メディア日記に『スピノザ入門』第7回(その2)のメモを書きました。
http://blog.foxydog.pepper.jp/?eid=980396
スピノザは、存在はそれだけで完全性を備えていると考え、善悪の彼岸に立つのだが、その完全性には「度合い」があるという。
その独特の二段階の感じを味わおうというところが大きなポイントの一つです。
この存在はそれだけで完全性を備えている、っていうのは「神様」に通じる考え方ですよねえ。
でも、その完全性には度合いがあるんだっていうんです。
軽い相対主義というか、単なるなんでもありの汎神論とはこの辺りから違ってきます。面白いところに差し掛かった感が。
生態学的っていうところといい、具体的なことを想定しつつ、の合理論だというところといい、そういう微妙な筋道を丁寧にテキスト読解をしつつ整序してくれるこの國分センセの講座は、だから、興味深い、のです。
その3の部分がまた興味深いのですが、それはまた明日。
http://blog.foxydog.pepper.jp/?eid=980396
スピノザは、存在はそれだけで完全性を備えていると考え、善悪の彼岸に立つのだが、その完全性には「度合い」があるという。
その独特の二段階の感じを味わおうというところが大きなポイントの一つです。
この存在はそれだけで完全性を備えている、っていうのは「神様」に通じる考え方ですよねえ。
でも、その完全性には度合いがあるんだっていうんです。
軽い相対主義というか、単なるなんでもありの汎神論とはこの辺りから違ってきます。面白いところに差し掛かった感が。
生態学的っていうところといい、具体的なことを想定しつつ、の合理論だというところといい、そういう微妙な筋道を丁寧にテキスト読解をしつつ整序してくれるこの國分センセの講座は、だから、興味深い、のです。
その3の部分がまた興味深いのですが、それはまた明日。