粕壁宿から杉戸宿までは2里ぐらいだろうか、旧街道は国道4号線と時々合流しながら北へ向かう。ここまで来ると首都圏の郊外、4号線の両側には畑地が広がるようになり往時の長閑さを感じる。今日は粕壁宿に残る神社仏閣を回ってから杉戸宿のあった東武動物公園駅まで歩く。杉戸では杉戸宿400年ということで「日光街道杉戸宿宿場祭り」というのが開催されていた。杉戸は埼玉県北葛飾郡杉戸町、農業高校があるぐらいだから農業が主たる産業なのだろう。お祭りも町民手作りの飾り気のない、のんびりとした雰囲気を感じる。
春日部駅東口
駅前通り
田村荒物店
古利根川公園橋
大落古利根川
碇(いかり)神社
江戸時代の名主・多田家の屋敷稲荷が始まり
祠の脇に生えるイヌグスで樹齢600年を数える
大落古利根川の桜並木
旧日光街道
10代続く米穀問屋の永嶋庄兵衛商店
山中千手観音堂
粕壁宿の米問屋が江戸時代の俳諧師・
眠牛(みんぎゅう)のために建立した観音堂が起源
国登録有形文化財に指定される浜島家の土蔵
最勝院
南北朝時代に春日部を治めた武将・春日部重行の墓とされる塚がある
成就院
粕壁宿の発展に貢献した見川喜蔵が眠る墓がある
春日部稲荷
春日部八幡宮
元弘年間武将の春日部重行が尊敬する鎌倉八幡宮の遙拝所として建立。
旧日光街道
小淵の一里塚 日光道標
日本橋から9番目の一里塚があった
ここで国道4号線と合流
小淵山観音院
ボロボロに朽ち果てていく仁王像
杉戸町に入る
北緯四十度線モニメント
このあたりまで来ると4号線の両脇にも畑地が広がる
ここで4号線から左に入る
九品寺(くほんじ)
瓦屋根のどっしりした古い民家が点在する
再び4号線と合流
バラの家の看板につられ立ち寄って見ることにした
バラの家
1000種類のバラを扱うバラ苗専門店
旧日光街道は左に入る
民家の屋根に立つ厄除けの鐘馗(しょうき)様
関口酒造
江戸時代に商いを始め、杉戸宿とともに歩んできた造り酒屋
杉戸宿高札場
資料に基づいてほぼ原寸大に復元された、法令などを知らせる告知板
日光街道を通行止めにして「日光街道杉戸宿宿場祭り」の会場に
時代行列、物産市など多くのイベントが行われている
地元の人たちによる手作り感満載のお祭り
地元高校生によるストーリーライブ
手作りの射的
ギターを伴奏に歌を披露
物産市
駅前通り
東武動物公園駅
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