英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『相棒season12』 第16話「聞きすぎた男」

2014-02-20 20:33:33 | ドラマ・映画
二組の夫婦
夢を追う亭主に愛想を尽かし、娘を連れて出ていってしまった妻

 夢を追い続ける近況、更に、焦った結果、危険な目に遭ってしまったことを知り、貯金をはたいて借金を清算し、また夫を支え、3人で夢を実現させる決意をする。
 妻も、本当に愛想を尽かしたのではなく、夫に厳しい現実を悟ってほしかったのだろう。 
一流企業に勤める夫を持ち、充たされた生活をしていた妻
 満たされた生活を退屈と感じ、ワクワク感を求め、覚醒剤に手を出してしまった。

 気の毒な被害者だった。
 一流企業に入り、まじめに働いたのに、顧客データ漏えい・売買の嫌疑を掛けられたうえ(無実だった)、妻が隠していた覚せい剤を砂糖と間違って飲んでしまい死亡。
 その上、原因を作った妻は悲しむどころか、覚せい剤使用の発覚を恐れ、冷凍庫に押し込められたり山中に埋められたり、散々であった。

 盗聴から事件が発覚し、顧客データ絡みだと思わせたが、実は主婦の覚せい剤使用が原因という意外な展開であった。被害者の上司の常務も、うまい“目くらまし”になっていたが、残念ながら、“暇か課長”の薬物売買検挙の情報「シュガースティックに模して売られていた」から、真相にピンときた視聴者も多かったのではないだろうか。

 個人的には、享の相棒振りに不満。
 幸子や小曾根を(事件に関して)素人扱い、一段下に見ている態度が鼻に掛かる。
 また、行動の端々に≪自分はできる刑事≫という自尊心が感じられる。
 確かに、情報通で頭もそこそこ切れるが、それでは単なる右京の“できる助手”であるだけである。
 

【ストーリー】番組サイトより
 高性能の盗聴探知器を開発したという小曽根(山崎樹範)が花の里を調べると厨房から盗聴器が発見される!?
 幸子は小曽根にお礼として1万円を渡すが、あとでその話を聞いた右京(水谷豊)と享(成宮寛貴)に詐欺ではないかと疑われてしまう…。

 そんな小曽根が白金の住宅街で盗聴探知機の実験を行っていると、聞こえてきたのは悲鳴とともに「夫の遺体を見つけた」という女性の声。「警察に届けよう」という声も聞こえてくるが、それを打ち消すように「解剖なんかしたら、絶対見つかっちゃうじゃない」と反対する声が続く。小曽根は発信源が「鍵谷」という家であることを突き止め警察に通報するのだが…。
 警察がすぐに鍵谷家を訪れる。遠くからその様子を見ている小曽根。家の中からでてきた里枝(嘉門洋子)が応対するが「何の話なのか?」という反応のため、警察は「イタズラ電話」と決めつけて帰ってしまう。納得がいかない小曽根は特命係に相談。

 小曽根が盗聴した内容はなんだったのか? その家で一体なにが起きていたのか? 聞こえてきた「解剖したら見つかる」というのは何なのか?
 右京が“ある声”から事件を解決へと導く!

ゲスト:山崎樹範、嘉門洋子、俊藤光利

脚本:戸田山雅司
監督:和泉聖治
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布団 ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2013年7月号

2014-02-19 23:29:09 | 詰将棋
アップ時に、持ち駒を入れていませんでした(「なし」になっていました)

申し訳ありませんでした。


再び、申し訳ありません。「毛布」と題しましたが、「布団」に改題させていただきます。もともと「布団」のつもりでしたが間違えました。ちょっと変だなと思っていたのですが…


「さくさくっと ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2013年7月号」
「さくさく2 ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2013年7月号」
「魅力で釘づけ ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2013年7月号」
「Y攻撃 ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2013年7月号」
 に続いて、第5問です。



 この問題にも私は◎印を付けています。
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『福家警部補の挨拶』 第6話「愛情のシナリオ」

2014-02-18 23:45:37 | ドラマ・映画
例によって導入部の細かな推理
・睡眠薬を混入したインスタントコーヒーの瓶の蓋の開け方だけが違っていた
・これから自殺するなら、ペットの文鳥の世話を誰かに託すのではないだろうか
・ベランダの窓が全開だったのが不自然

