英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

だから将棋は面白い

2008-12-19 22:53:46 | 将棋
 竜王戦は残念な結果となってしまいました。
 永世竜王は渡辺竜王に先を越され、3連勝後の4連敗は将棋界では初。しかも、第四局、第七局は永世竜王に手が届きかけるところまで言ったにもかかわらずの敗局と、相当なダメージが残りそうです。

 今までにも、森内九段に竜王戦で0-4のストレートで敗れたり、その後、王将戦、名人戦と立て続けに森内竜王に敗れ王座一冠となってしまったりと、苦しいことがあった。最近では昨年、王位戦で名局と謳われた第七局、深浦八段に敗れて二冠に後退したこと。
 しかし、その度に羽生名人は立ち直って、さらに飛躍してきた。

 そう、うまくいかないから、面白い。難しいから、面白いんです。失敗があって輝く成功があるのです。先に一番になるのではなく、長く一番でいることがより価値があるのです。



 とは言うものの、28日放送の情熱大陸や次号の将棋世界、見る(読む)のがつらいなあ。


 明日以降、今期竜王戦について、いろいろ考えたいと思います。
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書く気力が…

2008-12-18 20:08:11 | 日記
 負けてしまいました、羽生名人が。
 すごい将棋で、負けて悔いなしという大熱戦でした。

 「負けて悔いなし」というのはウソ。非常に悔しくてショックです。
 今日は、これ以上書く気力が湧きません。
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冬桜

2008-12-17 22:51:14 | 歳時
 12月1日の日記秋桜の続報です。


 分かりにくいですが、1日の時は手前の桜がたくさん咲いていて、今日はその奥の桜のほうが咲いています。(2本ずつ正方形の位置関係で立っています)



 家の方の話では、1週間ほど前の方が咲いていたそうです。
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2008-12-15 21:27:59 | 歳時
 今日、虹が出ました。日本海側の初冬は、日が射したかと思うと雨が振り出すようなことが多いので、割と虹が出ます。
 残念ながら、デジタルカメラを持っていませんでした。写真は携帯電話によるものです。



 ちなみに、虹が出たのは4時でした(残念)。
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娘②

2008-12-13 19:44:14 | 日記
 テレビで懐メロ特集をしていました。
 娘がかぐや姫が歌っているのを見て、
「ギターを弾きながら歌うのが、フォークソング?」
「う~ん、まあそういうことが多いけど。ううん…フォーク……」
「スプーンソングはないの?」
「それ言おうと思ったけど、思い切りベタだから、恥ずかしくて言えなんだ」

娘、しまったという顔をしながら、慌てて話題を変える。
「演歌って、やたら地名が出るし、みんな同じに聞こえる」
「ん、そうか、ラップの方がよほど同じに思うけどな」
「そんなことないよ」
「サラ○ラップ、ク○ラップ」
「おもしろない」(瞬時にバッサリ)
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竜王戦最終局展望

2008-12-13 19:37:30 | 将棋
 羽生ファンにとっては、なんともいえない日が続いている。
 第四局で目前の永世竜王位をスルリと逃がし、第五局は難解なところもあったが渡辺竜王の攻め倒されたイメージ、第六局に至っては、渡辺竜王新手でペースを握られ惨敗。
 3連勝後の3連敗、しかも、渡辺竜王の勢いが加速度をつけて増してきているうえ、羽生名人が急ブレーキ。さすがの羽生名人でも、この流れを止められないというのが大方の見方。


 悲観的に考えても仕方がないので、プラス要素を探そう。

①羽生名人は小さな不調に陥ることが多いが立ち直りも早い。2006年2月に5連敗して以降、すべて3連敗で止めている。

②竜王失冠の覚悟をした渡辺竜王が、1勝を上げて伸び伸び指しているが、3-3と並んで、永世竜王に手が届くところまで来た。永世竜王も大きいが、羽生名人より先に、羽生名人との決戦を制して、羽生名人より先に永世竜王を取る意味の大きさに、第六局と同じ心理状態で指すのは難しい。

③最終局は改めて振り駒を行い、先手後手があらかじめ決まっていないので、策戦家の渡辺竜王が事前に細かい作戦を立てにくい。
 対する羽生名人は最終局の経験も豊富で、しかも、作戦レパートリーも多い。

④将棋界において、過去に3連勝後の4連敗はない。

 う~ん、これくらいしか思い浮かびません。

①今回の不調がいつもと同じように短期的なものである保証はない。

②渡辺竜王も平常心でいるのは難しいが、羽生名人にとってのプレッシャーは渡辺竜王より大きそうだ。

③これは、堅固な拠り所と言えそうだ

④過去にはないというだけで、今後もないという保証はない

 う~ん、マイナス要素(勝負の流れなど)に比べて、プラス要素は少ない。あとは、地力の強さを信じることでしょうか。運も大きいかもしれない。
 あと、最終戦直前の朝日杯がどう影響するのか?
 朝日杯、延期して欲しいなあ。
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竜王戦第六局 ああぁぁ

2008-12-11 22:57:59 | 将棋
 うむむぅ、惨敗でした。
 △6二角と引かれた封じ手の局面は、既に後手優勢だったようです。
 それにしても、「飛車を切ってきなさい」という封じ手の▲3六歩は堂々としすぎ。飛車切りから△2七銀と打ち込まれて、▲2二歩~▲2五飛までの反撃に懸けましたが、はっきり足りなかったようです。羽生名人も苦しいという認識はあったようです。
 後手陣が低くて強襲をかけやすい時に、4八の銀と3七の歩の形が悪いまま、▲2四歩△同歩▲同角の動いたのが、敗因となりました。直前に▲2五歩と突いたところだったので、歩切りは自然のように思えましたが、不用意でした。
 それにしても、4八の銀は祟りました。△4九飛の飛車打ちの標的にはなるし、角が8四に逃げたときも当たりになってしまいました。

