駅からの散歩
No.318 武蔵小金井~深大寺 7月2日(土曜日)
我が家の庭木がうっそうとしてきたため、4週に分けて剪定したり、結婚式があったり、梅雨に
入って雨が多かったりで、毎週のように出かけていた散歩も、ここ1ケ月は御無沙汰していた。
歩かなければ歩かないで済むものだが、しかし何となく1週間のケジメが着かない気がして
スッキリしない。先週、梅雨の合間に久々の散歩に出かけてみた。朝方雨が降っていたから
傘を持って出たのだが、JRの武蔵小金井駅に着いた時は真夏の天候に変わっていた。
今日はこの武蔵小金井駅から深大寺まで歩く、この地は東京の西にあり国分寺崖線という
10~20メートルほどの崖が東西に走っている。ハケと呼ばれるこの崖は、古い農家や学校、
公園の敷地として、あるいは保護林の形で森が残されているところが多く、遠目にもはっきりと
それとわかる。崖下には方々で湧水があり、かつては周囲の田畑をうるおしていたのだろう。
この湧水は小川となって野川に注ぎ、二子玉川で多摩川に合流する。この野川は都市河川
としては珍しほどの清流で、子供達が川遊びに夢中にっていた。
昨年、ジブリの「借り暮らしのアリエッティー」という映画が上映された。その映画に登場する
和洋折衷の屋敷や庭園は、青森県平川市の盛美園がモデルだそうだが、その屋敷があった
所在地は今回歩いたこの小金井市の辺りの国分寺崖線付近という設定である。映画のラスト、
アリエッティーの家族が下っていった小川は、このハケの湧水からの流れなのであろう。
いつもなら、歩きながら印象に残った風景をデジカメに収め、それを貼りつけて親しい人達に
メールしていたのだが、今回は趣向を変え、6月3日のブログに書いたイメージングスクエア
の「デジタルクラスト」という技法を使って写真を絵画風に変更し、それを並べて見た。
人によっては、「そんな似非絵画を使うな!」とか「人に見せるなら自分で描いた絵を載せろ」
とかの意見ももらうのだが、そう言われるとあえて反発したくなるのが私の性格である。
私は散歩しながら記録写真を撮っているわけではない。「その場の雰囲気をどう表現しよう?」
そんなことをいつも考えて写真を撮っている。自分が面白いと思うショットやアングルを探して、
シャッターを切る。そしてワンタッチを加えて絵画風にして見た。その写真(絵?)がその場の
雰囲気を表現できていれば、それはそれで良しとしよう。「似非絵画」などと大上段に構えず、
気楽に「どう表現するかを楽しむ時代」なのだろうと思うからである。
だから今回はあえて全ての写真を置き換えてみた。油彩絵風を主体に変更したのだが、置き
換えてわかったのだが、写真を並べた時よりよりは柔らかく、全体的に情感が出るように思う。
ソフトの提供者のカシオの広告ではないが、いままで「撮って見る」だけだった写真を「作って
楽しむ時代」への変化も、まんざら悪いものではないように思うのである。
JR中央線 武蔵小金井駅
はけの道
金蔵院
はけの道
左右に大きな屋敷がある
ぶどう園
中村研一アトリエ跡にある「はけの森美術館」
はけの森の中にある「オープンミントカフェ」
旧中村研一画伯邸を改装した店内は和洋折衷のレトロモダンのインテリアで統一
ウバ茶とシホンケーキセットで750円
はけの森 この段差が国分寺崖線
はけの森
はけの森
はけの湧水
湧水は小川になって流れ、やがて野川に注ぐ
映画「借り暮らしアリエッティー」の小人の目線で写真を撮って見た
はけの小路
はけの小路 左側が小川
はけの小路
手前に野川が流れる
野川に添った遊歩道
野川に添った遊歩道
武蔵野公園
武蔵野公園
野川公園 真ん中を野川が流れる
野川公園
野川公園
野川公園
深大寺通り
水車館
深大寺門前蕎麦
なめこおろし蕎麦 900円
深大寺本堂
水子地蔵
深大寺植物公園
1番咲きは終わり、これからは2番咲き
深大寺植物公園
深大寺植物公園
No.318 武蔵小金井~深大寺 7月2日(土曜日)