密室の謎
 部屋には鍵がかかっており、転落した恵美のポケットに部屋の鍵が入っていた(密室だった)ので、恵美は自殺したよ見られた。
 実際に恵美が転落した場所は、部屋のベランダからではなく屋上だった。マリは恵美を担いで部屋を出て、鍵を掛けたのだ。その証拠に、見つからなかった恵美のコンタクトレンズが屋上から発見された。

 さらに、殺される直前、恵美はマリの携帯を使って運送会社と連絡を取っており、その発信記録がマリが現場にいた確たる証拠となった。

隠された動機
 脅しのネタになった写真、最後の一枚だけ違う種類だった。
 一瞬、マリの表情が歪んだので、≪何かある≫と思った視聴者は多かったのではないだろうか。
 福家の分析・推理によると、不倫現場の写真は、撮られることを意識して“撮らせた写真”だった。

娘への愛を隠して、女優を演じたマリ
 一見いじめていたと思われる若手女優・利香への仕打ちは、女優としての教えだった。
 オーデションでも、リカを引き立てるための演技だった。
 娘が薬物に嵌り、それが発覚するのを恐れたのが、恵美殺害の動機だった。


★推理部分は面白いが……“あと一歩感”が強い
・今回は、女性が暴力を振るわれたのをドラマの収録と知らずに激怒する面を見せたが、やはり犯人とのやり取りで魅力や面白さを感じない。母親の気持ちを隠して、女優を演じるという面白いネタであるのに……
・サブタイトルの「愛情のシナリオ」は、真相を暗示しすぎ。最初の最後の1枚の写真と併せて考えると、真相が見えてしまう
・石松警部(稲垣吾郎)の存在価値なし。稲垣さんが気の毒に思えてきた。

☆細かな疑問
 インスタントコーヒーの瓶の蓋を開ける時、手袋をして開けたが、恵美の指紋が付いていないのは不自然

【ストーリー】番組サイトより
 映画『東京ローズ』の出演者オーディションを間近に控えたある日。女優の小木野マリ(若村麻由美)は、同じく女優の柿沼恵美(黒沢あすか)のマンションにいた。恵美はマリに数枚の写真を見せる。写真には『東京ローズ』プロデューサーと恵美の熱愛現場が写っていた。恵美はこの写真を公にすると脅し、『東京ローズ』オーディションから降りるようマリに迫る。恵美の気迫に、マリはオーディション不参加を約束したかに見えた。
 マリはコーヒーでも飲まないかと恵美に提案。キッチンで淹れたコーヒーをマリに渡すのだが、そこには睡眠薬も投じられていた。恵美が眠るのを確認したマリは、自分が部屋を訪ねた痕跡を消し、ベランダの窓を開け放つ。そんな時、恵美のマンション下をカップルが通りかかっていた。そんな2人の間近に、恵美が落下する。
 カップルの通報で警察が駆けつける。二岡友成(柄本時生)が鑑識作業をしていると福家警部補(檀れい)が現れた。恵美の部屋に遺書があり、部屋には鍵がかかっていた。転落した恵美のポケットに部屋の鍵が入っていたことなどから、二岡は恵美が自殺した可能性が高いと福家に説明。
 恵美の部屋に行った福家は、キッチンで開けられた真新しいインスタントコーヒー瓶と、捨てられた古い瓶を比較。また、恵美が飼っている文鳥も気になる。さらに、テレビの下にあるレコーダーの録画検索ワードに、小野木マリの名前が登録されていることを確認する。
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「Y攻撃」(中田七段作詰将棋)の解答

2014-02-17 23:10:48 | 詰将棋
「Y攻撃 ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2013年7月号」の解答です。



 5手詰めですが、なかなか難しい問題だと思います。私は15分ぐらい考えた記憶があります。

初図から思うこと
①3七→4八への玉の逃走路が見える
②初図では、その逃走を3四の飛車が防いでいる
③▲3五角と打って3七に玉を逃がしても、3四の飛車と3五の角とのコンビネーションによる開き王手や両王手があるので、何とかなるかもしれない

