12月8日(金)晴れ【自己肯定感と自己否定感について】
今日は、お釈迦様の成道会です。お釈迦様がお悟りを開かれた日として、仏教徒は特にこの日を成道会として法要を勤めます。
修行道場では、一日から1週間、坐禅修行を勤めます。臘八接心ろうはつせっしんと言います。
私は今年はパスしました。
今朝 は、懇ろに天のお釈迦様に感謝をしまして、法事を勤め、さらに今日は私の誕生日ですので、お祝いをしてくださる人がいて、ご馳走になりに出かけました。
さて、ペンキ画家のショーゲンさんが、ブンジュ村の子どもたちは自己肯定感が強いと言っていましたので、そのことについて考えました。自己肯定感は気をつけないと自己自慢にならないだろうか、と、その点について考えてみました。
ショーゲンさんの言葉によると、「子供たちも、自分の所作を自分で褒めている、自己肯定感がとても強い」と表現していました。自分の所作、顔を洗う時に両手を合わせて水を掬う、その手を美しい、と愛でる、自分が何かしたことを褒める、そのようなことだそうです。
つまり他と比較していませんね。ここが大事なポイントでしょう。
自己否定をする人は、「私なんか」とか「自分なんか」と、いうように自己卑下をしますね。そうして他との比較において、自分自身にダメ、というネガティブな判断をくだしています。
なんというもったいないことでしょうか。自分で作った命ではないですよね、それぞれの命は。天から頂いた命と、私は捉えています。自分を否定することは、つまり天を否定することに他なりません。
天から頂き物の命ですから、責任をもってそれぞれの命を生ききることが、先ず第一に大事なミッションです。
他と比べて劣っていることもあるでしょうが、その代わり、他より得意なこともあるでしょう。
私も今日のこの日、頂いた命に感謝し、合掌する自分の姿を素敵だと思い、リンゴの食べ方も「いいね」と思い、ちょっと猫たちとダンスをする姿を「いいね」と褒めて、自己肯定感に満ち溢れて今日のこの日を楽しみましょう。
ハッピーバースデー、私自身!!!