北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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生家の側にて

2023-09-20 21:24:53 | 札幌

 

先日、図書館で昭和50年頃の住宅地図を見ていて、西区二十四軒の地図の中に、懐かしい場所を見つけたので、ちょっと行ってみました。

 

 

浄土真宗本願寺派、所謂「お西さん」の「円静寺」というお寺。

 

 

昭和3年(1928年)の開基で、当初は中央区の北3条西20丁目にあったのが、同38年(1963年)に現在地に移転しています。

何が「懐かしい」かというと、実はこのお寺は、私の生まれた家のすぐ側にあり、私も子供ながらに何となく覚えていたということでした。

 

 

本尊が阿弥陀如来ということで、このような言葉が掲げられています。

「なもあみだぶに生きること」とありますが、そもそも「南無阿弥陀仏」ってどういう意味があるのかなと思って調べてみたところ、「私は阿弥陀という仏さまを尊びます(阿弥陀仏に帰依します)」という意味なのだそうですが、この念仏を唱えることで、「故人が阿弥陀如来の恩恵を受け、極楽浄土へ行けますように」という願いが込められているのだそうです。

また、これは、阿弥陀如来への感謝の意の表明とも言われているそうです。

「なもあみだぶに生きること」。何となくその意味が分かったような気がします。

 

 

 

親鸞上人の像があります。

 

 

「下がり藤」と呼ばれる、本願寺派の寺紋。

明治31年(1898年)、本願寺第22代宗主である鏡如上人(大谷光瑞師)が公家の女性と婚姻した際、お相手が持参してきた紋所が「下り藤」であったことに由来しているということのようです。

 

 

お寺には幼稚園が併設されていることがよくありますが、こちらもそうで、この「ルンビニー幼稚園」というのも、私の子供の頃の記憶に残っていました。

私が通っていた幼稚園は道東の北見市にあるのだけど(こちら)、自宅にある古いアルバムを見ると、私が近くに住んでいた頃、園内の広場が、園児以外の児童にも開放されていたようで、私が園内で遊んでいる写真も残っています。

その辺の記憶は全くないのだけど、園の名前はしっかりと覚えていたので、懐かしい気持ちになりました。

 

 

 

 

道路に面した部分には、こうして綺麗な花が咲いていました。

住宅街にある、ごく普通の光景だけど、先程触れた「感謝」という点からすると、こうした綺麗な花を見ることができることに対する感謝というのも、忘れてはいけないのかなと思います。

 

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占いを信じた結果

2023-09-19 21:02:09 | 日々のもろもろ

HTBでは、朝の「イチモ二!」が始まる直前の平日5時59分、ニイナ・ゲイトさんという占い師さんが監修する「きょうのHappy」という運勢のコーナーをやっています。

 

 

イチモニ!

月~金:あさ6:00~放送|土:あさ6:30~放送

イチモニ!

 

 

一応毎日チェックはしているのだけど、今日の私の運勢はというと・・・、

 

かに座ですが、3位までには入っていませんね・・・。

 

 

おやおや、11位でしたか。

でも、今日の私にとっては、順位よりも内容。

この「突然の変更あり」というのを見て、「おお!」と内心で叫んでいました。

 

実は、今仕事で抱えている大口の案件で、先週までは、明日20日に次の行動を起こそうと計画していたのだけど、この週末に色々考えて、「明日よりも今日の方がいい」という自分なりの結論に達したので、今日出勤したら、日程調整をしてくれている人にそれを打診してみようと思っていました。

と言っても、突然今日と言われても、そこはみんなの都合等もあるだろうから、簡単にはいかないだろうなあということは重々承知していたのだけど、ダメもとで打診してみると、すんなりOKが出たので、いざ本番へ。

で、結果はと言うと、ずっと抱えていた大口の案件で、無事に大きなハードルを越え、次のステップに進むことができました。

もっとも、まだあくまでも通過点で、ゴールではないのだけど、幾つかあるハードルの中で一番大きなものであることは間違いないので、このハードルを越えた瞬間、私の頭の中で、「アメリカ横断ウルトラクイズ」で、挑戦者がチェックポイントを勝ち抜けたときに流れていたテーマ曲(「ミシシッピ組曲第4曲 マルディ・グラ(懺悔火曜日)」という曲)が流れていました。(本当に)

 

↑ こちらの曲。冒頭の部分が、ウルトラクイズではおなじみで、私も大好きでした。

 

そんなわけで、普段あまり占いは信じない私だけど、今日は信じて行動して、本当に良かったです。

もっとも、これで運を使い果たしたなんてことにならないよう、明日からも気を抜かずに頑張ります.

