初場所に 一喜一憂 砂を付け
中村 梅士 Baishi
人生は誰にとっても勝負であるが、勝負の世界は厳し
い。
今日は初場所二日目、久しぶりの日本人横綱稀勢の里
の進退がかかった場所として注目されている。
ところが、良いところなしで二連敗を喫してしまった。
本人も、引退を決意した様子だった。
力士にとってもアスリートにとっても、ケガは厳しい。
怪我をしないように調整することも競技力の重要な要
素である。
横綱ともなれば言い訳無用である。
精神的なもろさがあったのではないか。
残念ながら今日が稀勢の里の見納めとなったことであ
ろう。
それにしても、立ち合いの乱れは改善されていない。
行司が手をついてと言っているのに、手をつかないの
がそもそも問題である。
行司の仕方を改善するべきである。
元関取・舞の海の「なぜ日本人は横綱になれないのか」
を読んだが、ハングリーさが失われ、精神的に軟弱にな
ったということが指摘されていた。
相撲界に限らず、言えることだろう。
自己中なのだ。
稀勢の里をみていても、自己中だと感じる。
モンゴルの力士のような攻めの気迫が感じられない。
横綱の自覚があれば、不安からくる緊張感をもろに出
していてはいけない。
次の期待は豪栄道だが、今日も負けてしまった。
引き技で墓穴を掘る癖が治っていない。
横綱を目指す相撲ではない。
外国人力士の受け入れがかなり制限されているが、モ
ンゴル力士の実績があるのだから、条件緩和するべきで
はないのか。
五穀豊穣を願う大相撲であってみれば、やはりハング
リー精神は欠かせない。
モンゴルやジョージアなどに学ぶべきである。
そして、横綱、大関のいる外国からの新弟子受け入れ
を優遇するべきである。
大相撲の健全な復活を願いたい。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party