ベイエリアの「金森赤レンガ倉庫」の向かいに、「函館西波止場」という土産物店があります。
私個人的にもオススメのスポットです。
大きなオススメポイントとしては、海産物系のお土産が充実していること。
まずこちらは、いかを麺状に細く切り、醤油やつゆで味付けして、そうめんのように啜って食べる「いかソーメン」。
「函館港まつり」の名物「いか踊り」の歌詞にも、「函館名物いか踊り いか刺し 塩から いかソーメン」とあるくらい、函館の名物料理として位置づけられています。
近年、とりわけ今年は記録的なスルメイカの不漁に悩まされる函館ですが、イカを用いた製品のお土産としての人気の高さは揺らぐことがなさそうです。
イカの次はタコ。
「たこしゃぶ」というと、北海道では最北端の稚内の名物として知られているけれど、函館でもこうして製造販売されています。
「竹田食品」という、函館では有名な珍味メーカーの商品。
「松前漬け」や「三升漬け」は私も大好物です。
函館から車で1時間ほどの所にある森町の名物「いかめし」が並んでいます。
単品でも売っています。
海鮮系だけでなく、お菓子のコーナーも充実しています。
個人的にポイントが高いと思ったのが、道東帯広地方の有名なお菓子メーカー、「柳月」のコーナーがあること。
「柳月」は、かの「六花亭」と並ぶ帯広地方の有名なお菓子メーカーですが、「六花亭」は函館にもお店があるのに対し、「柳月」は函館には進出していないので、こうして大きな土産物店にコーナーがあるというのは、ファンとしてはありがたいのだろうなと思います。
レトルトカレーも多く並んでいます。
やはり人気は「五島軒」のカレーのようです。
海産物に戻りますが、昆布がこのようにして売られています。
2004年(平成16年)に合併して函館市のエリアとなった「南茅部町」は、利尻島や日高地方と並ぶ昆布の名産地で、特に「白口浜真昆布(函館真昆布)」は最高級の品質とされ、松前藩が朝廷や幕府に上納していたことから、「献上昆布」といわれていました。
それが、現在でもこうして名前が残されているということです。
最後に、こちらはお店の入口にある自動販売機。
一見、クマのデザインかと思ってしまうかもしれませんが、「ごっこ」という魚をデザインしたものです。
我が家でも、冬になると食卓に上る、冬の風物詩とも言える魚です。
こういう市場大好きです。
ごっこ
初めて知りました。
お目目が可愛いですね😍
魚の目には見えません。
コラーゲンたっぷりなんですね。
食べてみたい😋
昆布が立派。
いい出汁が取れそうですね👍
>江戸の秋... への返信
コメントありがとうございます。
「ごっこ」は、函館周辺の「道南」と呼ばれる地域の名物なのですが、道民でも、それ以外の地域の人にはあまり知られていないのです。
札幌に住んでいる私の両親も、知らなかったと言っていました。
函館は、昆布製品にも力を入れていて、ドレッシングやスープの素なども人気です。
もしかしたら、道外にある北海道のアンテナショップでも売っているかもしれませんので、機会があればぜひご賞味ください。