 

(ニイナ・ゲイトさんが登場する動画)

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暮らしと住まいの2days

2023-09-18 19:17:14 | イベント・オフ会

 

三連休中日の昨日、札幌駅前に用事があった後、「アカプラ」こと「北3条広場」で開催されていたイベントをちょっと覗いてきました。

 

 

「暮らしと住まいの2days~ほっかいどう住宅フェア2023~」という、住宅関連の団体や企業が集まり、北海道の家づくりに関する取組や製品などを広く一般にPRするイベントが開催されていました。

 

 

写っているのは、HTB「イチオシ!!」「イチモ二!」でおなじみ、オクラホマの河野君と藤尾君(上)、「イチモ二!」レギュラーである、モデルの小俣彩織さん(上、右下)と、小俣さんと同じ事務所で活躍する木下遥さん(左下)。

そんなこともあって、イベントの開催自体は知っていたので、会場前を通りかかって、「ああこれか」と思って立ち寄った次第でした。

 

 

 

 

沢山のブースの中から、幾つか目に留まったものを紹介していきます。

 

 

「中川町」というのは、道北の、稚内から車で約1時間30分ほどの所にある、町の総面積の86.7%を森林が占めている林業が盛んな町で、家具生産で知られる旭川市に良質な木材を提供しているほか、貴重な森林資源を守りつつ、無駄のない利用促進を図ることをPRしていることで知られています。

 

 

 

ブースの一角にはこんな可愛らしい家も。

楽しく遊んでいるお子さんたちが印象的です。

 

 

「北方型住宅」のPRコーナーというのもあります。

 

 

 

 

テーマパークのようで夢のある世界が広がっていました。

 

 

先程の、オクラホマのお二人と小俣さんが写っている宣伝ポスター。

 

 

会場では、沢山のご当地キャラクターによるPRも行われていました。

向かって右側は、さっぽろテレビ塔の非公式キャラクターである「テレビ父さん」、左側は、北海道がPRしている「北方型住宅」のマスコットキャラクターである「ホッポ」です。

 

キャラクターを楽しむ | さっぽろテレビ塔

 

https://www.kita-smile.jp/wp22smile09/wp-content/uploads/2022/12/riizu01.pdf

 

 

このクマさんは、北海道弁を活用しながら北海道のPRを広めている「やべーべや」。

地下鉄など公共交通機関の車内に貼られている、禁止行為撲滅のためのポスターにも登場しているので、そっちで見たことがある方も多いと思います。

 

 

やべーべや公式サイト

北海道札幌市の道産子ゆるキャラ「やべーべや」公式サイト

やべーべや公式サイト

 

 

 

「北海道電力」のコーポレートキャラクターである「エネモ」。

頭の先の丸い部分からふんわりとした明かりで周囲を照らしてくれるので、周りに集まる人は幸せになると言われています。

 

 

私は口座を持っていませんが、「北洋銀行」のキャラクターである「ほっくー」。

北海道の森ですくすくと育ったクマさんだそうです。

 

https://www.hokuyobank.co.jp/hokku/hokku.pdf

 

 

こちらは初めて見たのですが、「北ガス」こと「北海道ガス」のマスコットキャラクターである「てん太くん」。

一次エネルギー資源財閥の一つである「天然ガス一族」の御曹司だそうです。

 

てん太くんの部屋 | 北海道ガス株式会社

 

 

「アカプラ」を離れて「赤れんが庁舎」前へ行ってみると、何やらトークイベントが開催されていました。

 

 

先程も触れた、中川町での木造建築をテーマにしたトークセッションで、オクラホマの二人が登場しています。

 

 

進行役が藤尾君で、

 

 

トークのメインは河野君。

お二人はHTBのイベントでも見たことがなかったので、今回初めて生でトークを聞くことができました。

このトークセッションのきっかけともいえる、河野君と中川町との関わりは、こちらを御覧ください。

 

 

オクラホマの河野真也さんによる、中川町の小屋作りプロジェクト│くらしごと

中川町の「オクラホマ河野真也『なかがわスタイル』の小屋プロジェクト」がスタートし、2022年12月18日に完成した小屋が披露されました。河野真也さんが、自ら企画を考えた...

 

 

 

そして、こんなブースもありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

河野君の活動は知っていたけれど、相方の藤尾君もこのような制作活動をしていたということは知りませんでした。

何気なく立ち寄ってみたイベントでしたが、感じ取れるものは大きかったと思います。

次回もまた、行けるようだったら行ってみたいです。

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道産もち米を使った大福店

2023-09-17 16:19:10 | グルメ・スイーツ

 

札幌市内の住宅地にあるマンションの1階に、何やら暖簾のかかったお店があります。

 

 

何と読むのでしょうかねえ・・・。

 

 

「もかえちいにた・・・」?

