市電の起終点の一つ、「函館どっく前」停留所のすぐ側に、小さいけれど、由緒ある神社があるので、ぶらっと寄ってみた。
「厳島神社」と言うと、何と言っても宮島にある、あの大鳥居のある神社が有名だけど、こちらは一体どんな神社なのでしょう・・・?
紹介分の中で、「場所は何度か移され」とあるけれど、一時は海中に島をつくって祀った時代もあったそうです。
現在の建物は1907年(明治40年)の大火後、大正時代に建てられたもので、現在は電車通りに面していますが、古い時代の地図によると、神社の前は海だったそうです。これは、海上の安全を祈願のため、陸に背を向け海に向けて建てられたということのようです。
厳島神社は、函館山七福神の神社の一つで、「弁財天・恵比寿堂」が境内に設置されています。
弁財天は、七福神唯一の女性神で、芸能の才や福徳財産、航海安全、知恵を授ける神とされており、恵比寿天は、事業繁栄、豊漁、縁結び、厄除開運、金運を授ける神とされています。
函館山七福神は、以前、こちらとこちらを紹介しているので、残り四柱も、追って紹介します。