帰省して わが世の春に 元服し
中村 梅士 Baishi
今日明日は公私ともども成人式を祝う休日である。
昔でいえば元服だが、今日の成人式にはそれほどの格
式はない。
公人としての自覚が育成されていないからだろう。
気概なき植民地国家の悲しさであろう。
ともあれ、街は振り袖姿の成人女子の晴れ姿に彩られ
ることであろう。
女性の本質は花の美しさなのだろうなあと思う。
姿だけではなく、心から発される母性愛的強さや、優
美な光があるのだろう。
武家の女は懐剣を持ち、いざというときは、小太刀や
長刀を使って戦ったのだ。
女性アスリートの戦いも、いざというときの戦う女の
気概を見せているように思う。
女性の時代を迎えているのだ。
幸福実現党の釈量子党首は弓道で鍛錬していた。
女性も武道ないしスポーツで鍛えられるべきである。
成人式の学生たちは里帰りし、高校までの友達との再
会を楽しむのだろう。
しかし、この世は激烈な競争社会であり、戦場である。
自立心が不可欠である。
フェアプレーの精神と高貴なる者の義務の自覚が求め
られる。
まず、「高貴なる者」の自覚が大切である。
すでにさまざまな基準で格差が生じ、逆転できない劣
位を嘆きたくなるかもしれない。
しかし、高貴さは序列ではなく、努力して止まない気
概にこそある。
公のために殉じる覚悟をもって己を高める努力が高貴
さである。
民間企業と言えども、ビジネスマンと言えども、国家
に対する責任の自覚が欠かせない。
それが民主主義だからである。
利敵行為は許されるべきではない。
政治と経済は別物ではない。
それが民主主義である。
独立精神の気概と気宇壮大な夢を持って激動の21世紀
をリードする人材を目指してほしい。
はなむけの言葉である。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party