漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

漢検のリピート受検はお休みしていますが、日本語を愛し、奥深い言葉の世界をさまよっています。

【180点】 とは

2013-11-23 09:31:53 | 本試験
 以前、このブログに 「コンスタントに180点が取れるようなレベルになることを目標に、進んでいきたい」と書きました。今回の25-2で合格できたとは言え、自己採点で167点ですから、180点という目標にはもちろんまだまだで、次回以降に向けて引き続き、ということになります。

 で、「180点」 というのを今までは漠然と「9割だなぁ~」 (当たり前ですが) とだけ捉えていたのですが、目標としてより具体的にと思い、(一)~(十)の設問毎にどのくらい取っていけば180点に達するのか考えてみました。



1.満点を狙うべき(狙いうる)設問

 (三) 国字の書き取り      5問×2点=10点
 (五) 四字熟語書き取り     10問×2点=20点
 (五) 四字熟語意味       5問×2点=10点
 (六) 熟字訓・当て字      10問×1点=10点
 (七) 熟語の読み・一字訓読み  10問×1点=10点

 これで計60点。180点のためには、残り配点140点中120点が必要です。


2.9割を確保したい設問

 (一) 読み           30問×1点×9割=27点
 (十) 文章題読み       10問×1点×9割=9点

 これで1.と合わせて96点。残り配点100点中84点が必要で、ここまで取っても残りの問題を8割の正解では180点に届きません。


3.残りの問題の目標

 (二) 書き取り     15問中13問正解で 13問×2点=26点
 (四) 語選択書き取り  5問中4問正解で 4問×2点=8点
 (八) 対義語・類義語  10問中9問正解で 9問×2点=18点
 (九) 故事・成語・諺  10問中8問正解で 8問×2点=16点
 (十) 文章題書き取り  10問中8問正解で 8問×2点=16点

 これで丁度84点。1~3合計でようやく180点に届きます。


 こうして具体的に考えてみて、180点がいかに到達の難しい目標であるかが良くわかりました。上記3.をクリアするためには、今現在の私とは別次元の語彙の増強が必要でしょうし、それ以前に、その前提となる1・2をコンスタントにクリアするのも容易なことではありません。

 道は遠く険しいですが、設問毎により具体的な対策を考案しながら、地道に頑張っていきたいと思います。