道東唯一の百貨店で、帯広市民から「藤丸さん」と呼ばれて親しまれた「藤丸百貨店」が、本日をもって、122年の歴史に幕を閉じました。
元帯広市民として、大変寂しく感じます。
帯広時代に写真を撮っていなかったかなと思って探してみましたが、見つけられなかったので、画像はお借りしてきました。
私は平成17年(2005年)4月から三年間帯広に住んでいましたが、藤丸さんに初めて入ったのは、実は帯広市民になるずっと前、昭和58年(1983年)のことで、母方の祖母が、この年から帯広の親戚の家に住むようになったことから、夏休みに、従妹と一緒に遊びに行き、そのときに入ったのが初めてだったと記憶しています。
帯広市民だった三年間は、藤丸さんは職場から近かったこともあり、昼食を地下の食品売り場で調達したり、中にある書店によく立ち寄ったりしていたのが思い出に残っています。
今思えば残念だなと思うのが、帯広時代は、今のように、住んでいる町の歴史に興味を持ち、休みの日に歴史散歩を楽しむということがなかったということ。
当時からそういう趣味があれば、藤丸さんについても、古い歴史を色々調べたりして、また違った楽しみ方ができたのかなと思います。
函館の「棒二森屋」の閉店も衝撃でしたが、また一つ、思い出の場所が姿を消してしまいました。
お世話になった期間は短かったけれど、「ありがとうございました」とお礼を申し上げたいです。
懐かしかったですね、藤丸というデパートの話は。
閉店は残念です。初めての子供は帯広で生まれ、藤丸にも
お世話になりました。後で長崎屋も出来ましたが、もう無い
でしょうね。今の時期はニッテンの煙突の白い煙が目に浮かびます。
しろ猫
こんにちは。
コメントありがとうございます。
そうだったんですね。お子さんが帯広で。
藤丸は閉店してしまいましたが、長崎屋は帯広駅の南側で今でも営業してますよ。
私も三年間住んでいてよく通いました。
私が転勤で帯広を離れる数か月前に大型書店が出店し、「なんでもっと早く・・・」と思ったものでした。
「ニッテン」という名前が出てくるということで、本当に帯広の生活に馴染んでらっしゃったんだなということがわかります。
しろ猫さんの地は友人(お互いのフォロワーさんでもあります)が住んでいて、私も二回旅行したことがあります。
2011年9月と2006年5月に記事がありますので、よろしければ御覧ください。
私もそちらにお邪魔させていただきます。