオフ、Eneosはけが人続出で、まともなスタメンを組めていませんでしたが、それがかえって白熱した試合に結びついていて、私的にはとても楽しめました。長くEnwos優勝がお約束となってしまっていたWリーグでしたが、やっぱりどちらが勝つかわからない試合、リーグの方が面白いし、興味も深くなると思いました。

他のプレーオフの記事にも、なるべく時間があればコメントしたいと思います。日々まだ忙しさがありますので、書けなかったらすみません。では、久しぶりに英さんのバスケの記事が読めて嬉しかったです。
返信する
大変でしたね(現在も大変なのでしょうね) ()
2021-04-25 22:12:46
エスカルゴさん、こんばんは。

 そうでしたか…。
 お母さまが脳梗塞、それは大変でした。小康を保たれ、ホームに入園され、スポーツ中継観戦や私のブログを訪れることもできるようになったようで、良かったです。更なる、ご回復を願います。
 回復されたとはいえ、倒れた当初やその後の看病、介護、それに新型コロナ禍での看病など、本当に大変だったと思います。エスカルゴさん自身も心労が蓄積されておられるでしょうから、ご自愛ください。
 そんな中で、コメントを下さり、ありがとうございました。

 私自身は、コロナで商売に影響、その他私的なことでいろいろ小さなストレスがいろいろとあったのですが、大したことではないです。
 ブログの方は書きたい出来事は多いのですが、書けていないという状況です。
 このコメントレスの場を借りて、状況を整理させていただくと…
・忙しさや書きたい記事の数は多分それほど変わっていない
・ただ、書きたい記事というわけではないけれど、コロナ関連で、労力・時間・エネルギーを消耗している
・書きたい記事の消化率が下がっているのは、意欲の減退かと思っていたが、コロナ関連記事にエネルギーなどを削られていることを考慮すると、頑張っているような気もする。
・常々感じている「私の執筆エネルギーは怒りと悔しさ」という点を考慮すると、コロナ対策(政策)への怒りと、羽生九段の敗局の多さが、記事の減少を留めている

 なんだか全然コメントのレスになっていませんが、もう少し愚痴を書かせてください。(表の記事では書けないもので)
 実は、ここ数年、ブログ仲間のブログ活動休止。さらに、コメント常連さんの減少と寂しい状況です。
 これは、インスタ・ライン・フェイスブックなどが主流になり、ブログ活動自体が後退の潮流ということが大きいですね。
 ブログ仲間さんたちも、そちらにスタンスを変えている方が多く、お元気そうなので安心しています。コメントのみの訪問者さんの減少も、おそらく、同じような理由でしょう。それに、コメントを書くのもかなりのエネルギーと、コメントに至る大きな動機も必要ですから。
 ただ、安否不明な方が多いので、少し心配です。

 ようやく、記事についてのコメントレスです。
 まず、文字変換などの何らかの不具合があったようで、読みづらい状況になっていました。先程、修正しました。ご指摘ありがとうございました。
 記事の途中からの不具合だったので、気づきませんでした。「気づけよ!」と思うのですが、このプレーオフはセミファイナルが並行して行われ、さらに、1週間弱でファイナルも始まるという、記事を書く身にとっては厳しい日程です。観るだけでも大変です。

 デンソーにとって第1戦の敗戦は非常に痛いです。「痛い」というか、あり得ない敗戦です。
 将棋の場合は、1手の悪手で逆転してしまうのはよくあるのですが、バスケットボールの場合は得点の積み重ねなので、マイナス要素をいくつも重ねない15点差は逆転しませんよね(しかも、時間が限られている)
 なのですが、「勝利への執念は、デンソーよりもEneosの方が大幅に上回っていました」とエスカルゴさんも指摘されているように、精神的な要素はかなり大きな影響を及ぼすということなのでしょう。
 それと、「デンソーのHCは、あそこからでも逆転するEneosの恐ろしさがわかっていなかったと思います」のエスカルゴさんの指摘は、さすがだと思いました。指摘されてみれば、確かにそうですね。

 「コメントがつかないのが普通」と達観の境地になるよう言い聞かせていますが、大きなエネルギーを消費した記事に何も反応がないのは少し寂しいです。(実際、この1か月、コメントが全くつきませんでした)
 なので、エスカルゴさんのコメントは非常にうれしいです。コロナが沈静化したら、私が元気なうちに(現在は元気ですよ)、一度、語り合いたいです。本当に。
 あ、コメントを催促しているわけではありません。今回のコメントだけで十分です(十分、充電できました)
 では、お大事に。
 
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