


以前にも一度紹介したことがあるのだけど、箱館戦争で、榎本軍が新政府軍に降伏する二日前、最後まで新政府軍に抵抗しつつ戦死していった、中島三郎助と、その息子二人が最期を遂げた場所を示す碑。

その中島三郎助に由来する地名である、「中島町」。
実は、函館市ではなく、この中島町という小さなエリアが、姉妹都市ならぬ姉妹町提携を結んでいる町があるそうなのです。
どこかと言うと、それは、黒船の来港で知られる、神奈川県横須賀市の浦賀地域。
と言っても、提携に際しては黒船やペリーは全く関係なく、実はこの中島三郎助のルーツが浦賀というわけで、92年に、浦賀にある三郎助父子の菩提寺から参詣団の一行が函館を訪れ、毎年5月に開催されている「五稜郭祭」にて、三郎助隊の衣装を纏ってパレードに参加したことが縁で交流が深まり、四年後の96年7月に、姉妹町提携が結ばれています。
「姉妹町」って、このことを知るまで全く聞いたことがなかったけれど、調べてみたら結構あるようです。
皆さんの身近な所にも結構あったりする・・・かな?


写真のこの辺りが、中島三郎助父子の陣地であった「千代ヶ岡陣屋」のあった付近。
「オーシャンスタジアム」の側にあります。
