「函館アリーナ」の敷地内にある、「平塚常次郎」の像。
先日同僚から、「あの像は何?」と聞かれ、函館四天王の一人である平塚時蔵の甥で、北洋漁業基地としての函館の発展の礎を築いた「日魯漁業」の社長も務めた人物であることは説明したのだけど、何ゆえこの場所にあるのかについては言及できなかったので、ちょっと調べてみました。
図書館で読んだ本にさらっと書いてあっただけなのだけど、「函館アリーナ」が整備されるより前、アリーナと同じ敷地にある「函館市民会館」の前に小さな噴水の公園があったそうで、この像は、1968年にその公園が整備された際に設置されたそうです。
その噴水公園は「平塚公園」と呼ばれていたそうですが、その由来は、平塚常次郎が、この周辺に桜の苗1,500本を寄贈していたことにあるそうです。
そうか、平塚常次郎にはそういう功績もあったんですね。
確かに、北洋漁業とは全然結びつかない場所だし、一体何故なんだろうということは薄々疑問に思っていたので、調べるきっかけを作ってくれた同僚には感謝です。