 そういう思考(①~③)が働くと、初手は非常に浮かびにくくなります。
 初手は…………………………

          …………………………………………大事に見える飛車を捨てる▲3六飛でした


 これには△3六同銀の一手ですが、ここでの次の手も浮かびにくいと思います。




 この図になれば、思いつきやすいと思いますが、次の手は▲3五角。



 2四の馬と3五の角は、2枚の利き筋が重複している感覚があり、しかも、玉を3七に逃がしてしまう手です。
≪「要の攻め駒は飛車」という先入観の逆を行く初手の飛車捨て≫ 
             +
≪利き筋の重複感があり、玉を逃がす不利感がある角打ち≫
の組み合わせが、初図では非常に見えにくいのです。


 この▲3五角を打てば△3七玉に▲1五馬で詰みです。
             詰手順:▲3六飛△同銀▲3五角△3七玉▲1五馬まで5手詰




 ちなみに、図の3五の角と1五の馬が3七の玉を攻撃している様(位置関係と馬の利き)が、ローマ字の「y」に似ているので「Y攻撃」と名付けました。(字面がいいので大文字にしました)


 初図に戻って
 飛車を捨てずに▲3五角(参考図1)と打った方がいいように思います。(実際は▲5三角と打った方が合駒を稼げるし、馬にも昇格するので得なのですが、▲3五角の方が説明しやすいので)


 参考図1は、初図の先入観③「▲3五角と打って3七に玉を逃がしても、3四の飛車と3五の角とのコンビネーションによる開き王手や両王手があるので、何とかなるかもしれない」と初手で▲3六飛と捨てた後の▲3五角(途中図2)より得のような気がします。
 しかし、初手▲3五角(参考図1)に実際に△3七玉と逃げられて見ると

詰みません。

 ≪この初手▲3五角を先に考え、参考図では詰まない≫と理解すると、正解手順への道は霧に閉ざされてしまうのです。
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『軍師官兵衛』 第7話「決断のとき」

2014-02-16 21:50:03 | ドラマ・映画
義理の毛利
・義に厚い
・結束が固い
・西の安定勢力
・策士・安国寺恵瓊の存在
・播磨の大勢は毛利につく
・上月(義理の姉の嫁ぎ先)も毛利につく(櫛橋家への義理)

鬼神の織田
・今川、浅井・朝倉連合、武田を打ち破る勢いと強さ
・比叡山焼き討ち、浅井・朝倉への非道の噂(配下になった際の懸念材料)

 ⇒小寺家の大勢は毛利帰順派

官兵衛は、生き残りを最優先
官兵衛の判断は?

・織田の勢いは侮れず、これから先、織田と戦うのは滅ぶ可能性がある(高い)……恵瓊や父・職隆との会話
・毛利は安定勢力だが、天下を取る気概がない
・輝元はまだ若く、吉川や小早川の補佐はあるが、それがないと治められないという弱点でもある
・織田の強さは大義があるからで、その強さは留まらぬ勢い
・信長は政にも長けており、国の力の源の民が潤い、領内を繁栄させている
・信長は配下に有能な者を取り立てる才覚もある

 と、評定の場で皆を説き伏せる。
 優柔不断の政職も官兵衛の勢いに、珍しく速断。しかし、何やら良からぬことを思案のよう……


とまあ、流れ的には悪くない。

 しかし、信長、お濃による延暦寺焼き討ちの件の言い訳
出世を喜ぶ木下藤吉郎改め羽柴秀吉とおねのシーンは要らない

 特に、お濃の小言は、今更の感が強い。

 浅井・朝倉氏も武田氏もあっけなかった。別に、これを描けとは思ってはいない。
 前回、前々回、端折った「黒田二十四騎」周辺について、もっと描き込むべきであろう。


【非常に個人的な感想】
 我が福井県(越前)の朝倉氏は、恵瓊の予言のみで終了。朝倉氏はたいていの場合、浅井氏を組んで信長と戦うが、浅井はお市の方(信長の妹)のこともあり、朝倉氏より遥かに登場率は高いが、今年は出番なし(顔見せなし)。
 お市の方まで登場なしとは……今後、越前を任される柴田勝家も存在が薄そうだなあ。演じる役者さんも近藤芳正さんだし…(近藤さん、ごめんなさい)