我が家の庭木がうっそうとしてきたため、4週に分けて剪定したり、結婚式があったり、梅雨に
入って雨が多かったりで、毎週のように出かけていた散歩も、ここ1ケ月は御無沙汰していた。
歩かなければ歩かないで済むものだが、しかし何となく1週間のケジメが着かない気がして
スッキリしない。先週、梅雨の合間に久々の散歩に出かけてみた。朝方雨が降っていたから
傘を持って出たのだが、JRの武蔵小金井駅に着いた時は真夏の天候に変わっていた。
今日はこの武蔵小金井駅から深大寺まで歩く、この地は東京の西にあり国分寺崖線という
10~20メートルほどの崖が東西に走っている。ハケと呼ばれるこの崖は、古い農家や学校、
公園の敷地として、あるいは保護林の形で森が残されているところが多く、遠目にもはっきりと
それとわかる。崖下には方々で湧水があり、かつては周囲の田畑をうるおしていたのだろう。
この湧水は小川となって野川に注ぎ、二子玉川で多摩川に合流する。この野川は都市河川
としては珍しほどの清流で、子供達が川遊びに夢中にっていた。
昨年、ジブリの「借り暮らしのアリエッティー」という映画が上映された。その映画に登場する
和洋折衷の屋敷や庭園は、青森県平川市の盛美園がモデルだそうだが、その屋敷があった
所在地は今回歩いたこの小金井市の辺りの国分寺崖線付近という設定である。映画のラスト、
アリエッティーの家族が下っていった小川は、このハケの湧水からの流れなのであろう。
いつもなら、歩きながら印象に残った風景をデジカメに収め、それを貼りつけて親しい人達に
メールしていたのだが、今回は趣向を変え、6月3日のブログに書いたイメージングスクエア
の「デジタルクラスト」という技法を使って写真を絵画風に変更し、それを並べて見た。
人によっては、「そんな似非絵画を使うな!」とか「人に見せるなら自分で描いた絵を載せろ」
とかの意見ももらうのだが、そう言われるとあえて反発したくなるのが私の性格である。
私は散歩しながら記録写真を撮っているわけではない。「その場の雰囲気をどう表現しよう?」
そんなことをいつも考えて写真を撮っている。自分が面白いと思うショットやアングルを探して、
シャッターを切る。そしてワンタッチを加えて絵画風にして見た。その写真(絵?)がその場の
雰囲気を表現できていれば、それはそれで良しとしよう。「似非絵画」などと大上段に構えず、
気楽に「どう表現するかを楽しむ時代」なのだろうと思うからである。
だから今回はあえて全ての写真を置き換えてみた。油彩絵風を主体に変更したのだが、置き
換えてわかったのだが、写真を並べた時よりよりは柔らかく、全体的に情感が出るように思う。
ソフトの提供者のカシオの広告ではないが、いままで「撮って見る」だけだった写真を「作って
楽しむ時代」への変化も、まんざら悪いものではないように思うのである。
JR中央線 武蔵小金井駅
はけの道
金蔵院
はけの道
左右に大きな屋敷がある
ぶどう園
中村研一アトリエ跡にある「はけの森美術館」
はけの森の中にある「オープンミントカフェ」
旧中村研一画伯邸を改装した店内は和洋折衷のレトロモダンのインテリアで統一
ウバ茶とシホンケーキセットで750円
はけの森 この段差が国分寺崖線
はけの森
はけの森
はけの湧水
湧水は小川になって流れ、やがて野川に注ぐ
映画「借り暮らしアリエッティー」の小人の目線で写真を撮って見た
はけの小路
はけの小路 左側が小川
はけの小路
手前に野川が流れる
野川に添った遊歩道
野川に添った遊歩道
武蔵野公園
武蔵野公園
野川公園 真ん中を野川が流れる
野川公園
野川公園
野川公園
深大寺通り
水車館
深大寺門前蕎麦
なめこおろし蕎麦 900円
深大寺本堂
水子地蔵
深大寺植物公園
1番咲きは終わり、これからは2番咲き
深大寺植物公園
深大寺植物公園
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます