北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
(C)ナナマガラー All Rights Reserved.

海の安全を守る神社

2015-10-12 20:44:16 | 函館



市電の起終点の一つ、「函館どっく前」停留所のすぐ側に、小さいけれど、由緒ある神社があるので、ぶらっと寄ってみた。





「厳島神社」と言うと、何と言っても宮島にある、あの大鳥居のある神社が有名だけど、こちらは一体どんな神社なのでしょう・・・?





紹介分の中で、「場所は何度か移され」とあるけれど、一時は海中に島をつくって祀った時代もあったそうです。
現在の建物は1907年(明治40年)の大火後、大正時代に建てられたもので、現在は電車通りに面していますが、古い時代の地図によると、神社の前は海だったそうです。これは、海上の安全を祈願のため、陸に背を向け海に向けて建てられたということのようです。








厳島神社は、函館山七福神の神社の一つで、「弁財天・恵比寿堂」が境内に設置されています。
弁財天は、七福神唯一の女性神で、芸能の才や福徳財産、航海安全、知恵を授ける神とされており、恵比寿天は、事業繁栄、豊漁、縁結び、厄除開運、金運を授ける神とされています。

函館山七福神は、以前、こちらこちらを紹介しているので、残り四柱も、追って紹介します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

町を楽しむ本

2015-10-12 14:39:12 | 函館



昨日図書館から借りてきた二冊。
「北海道新聞」の函館地方版に、函館市内の各地域の様子を、そこに住んだり勤めたりしている人達の談話付きで掲載するというコーナーがあり、それを一冊の本にまとめたもの。
もっとも、掲載されていたのは、左側の方は98年の2月~3月で、右の続編の方も、03年から06年と古く、当然、内容もその当時のものでしかないため、現在は既に無くなっている店舗や施設なども多いのだが、それでも、一つ一つの町・集落にあって、そこに生きる人達の様々な談話の中から、人と人の繋がりの大切さ、そこにある温かさなどが感じられて、時間の経過を感じさせない、大変読み応えのある内容になっていると思える。
実際私も、これまで図書館で何度かこの本を手に取って読み、この本をもとにしてそこに掲載されている町を散歩したことも何度かあるので、歴史の勉強とかそんなことではなく、純粋に、函館という町を楽しむための一冊として重宝できる本だと思います。
続編の方には、一人だけ、実際にお会いしたことのある方の談話も載っているので、それも含めて楽しめるわけだけど。

そんなわけで、図書館で読むだけでは物足りないので借りて来たんだけど、実はこの二冊、現在でも、しっかり店頭で販売されているんですよね・・・。
なので、買おうかなあと思ったこともあるのだけど、とりあえずは借りて読んでみて、それから(買うかどうか)決めようと思ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする