以前も一度紹介したことがあるのですが、札幌市東区苗穂エリアにある「サッポロビール博物館」。
先日、創成川イーストエリアの町ブラツアーに参加した際、久しぶりに寄ってみました。
北海道開拓のシンボルである「五稜星」が、会社のシンボルマークとしても用いられています。
敷地の一角に、何やら植物栽培のスペースがあります。
ビールの原料である「ホップ」が栽培されていました。
ちょうど今時期が球花をつけ始める時期で、来月が収穫時期だそうです。
「中央区北3条西3丁目」というと、札幌駅前通に面した、正に札幌の中心部。
ここが一面のホップ園だったというのが、今から思うと想像できない感じがしますね。
ホップの他に、もう一つ栽培されているものが。
そう、ビールと言えばの「大麦」ですね。
「二条大麦」「六条大麦」って、京都の地名から来た名前かと思っていたくらい、農作物には疎い私ですが、そうではなく、上から見たときの穂の列数(二条大麦は二列、六条大麦は六列)なんだそうで、二条大麦は、「ビール麦」と呼ばれているだけあって、元々がビール醸造を目的に国内で導入された品種なんだそうです。
小さな農園の一角には、歴史を感じさせる作業用機械が。
昭和44年(1969年)に導入されたという、歴史あるトラクター。
上富良野町で展示されているものを借りて、この場で展示しているそうです。
博物館の表にある樽の列。
最上段を左側から読んでしまいそうになりますが、それだと、全くもって何のこっちゃって感じです。
何と読むのでしょうか?
正解はこちら。
右上から縦に読んでいくんですね。
明治9年(1876年)9月の「開拓使麦酒醸造所」の開業に当たり、庭先に積まれていたという樽に書かれていたのが、この「麦とホップを製す連者(れば)ビイルとゆふ酒になる」という言葉。
今に至る、「サッポロビール」ひいては北海道のビール文化の原点と言ってもよい言葉です。
町ブラツアーのとき、参加者に無料配布された豆菓子。
私は飲みませんが、この時期だと、麦茶やウーロン茶にも合います。
樽の文字、左じゃなければ、
右から?と読んでみたものの、
🤨さらに意味不明、
縦に読むとは、面白いです(笑)
ポップも大麦も元気に育っていて、
良いですね〜♪
ですよね。
普通に読んだら、頭の中に「?」が付きまくりですよね。
これもまた面白いということで、観光客の間では話題になっているようですよ。
札幌はビールの本場ということで、この博物館も、外国からの観光客も訪れる人気スポットになっています。
飲まない私が言うのもなんですが、オススメスポットとして挙げられると思っています。