風月庵だより

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山口萩の旅

2011-06-07 21:48:02 | Weblog

6月7日(火)晴【山口萩の旅】(上の写真は萩城跡)

先週、5月29日、30日、31日と萩に行ってきました。丁度台風が来ていた時で、台風に向かっていく方向でしたが、山口宇部空港には予定通りに着きました。瀬戸内海側の空港から、日本海側の萩までバスと車で向かいました。日本海側にも空港があるとよいですね。

萩には、寺族講習会の講師として招いていただいたので行って参りました。昨年に引き続きのご縁です。これは数年前に『禅語録傍訳全書ー器之為璠禅師語録外集』を共著で出版しましたが、器之為璠禅師は山口で活躍なさった室町時代の禅僧で、その研究から今につながったご縁です。

今回は2講座を受け持ちましたので、ブログを書く余裕がないほど一生懸命勉強していました。これが終わりましたので、本当にホッとしています。

帰りに3時間ほど時間がありましたので、寺族会の役員さんが萩を案内してくださいました。

(木戸孝允生家、萩らしい建物が保存されています)

(旧湯川家屋敷、藍場川という川沿いに民家があります。この藍場川は、家の中に川の水を引き入れて、家庭用水として使われていたので観光名所として残っています。この川沿いの家には、萩藩の武家屋敷が並んでいたようです。幕末から明治にかけた活躍した桂太郎の旧宅もあり、銅像も立っています。)

 

(ここが上の屋敷の水場ーハトバというようです)

*萩はとても落ち着いた街でしたが、少し寂しい感じがしました。観光の街でしょうから、おそらく休日は賑やかかもしれません。しかし、人口の三分の一は、65才以上だそうです。萩だけではなく、高齢化と人口減少は、日本全体の問題です。ホテルにいる間はともかく、街を歩いている時も、萩で、子どもと一人も出会いませんでした。