60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

水彩画教室(19)

2018年12月14日 08時22分49秒 | 美術

 9月まで通っていたカルチャーセンターが営業休止になり、10月からは先生が移籍した新たなカルチャーセンターへ移った。今までの教室の何人かが外れ、新たなメンバーが加わっての再開である。環境が変わり心機一転だが、自分の技量に変化があるわけでもない。これからの目標は、女性メンバーの絵を見習ってもう少し丁寧に描いてみたいと思っている。

 元々絵心があるわけでもないし、絵が好きなわけでもない。老後何らか趣味がなければ無為な時間が多くなると思い、何かしなければと考えた。私の弟はプラモデルが趣味で、兄は弓道を15年以上続け段も持っている。仲間では地域の楽団に所属して活躍している仲間もいる、グランドゴルフのリーダーもいる、何十坪もの家庭菜園をやっている人もいる。「では自分は?」と思ったとき、自分にはこれと言って得意なことも、趣味にできるようなことも思い当たらなかった。植物や小動物を育てることには魅力を感じないし、スポーツも苦手である。なにより集団より単独の方が性に合っている。
 
 そんな自分の性格から趣味になる候補を落としていくと、かろうじて残ったのが「絵」と「クラシックギター」である。クラシックギターは学生の頃1年間習いに行ったことがあるから、基礎の部分はある程度分る。しかし絵は中学校以降は描いていないから基礎的な知識は何もない。そんなことから水彩画教室に通うことになった。月2回の教室、通い始めて6年である。ある程度は人に見せられるまでになったと思う反面、6年間やってこの程度かとも思う。何よりまだ「絵を描くと」いうことが自分の習慣になっていない。多分教室に通うのを止めれば絵も描かなくなるだろうと思っている。
 
 唯一、「絵をやっていて良かったな!」と思う時がある。習い始めて3年目から年賀状に自分の絵を印刷するようになった。その後何人かに「毎年年賀状楽しみにしてるよ」とか、「もらった後しばらく机の上に置いて見ています」とか、「こんど他の絵も見せてよ」といわれたこともある。そんな時が励みになる。さて今年はどんな絵を年賀状に使おうか?
 
    
 
                      犬吠崎
 
    
 
                       犬吠埼  
 
    
 
                     九十九里ヶ浜
 
    
 
                      木更津 
 
    
 
                       米沢  
 
    
 
                     上総一ノ宮
 
    
 
                      木更津   
 
    
 
                      御宿
 
    
 
                      御宿
 
    
 
                       館山
 
    
 
                       滑河
 
    
 
                     隅田川(千住)
 
    
 
                    山口県 角島
 
    
 
                       幸手
 
    
 
                     権現堂堤
 
 

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