北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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ひっかけ問題

2017-01-18 19:34:23 | 日々のもろもろ
北海道新聞の朝刊に、子供向けの社会問題が一問掲載されているのだが、今日の朝刊に掲載されていたのはこんな問題。


「『山』の付く都道府県名は、『山形県』、『山梨県』などがあるね。では、『海』の付く都道府県はあるかな?」


いやあ、こうやって問われると、一瞬考えてしまいますね。
「『海』の付く都道府県?そんなのあったっけ?」って。

正解は、言うに及ばず「北海道」なんだけど、これ、多分だけど、早押しクイズで出されると、瞬時に答えられない人が多いような気がする。
て言うか、早押しでなくても、我々北海道民ではなく、他の都府県の人の方が正解率高そうな気すらする。
これは、確かに子供向けの問題なんだろうけど、大人のクイズでも「ひっかけ問題」として通用しますよきっと。

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窓側が先になっていた

2017-01-17 19:40:21 | 日々のもろもろ
行き先をぼかしてたけど、今回は小田原市に出張してました。
天候には恵まれたけど、寒波の影響が残っていたのか、心なしか函館の方が暖かいと感じた。
昨日は横浜から東海道線に乗ったけど、座席の暖房が強くて、背中は大丈夫なのにお尻だけ汗ばんでしまい、今日は今日で、羽田空港内の暖房がきつくて着ていたコートを脱がねばならず、余計な荷物が増えてしまった。
三日後にまた行くけれど、次はどうかなあ・・・。
予報によると、首都圏は、金曜日だけ、南岸低気圧の影響で雨若しくは雪らしいけど、きちんと予報通り、金曜日で関東から過ぎ去ってほしい。
土日の予想気温は・・・10度かあ・・・。冬の体調管理のポイントは「『温める』ことよりも『冷やさない』ことが大事」と考えている私にとって、冬の汗は大敵なので、何とか汗を抑えるように努めたい。

今回は、行きがAIR DOで、帰りはANAだったのだけど、空港で「おお!」と思ったことが一つ。
以前から、「混雑緩和のためにと言って後部座席から先に搭乗させるのは非効率であり、窓側から先にすべきだ」と考えていたが、何と何と、行きも帰りも、後部座席からではなく、窓側から先に搭乗させるという順番に変わっていた。
自分に都合よく考えると、私と同じ考えの人が沢山いて、要望が寄せられて改善されたのかなと思うが、その辺の真相はどうあれ、絶対この方が効率的だと思うので、今後も続けて欲しい。
今回はJALには乗らなかったが、週末は行きだけJAL(帰りはAIR DO)なので、JALがどうなっているか、期待しながら行きたい。
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関東と中部の境界にて

2017-01-16 20:21:32 | 日々のもろもろ
首都圏某所へ出張。
具体的には、関東と中部の境界に近い町。
関東は思ったよりも寒く、函館と同じ格好をして正解。
週末に、「遠足」で上京する時も、普段と同じ格好で大丈夫そう。

今日は1月16日。
何かの日だったかな~と思い、色々記憶を探ってみたところ、思い浮かんだのは、元CoCoの、宮前真樹さんの誕生日。
公式ブログもよく見ているけれど、FCに入っていた時代から約四半世紀が経っているなんて、何だか信じられない。
最近は、たまにカーステで全曲集CDをかけながら、当時を懐かしんでます。

明日は帰還のみ。
天候は、羽田、函館共に大丈夫そうなので、今夜は心配なく休めそうです。
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昨年と同じ

2017-01-15 19:08:53 | 日々のもろもろ
年賀お年玉くじ 当せん番号決定


喪中が二年続き、三年ぶりに年賀状のやり取りができるようになった今年。
昨年、数少ない頂いた年賀状の一枚が3等(お年玉切手シート)に当選していたので、枚数が増えた今年は・・・と期待して照合してみたところ、結果は、昨年と同じで、3等が一枚のみ。
でも、当選するだけ有難いし凄いことだと思うので、近々、職場近くの郵便局ででも交換してきます。
昨年の切手はこんなデザインだったけど、今年はどんなかな・・・。

さて、明日からは首都圏某所へ出張。
関東地方も、寒波の影響で、この時期にしては寒いみたいだけど、帰還後、金曜日には「遠足」で再度上京することだし、体調管理を徹底せねば。








昨日の夕方、用事があって行った函館空港で撮った写真。
明日(と金曜日)は、私が飛び立つ番。とりあえず明日は天候は大丈夫そうだけど、無事に運航できますように。



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遊郭跡

2017-01-14 16:34:47 | 札幌



札幌で一番、いや、北海道で一番、いいえ、北日本で一番の歓楽街と言われる、「すすきの」の一角。
何の変哲もない歩道のようにも見えますが・・・、





何となくわかりますかね・・・。
横断歩道の向こう、「グリーンビル」の看板のある建物は、手前にある居酒屋の建物よりも、やや奥に引っ込んでいるように見えます。














この位置が一番わかりやすいかな。
ドコモの看板のあるビルは、この位置にあるビルよりも出っ張っていて、先の方が歩道が狭くなっているように見えます。





上の写真の反対側に向けて一枚。
こちらも同様に、先のビルの方が出っ張っています。

こちらの地図をご覧ください。
地下鉄南北線の「すすきの駅」を中心にした左右1ブロックだけ、歩道の幅が広くなっているのがわかると思います。

では、何故こうなっているのでしょう?
まず思い浮かぶこととして、ここは先程書いたとおり、北日本一の歓楽街なので、多くの人がゆったりと歩けるように歩道の幅を広げたということがあるかと思いますが、実はそういうことではなく、これは、札幌開拓時代に遡った深い歴史の名残なのです。

先日の「吉田茂八」に関する記事で触れたとおり、今に至る札幌の町づくりは、1869年(明治2年)に始まりましたが、その二年後の1871年、この建物が凹んでいる位置には、大きな土塁が設置されていました。
当時ここにあったのは、官設の「薄野遊郭」。開拓開始からわずか二年で、ここに遊郭が設置されていたのです。

開拓が始まった当時、札幌の地にやってきたのは、役人や職人など、ほとんどが男性で、厳しい冬の季節を迎えると、皆故郷へと帰ってしまいました。
これでは開拓も進まないということで、そんな男たちを繋ぎ止めるための策として、開拓使が、この地に遊郭を設置しました。
そう、民ではなく官が遊郭を設置したのです。

1871年(明治4年)、現在の南4条から南5条の西3丁目から4丁目にあたる二町四方に設置された「薄野遊郭」は、周囲に高さ4尺(約120cm)の壁が設置され、出入口に大門も存在した大規模な遊郭だったとされています。
その後、街の発展に伴い、一面の原野に設置されていた遊郭は、大正時代に入ると市街地の中央に位置するようになり、1918年(大正7年)に開催された開道50周年記念博覧会の会場が中島公園(地下鉄南北線で「すすきの」の次の駅下車)に決まった際、観客がこの遊郭街を通り抜けなければならないとの理由から、この地より移転が決定しました。
しかし、移転後も、かつての土塁跡である、建物が奥に引っ込んでいる二つのブロックの形はそのままとなり、現在は、↑の写真のような、広い歩道として整備されています。

漢字で「薄野」と書く「すすきの」という地名の由来は、「辺り一面が茅(薄)に覆われていたため」という説が有力とされていますが、遊郭の完成に奔走した「薄井竜之」の功績を称えるため、その姓から一文字を取った」という説もあるようです。

私もこの写真を撮る時に久しぶりにこの辺りに行ったけれど、故郷である札幌をぶらり歩きする際は、このように歴史に思いを馳せながら歩くのもいいなと思います。
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