北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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定番の二曲

2017-03-17 21:03:49 | 懐かしの思い出
今年は平成元年と曜日の配列が同じなのだけど、そんな平成元年の3月15日水曜日は、中学の卒業式があった日。
式の最中のことはあまり覚えていないのだが、式の後、教室に戻ってきて、担任の先生が、長渕剛さんの「乾杯」をみんなの前で歌い、その後、海援隊の「贈る言葉」を、生徒も加わって一緒に歌って締めたのを覚えている。
なので、「卒業式といえば?」というお題であれば、私はこの二曲を思い出すのだが、「卒業ソングといえば?」となると、ちょっと違う気がする。
理由は多分、この二曲は、たまたまその時に歌ったというだけで、卒業に関係なく好きな曲だからということになるのだろうと思う。

じゃあ「卒業ソングといえば?」の答えは何かとなるのだが、色々と考えて、幼稚園の時に歌った「おもいでのアルバム」と、小学校の時、卒業式ではなく、「卒業生を送る会」で在校生として歌った「ぼくのひこうき」の二曲が浮かんできた。


「おもいでのアルバム」。
春夏秋冬季節ごとの様々な出来事を思い起こし、最後は卒園して一年生になる子供達への餞とする歌詞が印象的で、今はどうか知らないけど、私の周囲では、幼稚園の卒園式では定番の曲だった。
今改めて歌詞を見ると、大人になった今でも、日々の様々な出来事を大切にして、新しい一歩を踏み出して行こうという意味に解釈できる気がして、グッとくるフレーズが並んでいるなと思う。
今回色々と調べてみて、1981年に、NHKの「みんなのうた」で放送されたという記述にぶつかり、「嘘?私が幼稚園を卒園したのは1980年だけど・・・」と思ったのだが、曲自体が最初に発表されたのは1959年だということで、「そういうことか」と思った次第でした。


「ぼくのひこうき」。
あまり知っている人がいない気がするんだけど、これもやはり、新たな旅立ちとして、大空へ向けて飛んで行く飛行機に夢と希望を託すという歌詞が印象的。
5年生の時、「卒業生を送る会」で歌ったのだけど、その時の5年生全員の台詞を、実は今でも覚えている。


女子全員「私達は」

男子全員「皆さんが築いてきた伝統をしっかり受け継ぎ」

5年生全員「心を込めて歌います」


という台詞の後に前奏が始まり、みんなで合唱となったのだが、翌年、自分達が送られる立場になった時の「送る会」でも、5年生達が全く同じ台詞を言っていたように記憶している。
その後いつまでこれが続いたのかは定かじゃないけれど、それぐらい、私の卒業した小学校では定番の歌だったのだろう。


そうか、卒業式シーズンか・・・。
そういや今朝の出勤途中、卒業式に出るべく着付けをした女の子が、お母さんと一緒に歩いているのを見たなあ。

卒業を迎えた皆さん、おめでとうございます。

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