 藤吉郎が姓の一字をもらった丹羽秀長も、大河ドラマでは影が薄い。『功名が辻』でもほとんど台詞がなかったが、今回もそういう気配が。今話は台詞があってよかった。


 
 【ストーリー】番組サイトより
 ある日、官兵衛(岡田准一)のもとを毛利家の使者・安国寺恵瓊(あんこくじえけい・山路和弘)が訪れる。東から版図を広げる信仰の織田信長(江口洋介)と西国の雄・毛利家が播磨で激突するのは今や時間の問題だった。
 1575(天正3)年、小寺政職(片岡鶴太郎)は大評定を招集。織田につくか毛利につくか、生き残りをかけた激論のなか、官兵衛は櫛橋左京進(金子ノブアキ)ら守旧派を説き伏せて小寺家を織田帰順へと導く。官兵衛は信長に謁見するため、岐阜に向かうが…。
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報道として、いいのか?……NHKニュース

2014-02-16 11:12:19 | 時事
「甲府大雪」
「羽生選手、フィギュアスケート男子シングルで金メダル」

 この2件、ニュース価値としてどうなのだろうか?
 何を視点とするかにも依るが、NHKの「正午のニュース」「午後7時のニュース」という報道の要としては何を優先するかは自明であろう。ところが……

 正午のニュースでは、22分(時間延長があったようだ)のうち、冒頭から3分20秒を羽生選手の金メダルや各地の喜びの様子、その後、スノーボードの平野選手、平岡選手の帰国の様子を約1分間流した。
 その後、ようやく、関東甲信の大雪関連のニュースが報じられた(ニュース開始後4分30秒後)。東名高速の半日以上立往生しているの様子(1分30秒)、都心(渋谷)の雪と雨が混じってぐちょぐちょの道路状況(1分間)、甲府の状況(30秒)、各地の積雪・強風状況や今後の見通し(50秒)、具体的被害(屋根の崩落、入試の影響、停電、交通の影響など)に5分間、それぞれ報道された。
 >金メダル情報は日本中の関心事だが、やはり、報道なら大雪の情報を優先すべきであろう。それに、甲府よりも先に渋谷の“ぐちょぐちょ情報”が先なんて……

 午後7時のニュースでは、フィギュアスケート関連が10分30秒、そのあと男子ラージヒルの笠井選手への期待などが1分30秒。
 大雪関連はニュース開始12分経ってからであった。大雪情報は、東急東横線事故についての2分30秒を挟んで(含めて)約10分間。
 そのあと、大雪の気象的分析を2分30秒、各地の具体的被害(屋根の崩落、死傷者状況)と今後の見込み1分50秒であった。

 これでいいのだろうか?
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甲府114㎝、前橋73㎝、熊谷62㎝(最深積雪) …関東甲信地方、大雪

2014-02-15 20:23:32 | 気象
 大雪、甲府は「豪雪」と言っていいのではないでしょうか。
 昨夜の10時ごろ、レーダーを見ていたら広域にわたって発達した雪雲(雨雲)が、伊豆半島あたりから山梨県方面に流れ込む気配があり、その時既に甲府は57㎝の積雪があり、これは大変なことになるかもしれないと思っていましたが、まさかここまで降るとは。日本海側と雪の降る仕組みが違うのを実感しました。(これについては、後述)
 福井も何回か1mを超えた積雪はありましたが、1日でこれだけ積もったことはないと思います。2日続けて50㎝ずつ増えたこと(2日で1m)は、何回かあります。
 福井でも1日で50㎝の積雪があると、相当、生活に支障が生じます。2日で1mを超えた時は、交通はマヒします。それが、雪が少ない地方で一気に114㎝(15日午前9時)も積もると、パニック状態になったのではと想像します(14日零時では積雪2cm)。
 甲府のこれまでの最深積雪は、1998年1月15日の49㎝。大雪の備えも経験もなく、行政の除雪体制も確立されていないと思われます。
 各地の最深積雪は前橋73㎝、熊谷62㎝、宇都宮32㎝、東京26㎝(アメダスの観測地の名称が「東京」になっています)、横浜28㎝、軽井沢94㎝、長野62㎝。

☆日本海側の雪と過去における福井の積雪
 太平洋側の雪は、低気圧が南岸沿いを進み(南岸低気圧)、その低気圧が北の寒気を巻き込みながら雪雲(雨雲)を発達し、雪を降らせます。短時間で大量降雪がありますが、低気圧が遠ざかれば止みます(通常半日以下)。
 今回の低気圧は動きが遅いうえ、早めに発達したので、甲府では丸1日降り続けました。

