
摩周湖へ行ってきました。
記憶に間違いがなければ、前回釧路に住んでいた平成14年(2002年)に、両親と一緒に川湯温泉に泊まったとき以来17年ぶりだけど、先日の「ブラタモリ」で紹介されていたこともあり、久しぶりに行ってきました。




若干曇りががっていたので、「ブラタモリ」でも紹介されていた「摩周ブルー」と呼ばれるほどの澄んだ青い湖面ではなかったものの、これでも十分綺麗だと思います。
摩周湖は、約7000年前の火山噴火によって形成されたカルデラ湖で、アイヌ語では「キンタン・カムイ・トー(山の神の湖)」と呼ばれています。
布施明さんの大ヒット曲「霧の摩周湖」で、一躍知名度が全国区となりましたが、実際は霧の名所と呼ばれるような場所ではなく、窪地上の地形により湖面が周囲から見て急激に深くなっていることと、ロシアにあるバイカル湖に次いで世界で二番目に高い透明度により、青以外の光を反射することが少ないことから、晴れた日には、「摩周ブルー」と呼ばれる澄んだ湖面が見られることで有名になっています(因みに、日本では一番の透明度です。)。
この写真は、最も観光客が多く訪れる「摩周第一展望台」から撮影していますが、この近くにはもう一つ展望台があります。

それが、この「第三展望台」。
近くに「第二展望台」もあったそうなのだけど、現在は閉鎖されてしまっているそうです。



天候の変化が激しく、第一展望台近くのレストハウスで休憩している間に雲が広がり、そんなに離れていない第三展望台に着いた頃には、残念ながら「摩周ブルー」が見られない空模様になってしまいましたが、それでも、絶景を堪能できたことに変わりはありません。


第三展望台から見える急斜面。
いかに摩周湖が、深い窪地にあるかが分かります。

第三展望台からは、摩周湖と反対側の光景も楽しむことができます。
写真奥にある、一部岩肌が露出している山は、これも「ブラタモリ」で紹介されていた「硫黄山」です。
(摩周湖と展望台の位置関係はこちら。)