と、以前こちらのお店が「発見!タカトシランド」で紹介されたとき、ゲストの村上佳菜子さんが読んでしまい、トシさんに「何のお店!?」とツッコまれていました。

当然、そんな読み方ではありません。

 

 

正しくはこちら。

右から縦に「えにかいたもち」と読みます。

「絵に描いた餅」って「何の役にも立たない」とか「何の値打ちもない」とかって意味の慣用句だけど、いくら平仮名にしているとはいえ、それを店名にして勝負しているこちらのお店は、一体どのようなお店なのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

そう、大福を主体とした、餅菓子のお店なのです。

道産のもち米100%で作られていて、定番の豆大福やよもぎ大福だけでなく、他のお店にはなかなかないような個性的なメニューも揃っています。

ちなみに「道産」とは、言うに及ばず「北海道産」という意味ですが、「タカトシランド」では、ゲストの村上さんが、こちらのお店の一つ前に訪問していたお店で「道産」という言葉があることを知り、それが強く印象に残っていたのか、「あの『道産』ですか?」と、その前の展開を知らない人には何のこっちゃな発言をして、字幕スーパーでも「道産」という言葉がデカデカと書かれていました。

皆様にも、ぜひ「道産」という言葉を覚えていただきたく、引用させていただきました。

 

 

道産もち米で作られる大福は、できたて、作り立てに拘っているそうですが、このようないでたちの人が職人としているわけではなく、お餅は機械でついているそうです。

 

 

店内にはイートインスペースもあり、イートイン限定メニューもあるそうです。

 

 

 

ということで、「ブルーベリーとレアチーズ大福」を買ってみました。

ピスタチオも魅力的だったけど、何となくレアチーズの気分が優っていました。

 

 

口にした瞬間、その柔らかさにまず驚かされました。

大福だから、それなりの硬さもあるだろうと思って噛むと、一つ間違えれば勢いで舌を噛んでしまいそうになるほどの柔らかさです。

ブルーベリーとレアチーズ、どちらも酸味が特徴的ですが、食べた感想としては、レアチーズの酸味の方が強く出ていて、それが大福の柔らかさと相まって一気に口の中に広がっていくようなそんな味わいでした。

次回は他の大福も買って食べてみたいと思います。

 

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バスターミナルの風景

2023-09-16 16:10:03 | 札幌

 

地下鉄東西線円山公園駅直結のバスターミナル。

小学校の頃から、バスターミナルの雰囲気が大好きだったので、ここに限らず、今でも、時々ふらっと立ち寄ってみたくなることがあります。

 

 

 

青が特徴のこのバスは、「JR北海道バス」。

かつては、円山公園を起点として宮の森方面へ向かう路線は、赤が特徴だった「札幌市営バス」が運行していたのだけど、平成16年(2004年)3月末で運行が終了して以降は、JR北海道バスが路線を引き継いでいます。

 

札幌市営バス - Wikipedia

札幌市営バス - Wikipedia

 

 

 

この車体も特徴的で印象に残っています。

来年で運行廃止から20年経つけど、今でも、そこら辺の幹線道路を走っているのではないかとさえ思ってしまいます。

 

 

先程のバスは、ジャンプ競技で有名な「宮の森シャンツェ」行き。

観光地化している「大倉山シャンツェ」と違って、札幌市外や道外の方には印象が薄いかもしれませんが、私は小学生の頃、宮の森シャンツェの方で、ジャンプ競技を生で観たことがあり、その迫力はよく覚えています。

 

 

 

札幌を代表する観光地の一つ、藻岩山のロープウェイ入口にも、ここからバス路線が通じています。

 

 

市内の路線バスだけでなく、新千歳空港行きの連絡バスも発着しています。

 

 

右側に見える、緑、黄色、白の車体のバスが、「北斗交通」という会社による新千歳空港行きバス。

実は約二か月後に上京する予定を組んだのですが(近々詳細を書きます)、いつも快速エアポートばかりなので、たまにはバスでもと思っているのだけど、今回はどうしようかなあ・・・。

 

 

四年前なんだけど、「発見!タカトシランド」で、タカさんと、ゲストの坂下千里子さんが道中で出会った男の子が、この車体を指して「青のバシュ!」と叫んでいたのが印象に残っています。

JR北海道バスは、民営化以前の「国鉄バス」の時代から、それこそ私ぐらいの世代が「バス」を「バシュ」と発音していたであろう頃から、ずっとこの色のまま走り続けています。

 

 

待合室の風景。

この雰囲気も大好きなんですよねえ。

 

 

で、この待合室の一角に、こんなお店があります。

 

 

美味しそうなメニューが揃っていますね・・・。

 

 

ミックスも魅力的だけど、この日は、何となく餡子の気分じゃなかったので、ミルククリームにしました。

 

 

 

ミルククリームたっぷりでなかなかのボリュームでした。

今度は「十勝あずき」でも食べてみます。

 

 

バスターミナルに飲み物の自動販売機はつきものですが、この自動販売機で買うコーヒーは、私にはちょうどいい味わいで好きです。

勿論たい焼きと一緒でもいいし、コーヒーだけを買って飲むのもオススメです。

 

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