昼間にアップした「【四照花】 と 【十大功労】 を発見」の記事 を自分で読み返していて、「ご多分に漏れず」というフレーズが気に留まりました。記事を書いていたときはまったく無意識だったのですが、これって「ご多分」で正しいのか? 「ご多聞」か「ご他聞」じゃないのか? と思い立ち、調べてみました。
疑問に感じたのは、「ご多分」では意味が良く通らないように思ったからなのですが、結論から言うとこれは「ご多分」で正しいようです。「漢検 漢字辞典」(初版 P.964/第二版 P.971)から引用します。
【多分】
1. 数量や程度が多いこと。たくさん。 「- の寄付」
2. おそらく。 「- 間に合うだろう」
3. たくさんの例。 「ご - にもれず」
「『多分』で合ってるのか?」との私の疑問は、上記の「3」の意味を理解していなかったことが原因でした。自分が無知だっただけのことですが、こんなありふれた熟語でも新しい発見があるということで、やっぱり言葉の世界は深いです。
そんなわけで、同音異義語問題が一つできました。
タブン を憚る。 【他聞】
ご タブン に漏れず。 【多分】
【他】は8級、【聞】【多】【分】は9級配当の漢字ですが、【他聞】が熟語としては相応に難しいですから、問題レベルとしては2級くらいでしょうか?
疑問に感じたのは、「ご多分」では意味が良く通らないように思ったからなのですが、結論から言うとこれは「ご多分」で正しいようです。「漢検 漢字辞典」(初版 P.964/第二版 P.971)から引用します。
【多分】
1. 数量や程度が多いこと。たくさん。 「- の寄付」
2. おそらく。 「- 間に合うだろう」
3. たくさんの例。 「ご - にもれず」
「『多分』で合ってるのか?」との私の疑問は、上記の「3」の意味を理解していなかったことが原因でした。自分が無知だっただけのことですが、こんなありふれた熟語でも新しい発見があるということで、やっぱり言葉の世界は深いです。
そんなわけで、同音異義語問題が一つできました。
タブン を憚る。 【他聞】
ご タブン に漏れず。 【多分】
【他】は8級、【聞】【多】【分】は9級配当の漢字ですが、【他聞】が熟語としては相応に難しいですから、問題レベルとしては2級くらいでしょうか?