筝曲や 寒の戻りに ふさわしく
中村 梅士 Baishi
仕事の仕込みに区切りをつけて、一安堵し、筝曲六段をか
けている。
正月の筝曲は格別の調べである。
琴を演じる女性は高貴な方と相場が決まっている。
酒は大吟醸に限るところであるが、手元には芋焼酎しかな
いので、生で転がしている。
気温は4℃にまで下がってきた。
明日は氷点下に下がるかもしれない。
焼酎が丁度よいのかもしれない。
毎年年賀をくれていた教え子が埼玉に住んでいる。
学生の頃に父親を亡くして落ち込んでいたのだった。
それを励ましていたのを恩義に感じていてくれるのだろう。
返事の年賀状をと思いつつ、なかなか年賀を出さない。
それでも、今日、彼女からの年賀が届いた。
PCの不調で遅れましたとある。
うれしい年賀である。
男の子が大きく育っている。
目元がそっくりだ。
稼ぎは少ないが、いい仕事をさせてもらっていると思う。
人生いたるところ青山ありである。
アメリカとメキシコ国境を警備する国境警備隊の映画『ボ
ーダー』を見た。
滅多に車も通らない砂漠地帯で、検問にかかる車は一日数
台に過ぎない暇な仕事にも思える。
ところが、麻薬密輸ルートであり、警備隊仲間が密輸組織
に脅されて裏切るということもよく起こることらしい。
トランプ大統領が現代の万里の長城と揶揄された密入国防
止の壁が建設されたが、それがいかに大切かが伝わるような
映画だった。
アメリカは覚せい剤が蔓延している社会である。
それを見ただけでも、アメリカは病んでいることが分かる。
アメリカはメキシコから密入国した人たちの労働力に助け
られているという人がいる。
国境付近の実感なのかもしれない。
しかし、それは貧困な人たちへの同情があるとしても、詭
弁である。
人間を廃人にする覚せい剤の取引は絶対に許されない。
トランプ大統領のもう一つの防衛問題だっただろう。
日本も、真剣に麻薬撲滅の防衛問題に取り組むべきである。
疑わしきを罰するという取り締まりが行われるべきである。
最高刑を課すべきでもある。
フィリピンのドゥテルテ大統領のように、射殺してよいと
いう取り締まりをしてよいのだ。
そういう法律を作るべきであると思う。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party