 北陸は西高東低の気圧配置によって、北西の風が寒気を伴いながら日本海から吹き付けます。この際、日本海の水蒸気を補給して、雪雲が発達するので、日本海は筋状の雪雲で一杯になります。
 この雲が日本列島にぶつかり、日本海側に雪を降らせます。低気圧による厚みのある発達した雲ではないので、単位時間に降る雪の量はそれほどではありません。強い冬型で1日30㎝程度です。
 しかし、寒気が強いと、局所的に雪雲が発達して猛吹雪になり、2、3時間で50㎝ほど積もることもあります。ただ、低気圧が通りすぎれば止む太平洋側の降雪と違い、西高東低の冬型が続く限り、筋状の雪雲が流れ続けます。通常は2~3日。

 寒気があるため西高東低の気圧配置になるのか、西高東低の気圧配置が寒気を引き込むのか、微妙ですが、寒気が南下すると西高東低の気圧配置になるように思います。
 寒気が大規模だと、いつまでも西高東低の続き、1週間ほど雪が降り続けます。

 なので、太平洋側の雪は慣れていない分、しかも、人口が多いため、影響も大きいと思いますが、≪どうせ、せいぜい1日で終わるし、そのあと晴れて融けちゃうじゃん≫と思っていましたが、今回は本当に大変だったと思います。

 ちなみに、ここ約50年の福井市の最深積雪(80㎝以上)は
1961年  93㎝ (2月 3日)
1963年 213㎝ (1月31日)
1967年  97㎝ (1月17日)
1968年 112㎝ (2月12日)
1977年 147㎝ (2月17日)
1978年  80㎝ (2月 2日、3日)
1980年  82㎝ (2月 7日)
1981年 196㎝ (1月15日)
1984年  95㎝ (2月 9日、10日)
1985年  83㎝ (1月31日)
1986年 127㎝ (1月28日)
2001年  93㎝ (1月17日)
2006年  95㎝ (1月 8日)
2011年 119㎝ (1月31日)
 2011年の様子はこちらです。
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Y攻撃 ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2013年7月号

2014-02-14 22:16:03 | 詰将棋
「さくさくっと ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2013年7月号」
「さくさく2 ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2013年7月号」
「魅力で釘づけ ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2013年7月号」
 に続いて、第4問です。


 この作品には、◎印の他に「難」と書いてあります。(私の感触です)

 解答はこちら
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「魅力で釘づけ」(中田七段作詰将棋)の解答

2014-02-14 22:14:40 | 詰将棋
「魅力で釘づけ ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2013年7月号」の解答です。



 初形の龍と角の位置が何やら怪しく、何となく玉を1四に呼び込んで技を掛けたいです。
 そこで、初手は▲1四銀(途中図1)と打ってみます。

 と金で取る手と玉で取る手がありますが、△1四同と、なら平凡に▲2三金(参考図)で駒余りの詰みとなります。


 と金を呼び寄せるのは守備力を上げて損のような気がしますが、玉の逃げ道を埋める効果が大きいのです。

 そこで、初手▲1四銀には△同玉(途中図2)と取ります。わざわざ玉を上部に逃がすことになりますが、馬の利き筋に入れることが肝要です。


 途中図2で▲2四金と打ちたいのですが、馬が利いているのでうまくいきません。
 そこで、ひと工夫。▲2三龍!
 △2三同馬と取られてしまいますが、そこで▲2四金と打つと、

4一の角が利いて△2四同馬と取ることができません。
 途中図2も詰め上がり図も守備の馬は2四の地点に利いているのですが、詰め上がり図では4一の角が守備の馬を釘づけにしているのです。
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『相棒season12』 第15話「見知らぬ共犯者」

2014-02-13 21:17:27 | ドラマ・映画
一体、どうしてしまったというのか、『相棒』は?
まるで、バラエティ番組の「推理クイズ」ではないか!……


★無理やりな世相設定
①根も葉もない誹謗中傷が、週刊誌が主導して為されるという不自然な設定(週刊誌に疎いので、間違った認識かもしれません)
 「人気俳優・有村潰し」も「新鋭女優・大倉奈津叩き」も、根拠のない中傷に近いものだった。そういう中傷がエスカレートするのはネットだけで、多くの週刊誌がこぞってバッシングするものなのか?(テレビはそういう傾向が強いかも。週刊誌はどうなのだろう?)
②そういう根拠なしの批評を繰り返していて、「雑誌界の御意見番」でいられるとは思えない
 世間も馬鹿じゃない。「大根役者」かどうか、「プロダクション押し売りアイドル」かどうかぐらいの見分けはつくと思う。
 まあ、お笑い界ではよくあるような気がする。
 あと、ゴシップや悪評よりも、業界自体に干されることの方がよくあると思う。