 とは言え、そのままズルズル敗れてしまったのは羽生名人らしくありません。第四局、第五局でも同様なことを感じましたが、その度合いが強くなってきています。
 例えば、第五局渡辺竜王が攻めた押したように見えますが、途中△7七歩を利かせて置けば、相当難解で勝負はどちらに転んだかわからなかったそうです。こういう、ギリギリのところで際どく利かして、局面を複雑にして選択肢を増やすというのが、羽生将棋の真骨頂だったはずです。
 そういった精度の高い終盤や、死角から飛んでくるような勝負手や、粘り方がまったく見られませんでした。まったく羽生名人らしくないです。
 第六局について言えば、飛車頭の叩きに対して、取らずに3筋にかわして屈服してでも長引かすなど、常人が掘り下げない変化でも飛び込むなど妖しさがありません。もちろん、この妖しさは相手を幻惑してミスを誘うといったまやかしではなく、これで難しいという読みの根拠を持って羽生名人の指し手です。

 今回の不用意の飛先切りの遠因は、渡辺竜王の新手△3一玉を容認してしまったところにあるように思います。普段の羽生名人ならば、相手の研究手に対して、それを真っ向から否定し挑むはずです(本局の場合は、△3一玉に▲6五歩と仕掛ける)。これを見送ったのを心に引きずったのかもしれません。

 ただ、見送ったとはいえ、飛先を切らずに▲5七銀や▲3六歩と陣形を整えた場合、飽和状態に思える後手の渡辺竜王がどういう構想を持っていたのかも、見たかったです。そういう意味でも、残念な一局でした。

 3連勝後の3連敗。渡辺竜王の充実振り、羽生名人の不調とマイナス要素が目だち、非常にまずい状況です。最終局の展望は暗いです。
 ただ、呆然とした頭の中で、希望の光を探したところ、2つのプラス要素を見つけました(今のところ)。それについては後日述べたいと思います。
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竜王戦第六局第1日

2008-12-10 23:41:07 | 将棋
 羽生名人のファンとしては、先手番の第六局で決めて欲しいところです。

 渡辺竜王は後手番でも矢倉を受けて立つ。羽生名人もここ一番の将棋では矢倉を選択することが多い。お互い、矢倉戦は想定内というか、これしかないといったところかもしれない。
 渡辺竜王は、後手番の矢倉の場合、通常先手に追従する。ところが、本局は△5三銀と急戦の構え。用意の秘策ありか?
 案の定、△3一玉の新手を繰り出す。これに対し、▲6五歩と仕掛ける手がありそうだが、後手から猛反撃する手順が秘められており、先手容易でない。もちろん、新手を出した渡辺竜王が研究しているはずであり、shogitygooさんのものぐさ将棋観戦ブログで述べられていましたが、BS中継で鈴木八段が
「自分なら渡辺竜王がこういう手を自信満々で指してきたら、▲6五歩を考えるのを最初からやめてしまうが、羽生さんは自分の読みだけを信じている。誰も指さない手でも自分がいけると思えば指す。だから、ここで長考して▲6五歩をとことん読むのが羽生さんらしい」
とおっしゃっています。
 この羽生名人の将棋に対する姿勢が好きです。しかし、ここでの長考と封じ手の熟考で、消費時間が2時間以上の差がついてしまったのは、不安要素の一つ。



 さて、封じ手局面では、後手から(先手の手番ですが)、△2七歩▲同飛△2六歩▲2八飛に△7七飛▲同金(桂)△2七銀と△7五飛から△2五飛と回る狙いがあり、これを受けるのは難しそうだ。
 封じ手の局面は、4八の銀がやや立ち遅れていて、その不備を後手が突いた形となっている。しかし、後手は目一杯がんばったという印象があり、解説の野月七段の「ここさえ凌げば」という言葉を信じたい。
 封じ手は▲6八角と予想しておきます。
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なぞなぞ2

2008-12-09 22:59:13 | 趣味
①がんばるぞ!という色は何色?
②純情で愛の告白がうまくできない植物は?
③Hが増すと堅さも増す棒は何?

 一応、まだ、なぞなぞ、募集中です。
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2008-12-08 22:07:07 | 日記
「おとうさん、しつこく電話鳴らさないでよ」
娘が興奮してやってきた。
「え、あ、かばんの中に(携帯)があって、聞こえないのかと思ってね。何かあったのか?そういえば不機嫌な声だったなあ。本屋にいたんだろ」


「う~ん、それがね……」
ちょっと落ち着いたのか、声のトーンが落ちた。
「…うん、本屋さん(町で一番大きな書店)にいたんだ。
 で、後ろの方から電話の着信音(呼出音)がしたの。
 でも、いつまでたっても携帯に出ないのよ。
 《もう、早く出ればいいのに》
 と思ったんだけど、いつまでも店内中に響いてるの。
 《早く出なさいよ》と思って店内を見渡すんだけど、それらしい人はいなくて。
 で、なんだか、みんなの視線を感じて…
 《着信音を変えていたの忘れてたああぁぁぁぁ》
 もう、恥ずかしくて、本も買わずに、外、出ちゃったじゃない!ああ、もう!」


 2年間着信音を変えなかったらしいのですが、買い換えて(金出したのはこちら)嬉しくて、着信音を変えたのですが、まだ、以前の着信音しか認知しないらしいです。

 親より短いサイクルで買い換えるからだ。
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