北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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HAKODATE LUMI-POP

2025-01-28 19:45:28 | 函館

 

函館市内で、イルミネーションやライトアップのイベントが開催されている場所を何か所か紹介してきましたが、これまで知らなかったイベントの存在を知ったので、時間休暇を取って観に行ってきました。

 

 

JR函館駅から近い、「大門」という繁華街にある「はこだてグリーンプラザCブロック」で開催されている「HAKODATE LUMI-POP」というイベントです。

 

 

 

 

様々な形のオブジェが明るくライトアップされていますが、モチーフは、函館の文化・産業と関わりが深い「海」で、7万6000個のLEDを用い、「浦島太郎」の竜宮城のような世界を表現しているのだそうです。

 

 

例えば、このオブジェは、大きな巻貝をイメージして作られています。

 

 

 

 

貝の他にも、卵、海藻、柱など、様々なものをイメージしたオブジェが幻想的な光を放っています。

2月28日までの開催で、冬の写真映えスポットとして話題を呼んでいます。

 

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豊川稲荷神社

2025-01-26 16:29:48 | 函館

 

大きな鳥居と、参道の先にもう一つ鳥居が見えます。

神社の規模としては小さいようですが、インパクトは大きいものがあります。

 

 

「豊川稲荷神社」という社号。

割と有名ではないかと思います。そう、愛知県豊川市に本院のある、「日本三大稲荷」の一つである「豊川稲荷」は有名ですよね。

「神社」とありますが、本来豊川稲荷は、曹洞宗の「妙厳寺」という寺院で、本体と「茶吉尼天(だきにてん)」という、仏教思想と融合した「稲荷信仰」で知られています。

1868年、明治新政府による「神仏分離」により、仏教寺院と神社は明確に区分けされることとなりましたが、それ以前に創建された妙厳寺の守り神が、「お稲荷さん」と呼ばれて信仰の対象となっていたものでした。

 

 

函館にも存在する「豊川稲荷」。両脇に燈篭があるので、参道としての体は成していますが、参道というと、燈篭だけでなく、両脇に大きな木が生育していたりすることが多いこともあり、なんとなく、ただ広場の真ん中を突っ切っていっているようにも見えます。

 

 

 

この神社は、解説板にあるとおり、文久年間(1861年~1864年)に、地域の繁盛を願った有志達の勧請により創立されたものです。

この神社の西寄りの地には、1818年に遊女屋が置かれ、その商売の守護神ともされていました。

遊女屋は1873年に焼失して、ここよりも西側へ移ることとなりましたが、この周辺には魚市場があり、参道の両脇にある燈篭は、見番(料理屋、芸者屋、待合の三事業者による組合の総称)の芸妓一同が献納したとされていることから、地域の象徴とされていた商売層により広く信仰されていたことがわかります。

 

 

 

この社殿は、明治から昭和にかけて、大火により4回も焼失しており、最も被害の大きかった1934年の大火により、一時函館八幡宮に仮奉遷されましたが、1940年に現在地に社殿が建立され、奉遷されました。

神職は常駐しておらず、西部地区の「船魂神社」で、御朱印が頂けるそうです。

 

 

 

 

市電から見えるので、以前から気にはなっていましたが、今回初めて参道を歩いてみました。

地域に根差した小さな神社巡りというのも、興味深くて面白いものです。

 

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GLAYのマンホール

2025-01-24 20:00:00 | 函館

 

改めて解説するまでもない、函館出身の人気ロックバンド・GLAYのボーカルであるTERUさんによるアート作品の展示会が、27日(月)まで開催されています。

また、今日と明日は、「函館アリーナ」でライブが開催されます。30周年記念ツアーでの地元凱旋ということで、ファンの人たちの熱気も爆発状態といったところでしょうかね。

そういえば、HBCの世永聖奈アナのインスタに、聖奈アナがロケで函館を訪れ、「ラッキーピエロ」でスタッフと食事したときの画像が掲載されていたのだけど、時節柄GLAY関連かな?

 

 

函館にGLAYマンホールの設置が決定!

函館市排水設備指定業者協同組合が設立50周年を迎えるにあたり,今年デビュー30周年のGLAYと「ONEPIECE」原作者の尾田栄一郎氏のイラストを使用したデザインでの設置が決定...

 

 

GLAYといえば、年前にこういうニュースが飛び込んできました。

マンホールの設置です。

 

 

「まちセン」こと「函館市地域交流まちづくりセンター」の1階。

 

 

 

ここに、集合バージョンのデザインが展示されています。

3月頃に路面にも設置されるとのことなので、ぜひチェックしたいと思います。

 

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湯の川 冬の灯り

2025-01-22 20:16:00 | 函館

 

市電「湯の川温泉」停留所近くにある、観光客が多く立ち寄る足湯。

寒い日が続く(例年ほどではないですが)この時期には大変重宝しますが、夜になると、こうしてライトアップがされています。

 

 

それが「湯の川 冬の灯り」というイベントです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ライトアップされているのは、足湯のある場所だけではありません。

足湯があるのは、市電が通っている道道との交差点で、そこから、「漁火通り」という通称のある国道278号までを結ぶ道路沿いで、綺麗なライトアップが見られます。

 

 

赤丸が足湯のある辺り。

ここから、青丸の路線沿いでライトアップが見られます。

 

 

 

 

 

 

 

 

日中は例年よりも温かいとはいえ、さすがに夜になるとグッと冷え込むこの時期ですが、空が晴れていると、このようなライトアップもより一層幻想的となり、輝いて見えます。

点灯時間帯は日没から22時まで。2月28日までの開催です。

 

最後に、またまた話が脱線してしまいますが、私の愛読シリーズである「弁当屋さんのおもてなし」しあわせ宅配篇第4巻で、主人公・久万雪緒が函館を訪れ、「くま弁」のオーナー、熊野鶴吉の「はとこ」の男性が経営する民芸品店を訪れる場面があるのだけど、そこは湯の川温泉が舞台なので、実際の湯の川温泉周辺に当てはめるとどの辺りになるのか、目下検証中です。整理でき次第、歩いて記事にしてみようと思います。

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金森神社

2025-01-21 20:10:14 | 函館

 

ベイエリアを散策中に、小さな神社を発見しました。

 

 

 

このとおり、お堀に社殿が浮かんでいます。

 

 

 

その名も、「金森神社」。

2月末まで、様々な祈願を受け付けているそうです。

 

 

ですが、私はちょっと一言申し上げたい。

この神社の名前は、赤レンガ倉庫と同じで「かねもりじんじゃ」と言うのですが・・・、

 

 

以前にも書いたことがあったと思いますが、「かねもり」が正しい読みでありながら、観光客はもとより、函館市民でも「かなもり」と読むと思っている人が、まあ実に多いのです。

私はこの状況を非常に憂いている一人として、「金森神社」に参拝し、祈願する方々にも申し上げたい。祈願するなら、正しく読むこと。間違えて読むと、神様がへそを曲げて、御利益は得られませんよって。

 

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