60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

日光街道(10)

2019年02月01日 08時21分31秒 | 散歩(8)
 日光街道の街道歩きも半分を過ぎ、今日は栃木県小山市の間々田から小山駅までである。小山市は人口16万7000人、宇都宮市に次いで栃木県第二の人口をもつ都市である。栃木県南部の中心都市であるとともに、東北新幹線、宇都宮線、両毛線、水戸線が通じ、東京方面と当地周辺部、栃木県南部および茨城県西部を結ぶ玄関口となっている。
 
 前回今回と小山市を歩いてみて、ゆったりと伸びやかな雰囲気を感じる。旧日光街道沿いには歴史遺産があり、街道を少し外れると広々とした水田や畑、それなりに人口集積があるから商業施設も整っていて暮らしやすさを感じる。時々地元の人と会話しても親切で穏やかである。冬の暖かい日差しの中そんな街道をゆっくりと歩いていると、何時までも歩いていたいと思うのである。
 
           
 
                     JR小山駅
 
             
 
                   駅前のターミナルに
              郷土芸能のジャガマイタの像が立つ
 
      「ジャガマイタ」は「蛇がまいた、蛇がまいた」と叫びながら歩く蛇祭り。
     蛇がまいたの「まいた」は「参った」またはトグロを「巻いた」の意味らしい
 
           
 
                    駅前通り 交差点を右に
 
           
 
                    国道4号線に出る
 
           
 
                 小山市立車屋美術館
 
    
 
             葉書大に絵を描いた作品展が催されたいた
 
    
 
    
 
                     小川家邸宅
            明治末期、乙女河岸から日光街道沿いに移り
              肥料問屋を開いた小川家の邸宅、
 
    
 
                   母屋は二階建て
 
    
 
                二階の一室のみ洋室にしてある
 
           
 
                      4号線
 
        
 
                  逢いの榎(あいのえのき)
            昭和40年の台風で倒れるまで樹齢300年以上、
            高さ11mの2本のエノキが絡むように立っていた。 
       日光街道を旅する人の目印であり、木の脇に小さな祠があり、
      恋愛成就のご利益があると信じられていた。現代のエノキは2代目
 
    
 
                      龍昌寺
           慶安4年3代将軍家光の遺骸を日光廟に移す際は
              本堂脇に棺を安置する建物を新築した
 
    
 
             龍昌寺境内に立つ「寝起不動尊(ねおこし)」
        本尊の不動明王は摸庵和尚が水戸城内から運んだと伝わる。
       それで、衰弱した和尚は寝込むが、枕元に現れた不動明王の力で
       元気になり床払いできたことから寝起不動尊と呼ばれるようになった。
 
              
 
           
 
                間々田紐は大正中期から継承される。
           草木染の絹糸を手組みしたしなやかで上品な組紐
 
                    
 
    
 
                      おたけ坂
       語り伝えでは、旅籠の娘・おたけは親の決めた縁談を断り切れず、
        恋人の佐平と夜逃げする。しかし、この坂で捕まり殺される。
           地元の人は2人を弔い、おたけ坂と命名した
 
    
 
            あちらこちらで畦の枯れ草を焼く煙が立ち昇る
 
    
 
                 遠くに雪を被った山が見える
 
    
 
           
 
    
 
                    間々田八幡宮
        天平年間の勧請と伝わる。源頼朝も戦勝祈願をしている
 
              
 
                   愛嬌ある顔の狛犬
 
    
 
           
 
    
 
                     浅間神社
 
    
 
                     千駄塚古墳
              6世紀に造られたと考えられる大型の円墳
 
    
 
                      西堀酒造
 
           
 
           
 
    
 
              「アンフランベルジュ」というブライダルホール
 
    
 
    
 
                 安房神社(あわじんじゃ)
 
         平安時代にまとめられた「延喜式」に名を連ねる古社
 
    
 
            このあたりはモミの群落で天然記念物になっている
 
           
 
    
 
                    須賀神社参道
 
    
 
                      須賀神社 
 
               
 
                   鳥居の傍に小山評定之碑
              秀吉が死去した後、石田光成が大阪で挙兵。
         その折家康が諸将を小山に集めて軍議開く。これが小山評定
 
    
 
                   新しいタイプの手水舎
 
           
 
                  手をかざすと水が出てくる
 
    
 
                     須賀神社本殿
 
    
 
                      妙連寺
 
    
 
           
 
                     駅前通り
 
    
 
                      JR小山駅
 
    
 
       小山駅は新幹線、宇都宮線、両毛線、水戸線と交通の要所




最新の画像もっと見る

コメントを投稿