風月庵だより

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ミャンマーの人々への応援

2007-11-04 17:31:57 | Weblog
11月4日(日)晴れ【ミャンマーの人々への応援】(今朝の朝焼け)

朝焼けに励まされて、今日は起きることができた。

朝の議員討論を聞いていると、日本は新テロ対策特別措置法案についても、どうしてよいか分からない状態になっているようだ。多額の報酬を貰っている国会議員は本当に国民や国益のために税金を使ってくれているのであろうか、おおいに疑問がある。そのうちにクーデタ-が日本にも起きないとは言えない。日本を憂うる軍国主義の人々が政権を奪取しようと計らないとは誰も言えない。平和ボケの日本の状態は危険だと思う。(夕方、民主党小沢代表の辞任記者会見があったようだ。益々混乱していく日本の政治。大変ですね)

さて軍政の続くミャンマーの情勢については、少しも明るい兆しは見えないようだ。私には知識不足で全く理解できないのが、ミャンマーの軍政に貸した2000億円以上ものお金を、返さなくてよい、つまりチャラにしたという日本政府の対応についてである。どこにそれほど多額の借金をタダにしてくれる人がいるのであろうか。何故返済無用にしたのであろうか。

1988年に罪のない1万人以上の国民を殺害したという軍政に、なぜ日本はせっせと援助し続けたのであろうか。多くの国民は食べることさえ困難であるというのに、軍や軍に加担する人々、ビジネスで儲けている人々だけが豊かに暮らせればよいという軍政のミャンマーに、日本はなぜ友好関係を保っているのであろうか。

政治のことは実に分からない。しかし、今も6千人もの僧侶や民衆が拘束されているという。この度の死者は200人、負傷者は2000人といわれているが、正確なところは分からないであろう。

僧侶としては他国の政治に口を出すつもりはないが、隣国(すぐそばのお国です)で行われている、罪のない人々が殺されていること、軍に反対する者には容赦しない恐怖政治、多くの人々の自由を奪い取っている残虐行為に対して、これでよいのか、何もしないでよいのか、と、なにもできないのに思っているのである。

自分の生活を巻き込むほどの助力でなくとも、ちょっとした協力は個人個人でできないであろうか。私もたいした協力をしているわけではありませんが、もし応援してくださるお気持ちのある方は下記をご参考にして下さい。

ビルマ市民フォーラム
pfb@xsj.biglobe.ne.jp
こちらに氏名、メールアドレス、ご住所、電話等をご登録いただき
応援費として年間3千円(郵便振替 00110ー6-729698)
メールマガジンの登録を希望しますと、ミャンマーの情報をメールで教えてもらえます。

 またビルマ緊急基金として
○郵便振替:00930-0-146926 BRC-J
○りそな銀行 金剛支店(普通)6553928 日本ビルマ救援センター

*なお、銀行振り込みの際は センター(〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目18番地6 四谷1丁目ウエストビル4階 いずみ橋法律事務所内ビルマ市民フォーラム)
までご住所とお名前をお知らせ下さい。領収書を送付くださるそうです。(郵便振替の際はご連絡は不要だそうです。通信欄に「ビルマ緊急基金」とお書きください)「ビルマ緊急基金」(http://www.emergencyburma.org)

この基金は薬や食料、飲料水、僧衣として、ビルマの僧侶や民主化の運動をしている人々に届けられるそうです。