五新鉄道は、JR西日本・和歌山線の五條駅(奈良県五條市)とJR西日本・紀勢本線の新宮駅(和歌山県新宮市)を結ぶ計画だった当時の国鉄(日本国有鉄道)の鉄道路線(未成線)です。
五條市の中心部を走る国道24号線にて、高架橋のような構造物があります。
正式名称『五新線』(ごしんせん)と呼び、奈良県と和歌山県を結ぶ夢の鉄道と言われたそうです。
現在は、未成線の鉄道跡としてコンクリート遺構物が残されています。
明治末期、五新線の沿線は吉野杉などの木材の産地であることから、鉄道によりその輸送を担おうとする地域から陳情が出される。
大正11年(1922年)、鉄道敷設法別表82号に「奈良県五條ヨリ和歌山県新宮ニ至ル鉄道」として予定線となる。
昭和14年(1939年)、建設に着手
(太平洋戦争のため工事が中断)
昭和32年(1957年)、工事を再開
昭和34年(1959年)、五条駅から西吉野村城戸(現在:五條市西吉野町城戸)まで路盤が完成
(軌道敷設等の工事を残すのみ/その後、城戸-阪本の建設工事を開始)
昭和38年(1963年)3月、国鉄(担当:紀伊田辺自動車営業所)、奈良交通及び熊野交通が、五条駅-城戸-阪本-新宮間でバス運行を開始
(バス専用道として先行開業)
昭和54年(1979年)、建設予算が凍結
昭和57年(1982年)、国鉄再建法施行に伴って工事自体が全面的に凍結
(列車が走ることなく計画断念)
平成26年(2014年)09月30日、バス運行終了
平成27年(2015年)10月01日、バス運行廃止
(交通利用としての役目を終了)
平成28年(2016年)、『旧国鉄五新線(未成線)鉄道構造物群』として土木学会選奨土木遺産に選定
紀伊山地を鉄道で貫く大構想に駈けた先人の志を未来に語り継ぎ、沿線住民にも親しまれていることが評価されたとのこと。
壮大なロマンを感じる『幻の五新鉄道』でした。
貴重な遺構を見れた事に感謝です。
ありがとうございました。
ヾ(●´□`●)ノ【゚+。・oアリガトウo・。+゚】ヾ(○´□`○)ノ
五條市の中心部を走る国道24号線にて、高架橋のような構造物があります。
正式名称『五新線』(ごしんせん)と呼び、奈良県と和歌山県を結ぶ夢の鉄道と言われたそうです。
現在は、未成線の鉄道跡としてコンクリート遺構物が残されています。
明治末期、五新線の沿線は吉野杉などの木材の産地であることから、鉄道によりその輸送を担おうとする地域から陳情が出される。
大正11年(1922年)、鉄道敷設法別表82号に「奈良県五條ヨリ和歌山県新宮ニ至ル鉄道」として予定線となる。
昭和14年(1939年)、建設に着手
(太平洋戦争のため工事が中断)
昭和32年(1957年)、工事を再開
昭和34年(1959年)、五条駅から西吉野村城戸(現在:五條市西吉野町城戸)まで路盤が完成
(軌道敷設等の工事を残すのみ/その後、城戸-阪本の建設工事を開始)
昭和38年(1963年)3月、国鉄(担当:紀伊田辺自動車営業所)、奈良交通及び熊野交通が、五条駅-城戸-阪本-新宮間でバス運行を開始
(バス専用道として先行開業)
昭和54年(1979年)、建設予算が凍結
昭和57年(1982年)、国鉄再建法施行に伴って工事自体が全面的に凍結
(列車が走ることなく計画断念)
平成26年(2014年)09月30日、バス運行終了
平成27年(2015年)10月01日、バス運行廃止
(交通利用としての役目を終了)
平成28年(2016年)、『旧国鉄五新線(未成線)鉄道構造物群』として土木学会選奨土木遺産に選定
紀伊山地を鉄道で貫く大構想に駈けた先人の志を未来に語り継ぎ、沿線住民にも親しまれていることが評価されたとのこと。
壮大なロマンを感じる『幻の五新鉄道』でした。
貴重な遺構を見れた事に感謝です。
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