林道入り口の駐車場確保が今日の明暗を分ける!
と言うことで、4時起床の予定が2人共昨日の疲労蓄積の影響か、1時間遅れの5時起床になっちゃって急いで宿を出ましたが、・・・・既に駐車場は満車御礼。
一瞬場所(渓)変更が頭を過りましたが、1.5km下流のスペースに駐車し初志貫徹? あのお山を目指すことに。
登山者の方に混じりながらへーこら林道を歩いてると、山小屋への荷揚げ作業に遭遇。
暫し見学(ホントは休憩)させていただきました。
歩き始めて2時間後、やっと河原へ到着です。
その間もヘリの爆音は止まず真上を行き来しています。
山頂までの距離が近いとは言え、行ったかと思ったらもう戻ってきて。
燃料代高騰の折り、さっさか運んでるのでしょうか。
作業場にあった荷物の量が半端なかったので相当回数のピストンになるのは素人目にも分かりましたから。
暫し空(ヘリ)を眺めてのクールダウン後、念願の流れでキャスト開始です。
いきなりの特級ポイントに期待は膨らむばかり。
対岸、瀬、筋、石脇・・・丁寧に流すも全くの無反応。
あれ? そんな馬鹿な・・・。
最後の望み?瀬頭の反転流に期待しましたが、音沙汰なし。
その下の浅い小さな反転流からイワナらしくない「パッシャッ!」で、やっと(ホッ!)出てくれました。
この時は、水も少ないし誰もが攻めやすいポイントなので、この時期まーこんなもんだろうと思ってたのですが・・・。
最近はテンカラもどきの釣りしかできてなかったので、ラインを延ばせるだけで最初は楽しかったのですが、余りにも無反応。
おまけに石周りの状況から相当な渇水のようで、水温は相当低いのにラバーソールが滑る滑る。次第に集中力欠如から沈しそうに。
Tanaさんも然り。
この状況はしばらく続くだろうと、上流の堰堤上へ支流を伝って一気にエスケープするとTanaさんが人影らしきをロックオン。もしかして岩? プラス思考の思惑は見事に外れその影は動いてました。
もう選択肢はありません。重い足取りで登山道を下るしかありません。
途中の水飲み場で落胆してると、速足で下って来る同じようないでたちの方(さっきの先行者ではない)が。横を通り過ぎたところでザックにロッドが・・・。
ははーん、声掛けタイミングを逃してしまいましたが、どうやら先行者の後追いだったみたいです。
げんきんなモンで今までの腑抜けに魂が戻ってきました。
減水してるので遡行も何とかなるだろうと、ヘリの荷上場のちょっと上から入り直してみました。
相変わらず川底の石はヌルヌルでしたが、上流と違ったのは魚のご機嫌です。
久々のイワナ君(嬉)
ちょっとスキニーだけど。
やっぱり、こうでなくっちゃ。
渇水のせいで穴に潜ったままだったのか、ガングロ君も。
Tanaさんも相当楽しんでるようでした。
因みに、平水以上だったらココは腰まで浸からないと先には進めなかったでしょう。
パラダイスはまだまだ続きます。
イイ感じです。
尺も期待しちゃいましたが、残念ながら。
帰りの林道からデカいのが浮いてるのも見てるので居るのは間違いないです。
午前中と午後では天と地の差でしたが、終わり良ければ全て良し。
車までの足取りも気持ち、軽やかです。
明日の最終日は、勿論今日の続きからに決定です。
雨、降りませんように。