☆今回、特に疑問に感じたこと
 大倉奈津が自 殺した時に、山路を非難する動きにならなかったのかということ。
 特に、今回、奈津の父が有村の代わりに犯人になってまで、山路の悪行を世間に訴えようとしたのなら、当時はなぜ糾弾しなかったのだろうか?

★奇跡的偶然
 「HOT1」の鏡像が「ITOH(イトウ)」となり、トロフィーの像が魚だった………あり得ない偶然!推理クイズか?
 しかも、被害者に恨みを持つ二人(有村と大倉)が現場に居合わせ、大倉の娘が有村の大ファンだった……

 それにしても、指紋を拭き取る時に、気がつかなかったのだろうか?

★今週もおかしい右京の理論
「しかし、今、山路さんを叩いている人たちと、あなたの娘さんを追いつめた人たちと、一体どこが違うというのでしょう?
 こんな事件を起こしても、一時、興味本位で取り上げられてネタにされ、消費されていくだけのことだと思いますよ」

これに対する反論を幸子が語っている。
「かわいそうですねぇ、大倉さんも奈津さんも。無責任な悪口で、人生台無しにされてしまうなんて」
 実際に叩いているマスコミは変わらないと思うが、書かれた内容が「無責任な悪口」か、「実際の悪行の提示」かは、大きな違いである。


★理解困難な有村の行動
これに関しては享の言葉が的を射ている。
「有村もですよ。ロンドンで死に物狂いで頑張った5年間が、無駄になってしまいました
 頑張って悪評を覆すほどの実力と評価を見につけてきたのに、似非(エセ)評論家にこだわり、その挙句、殺人を犯してしまうなんて、本当に無意味である。
 日本での公演で、以前の悪評を払拭するのが何よりも先決であり。評価を受けた上で、山路を批判すればよい


 指紋が付いた凶器を現場に放置して逃走したのに、普通に舞台の稽古をしている鉄の心臓。その割に、殺人の感触が蘇り、殴打シーンが演じられないとは。 

☆けっこう驚いたシーン
・新たな殺人か?
 舞台の毒殺シーンの練習で、殺される役の役者さんが余りにも真に迫った演技だったので……
・本当に足が悪くなったのかと思ったぞ
 右京に糾弾されて、重荷に耐えられなくなった有村を見て

【ストーリー】番組サイトより
 辛口で知られる評論家の山路(小林尚臣)が何者かに殺害された。山路は様々な分野で持論を展開、雑誌界のご意見番とも呼ばれていた。かつては人気俳優の有村(天野浩成)を「実力ゼロ」とこき下ろし、人気が低迷した有村は逃げるように日本を離れた。その有村が数年ぶりに帰国し、舞台の凱旋公演を行うという。

 過激な発言を繰り返す山路なら敵も多いはず、と興味を抱いた右京(水谷豊)は、享(成宮寛貴)と山路の部屋を調べるが、キレイに片づいている室内に違和感を覚える。評論家なら資料などが散らばり、録画機材などもたくさんあり、雑然としているはずだが…。

 改めて山路の記事を読んだ右京らは、山路の発言をきっかけに他の雑誌なども迎合、一気に世間全体が批判的になっていくという流れがあったことに気付く。そのうちの一人、女優の大倉奈津(中山絵梨奈)も山路の批判記事をきっかけにバッシングに遭っていたことが判明。

 そんな折り、伊丹(川原和久)ら捜査一課は容疑者として奈津の父親・大倉(中山仁)を事情をきくことに。大倉は犯行を自供するのだが…。しかし、右京は証言に疑問を抱く。本当に大倉は山路を殴り殺したのか。右京の中に芽生えたささやかな疑問とは?

ゲスト:中山仁、天野浩成、中山絵梨奈

脚本:山本むつみ
監督:和泉聖治
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