山城を いざ走りけり 冬の陣
中村 梅士 Baishi
山城での二泊三日の合宿を終えて十日えびすの里に戻
ってきた。
早朝ランニングで汗を流し、三食の大飯をくらい、P
Cとも絶縁して冬の陣を仕込んだ。
毎年の恒例だが、酒を断ち、特訓に打ち込む。
「人生は戦いである」と訓令する。
かくして新たな一年の挑戦がリセットされた。
いまだ、青春をしている。
青春一色と言う人生も悪くない。
しかし、日産の支配権をめぐる日仏の争いに翻弄され
るカルロスゴーン被疑者も青春只中なのかもしれない。
帰りは旧唐津街道を辿って赤間駅を目指した。
道に迷いつつ、7.5kmを90分足らずで歩いた。
川沿いにジョギングロードが伸びている。
自分の定例コースとは大違いだ。
結局、どこをどう歩いたのか分らないままに目的の駅
に着いた。
さて、今朝の気温は5.8℃、十日えびすの頃は冷え
込むものだ。
今日は合宿明けの出勤である。
人生は日々戦いである。
商売繁盛を願う十日えびすの本ゑびすだが、周辺は福
引の笹を掲げて歩く人々が晴れやかに見える。
人にお願いするわけではないから淡くも信仰であろう。
商売繁盛しますように!
ところが、これに水を差すのが政府の一貫した増税で
ある。
「高齢者福祉を支えるためには必要なのだ」とWBS
の経済アナリストが嘯いている。
「膨大な公務員給与を支えるためには増税しかないの
だ」と言い換えるべきだろう。
公務員リストラこそは正常な経営判断であろう。
失われた25年のあいだに、どれほどの民間人が失業
し、自殺に追い込まれ、路頭に迷ったことか。
厚かましいにもほどがある。
消費税とは消費規制令である。
政府自らが消費を控えるべきであろう。
チャイナからの買い物も、コリアからの買い物も、公
務員の数も、大幅にリストラするべきであろう。
それが何よりの商売繁盛祈願である。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party