北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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歴史ある小学校の庭

2020-06-14 16:29:31 | 札幌

 

札幌の地下鉄東豊線「豊水すすきの」駅。

東豊線は、昭和63年(1988年)12月に開業した路線で、当初は、「栄町」とこの駅を結んでいましたが、平成6年(1994年)10月に「福住」駅まで延長されました。

ちょうど私が大学3年生のときに延長開業され、「学園前」駅ができたおかげで、通学がとても楽になり、大変恩恵を受けました。

って、今回はその話ではなくて・・・。

 

 

駅から近いところに、廃校になった「豊水小学校」という学校の建物を利用している公共施設があります。

 

 

整備された、緑豊かな庭があります。

 

 

「ほうすい師弟の像」とあります。

かつての小学校の敷地ということで、先生と教え子ということなんでしょうね。

 

 

旧「豊水小学校」は、明治15年(1882年)に創立された、札幌でも歴史のある学校で、この碑は、同校の9代目校長であった、「山田初太郎」氏の功績を称えて設置されたのが、この「ほうすい師弟の碑」です。

この碑を制作した「加藤顕清」氏は、「帝展(現在の「日展」の俗称)」で何度か特選を受賞している著名な彫刻家で、北海道大学構内の「クラーク博士胸像」をはじめ、北海道内にも、幾つもの彫刻作品が設置されています。

 

 

その敷地にあるレンガ作りの建物。

これは何かな?

 

 

今でこそ学校図書館は珍しくなく、私の卒業した小学校(35年も前の話ですが)にも、一般に開放されている図書館があったのを覚えていますが、なるほど、学校図書館の先駆けということでしたか。

この書庫は、普段は非公開ですが、小学校の卒業生の作品が保存されているそうです。

タイムカプセル的な意味合いということなのでしょうかね。

そういえば、私達も、小学校を卒業するとき、タイムカプセルに作品を入れた記憶があるのだけど、あれは今どうなっているのかな・・・。

 

 

例によって、レンガの積み方が気になりますが、横一列が同じということで、イギリス積みですね。

 

 

と思いきや、全てがそうではなく、横一列が、小口→長手→小口と繰り返される「フランス積み」も混在していました。

なかなか興味深いですね。

 

 

ここへ行ったのは昨年の夏だったんだけど、来月あたりから、帰省した際に町歩きを楽しみたいなあと、色々プランを練っています。

札幌の町歩きといえば、「発見!タカトシランド」も、早く往来自粛が緩和されて、ロケが再開されるといいなあ。

再開後最初のロケ地はどこで、ゲストはどなただろうって、あれこれ想像しちゃってますが、その辺の話は、また後日。

コメント
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