うぐひすは なきそめぬるを むめのはな いろまがへとや ゆきのふるらむ
鶯は 鳴きそめぬるを 梅の花 色まがへやと 雪の降るらむ
鶯が鳴き始めているのにまだ雪が降っていて、梅の花の色をまぎらわせようとしているのだろうか。
鶯と梅と雪、累歌も多い定番の組み合わせ。季節的にもまさに今の時期に見られそうな光景です。
この歌は続後拾遺和歌集(巻第一「春上」 第13番)に入集していますが、そちらでは第二句が「なくはしるきに」とされています。
うぐひすは なきそめぬるを むめのはな いろまがへとや ゆきのふるらむ
鶯は 鳴きそめぬるを 梅の花 色まがへやと 雪の降るらむ
鶯が鳴き始めているのにまだ雪が降っていて、梅の花の色をまぎらわせようとしているのだろうか。
鶯と梅と雪、累歌も多い定番の組み合わせ。季節的にもまさに今の時期に見られそうな光景です。
この歌は続後拾遺和歌集(巻第一「春上」 第13番)に入集していますが、そちらでは第二句が「なくはしるきに」とされています。