英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

相棒 season23  第11話「33人の亀山薫」

2025-01-16 19:01:24 | ドラマ・映画
“亀山薫”が殺害された!
容疑者は32人の“亀山薫”
(番組サイトより)
……というインパクト十分の事実!

 実際、血相を変えて伊丹が特命係の部屋に駆け込み「亀山薫が殺されました…」と告げる。
 伊丹が遺体発見現場ではなく右京のところに駆けつけるのか?亀山に電話しないのか?などの小さな疑問は生じるが、伊丹らしいと言えば伊丹らしいし、彼の亀山への気持ちが垣間見れるとも言える。演出的にも、伊丹の駆けつける様は欲しいだろう。

 ただし、せっかくの『亀山薫の会』だが、もう少し胡椒を利かせたかったように思う。
 ベタだが、会場に入るや否や、伊丹が「亀山っ、亀山薫はいるかっ?」と叫び、皆が返事をするとか。
 「亀山薫大図鑑」はなかなかの出来だったので、もう少し内容を見たかったなあ。
 “フライトアテンダント(キャビンアテンダント)の亀山薫”など字面のインパクト十分で、実物も観たかった。(でも、自己紹介文が「人見知りです」とあるが、なぜキャビンアテンダントに?)
    ……設定が面白かっただけに、もう少し面白く出来た気がする。

 右京の言「本当に醜いのは 人をねたみ 自分を卑下する あなたの心ですよ! 」
 “同姓同名ゆえの嫉妬心”。確かに、同姓同名だと“妬み”も増加するかも。でも、殺害にまで至る?まあ、人によるかも。
 お約束とは言え、被害者は痛いところを突く嘲りや愚弄する言葉を吐いた後、背中を見せる…でも、これがないと事件が始まらない。

【その他の感想、疑問】
・初話エピソード……懐かしい、若い!
 この初話から現在まで何年経っているのかな?リアル年数でなく、ドラマ上では?
・“役所の亀山薫”の偽造の身分証明書……今どき健康保険証? 偽造の匂いがした
・何かと情報提供してきた“博多の亀山薫”…少しウザいかも(脚本上、便利なキャラだが)
・偽名詞の所属部署を変えたのはなぜ?……真相究明のヒントの為?
・“代表の亀山薫”が「あれは(3か月前に襲われたのは)、人違いなんだ。取りあえず、1時半に非常階段に来い」というセリフがおかしい。
  “あれは人違いなんだ”というのは釈明しているように聞こえる。本来は相手を責め立てる状況のはず。


第1話「警察官A~要人暗殺の罠!姿なき首謀者」(初回拡大SP)
第2話「警察官A~逆転殺人!真犯人は二人いる!!」(拡大スペシャル)
第3話「楽園」
第4話「2つの顔」
第5話「幽霊ホテル」
第6話「薔薇と髭の夜明け」
第7話「復讐者は笑わない」
第8話「瞳の中のあなた」
第9話「最後の一日」(元日SP )
第10話「雨やどり」

【ストーリー】番組サイトより
“亀山薫”が殺害された!
容疑者は32人の“亀山薫”!?


 特命係に飛び込んできた伊丹(川原和久)が、右京(水谷豊)に衝撃的な出来事を告げる。「亀山薫が殺されました…」。
 現場に向かった2人は、そこで驚きの事実を知る。殺害され、川に遺棄された亀山薫は貿易会社の社員で、特命係の薫(寺脇康文)とは同姓同名の別人だった。実は、右京はこの日、薫があるパーティーに参加していることを知っていた。それは、同姓同名の男女が親睦を深めるために集まった『亀山薫の会』という会合。
 殺害された貿易会社の亀山は会の代表で、特命係の薫は“ある理由”から総帥を務めているという。今回の初めての会合には、鳥取の役所に勤めていることから『役所の亀山薫(羽野晶紀)』と呼ばれる女性のほか、様々な経歴を持つ計33人の亀山薫が集まっていた。捜査を進めると、会場はパーティー開催中、ある種の密室状態になっていたことが判明。被害者が出た形跡がなかったため、犯人は犯行後、非常階段から遺体を遺棄したと考えられた。そのため容疑者は、被害者を除く32人の“亀山薫”に絞られた。

怪しい動きをする複数の“亀山薫”
犯行の裏には意外すぎる事実が…!?
二転三転する事件が特命係を翻弄する!


ゲスト:羽野晶紀

脚本:川﨑龍太
監督:橋本一

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