なにはがた しほみちくらし あまごろも たみののしまに たづなきわたる
難波潟 潮満ちくらし 雨衣 田蓑の島に 鶴鳴き渡る
よみ人知らず
難波潟に潮が満ちてきたようだ。田蓑の島に向かって鶴が鳴いて飛んで行く。
「難波潟」は現在の大阪市の中心部あたりで、当時は干潟の広がる浅い海だったとのこと。「しほみちくらし」は「潮満ち来らし」で、「らし」は推量の助動詞。「雨衣」は「蓑」にかかる枕詞ですね。
なにはがた しほみちくらし あまごろも たみののしまに たづなきわたる
難波潟 潮満ちくらし 雨衣 田蓑の島に 鶴鳴き渡る
よみ人知らず
難波潟に潮が満ちてきたようだ。田蓑の島に向かって鶴が鳴いて飛んで行く。
「難波潟」は現在の大阪市の中心部あたりで、当時は干潟の広がる浅い海だったとのこと。「しほみちくらし」は「潮満ち来らし」で、「らし」は推量の助動詞。「雨衣」は「蓑」にかかる枕詞ですね。