中国国家統計局の発表によると2024年末時点での中国の総人口は14億800万人と報告されました。これによると2023年と比べて139万人減少し、公式の統計を見る限り人口減少の幅はそれほど大きくないように思えます。しかし民間での観察やインターネット上の議論では全く異なる状況が広がっています。多くの動画投稿で商業施設が閑散とし、かつての賑わいが消えたことが指摘されています。さらに地方の村でも人影がまばらになり多くの人々が中国の人口は本当に14億人もいるのかと疑問を抱いています。武漢の住民も以前は公共のロータリーでバスに乗るのも一苦労だった。しかし今ではバスや地下鉄に乗ってもり座れるほど空いていると証言しています。この現象は都市部だけに限らず地方の農村でも顕著に現れています。ある村の住民は都市部が閑散としているの
は旧正月の規制の影響だと考えられる。しかしなぜ農村部までもがこんなに静まり返っているのか?中国には本当に14億人もの人口がいるのだろうか?もし
それが事実なら一体どこへ行ってしまったのか?都市にも村にも姿がないのなら一体どこに消えたのかと不安を口にしています。新型コロナウイルスの流行以来中国の死亡者数は依然として不透明なままです。イーロンマスクのAIモデルが中国の年末消費データ、公共交通機関の利用状況、GDP成長率質業率などの統計を元に中国の人口が過去3年間で1.5億人から2億人減少したと推計しました。この数字は政府の公式発表よりもはるかに大幅な人口減少を示してい
ます。また2022年には上海公安局のデータが流出し中国の実際の人口が10億
人程度である可能性が指摘されました。中国の本当の人口規模を正確に知ることは困難な状況です。一部の学者や経済専門家は異なる角度から中国の人口減少を推定しています。日本の経済学者は中国国内での塩の消費量を元に推計を行いました。その結果食用塩、工業塩のいずれにおいても消費量がおよそ10%減少していることが判明しました。塩の供給が十分あるにも関わらず消費量が大幅に減少する要因は2つしか考えられません。1つは国民の食生活が大きく変わり塩分摂取量が著しく減少した可能性。もう1つは人口そのものが急激に減少した可能性です。しかし近年の中国の食文化はむしろ塩分摂取量が増え傾向にあり四川料理、湖南料理、東北料理などの塩辛い料理が人気を博しています。そのため食生活の変化による影響よりも人口現象による影響の方が大きいと考えられます。このように様々なデータから中国の人口減少は政府の公式発表よりもはるかに深刻であることが示唆されています。中国の人口は本当に14億人もいるのかという疑問がますます増加しています。ここ数年都市部の閑散とした様子、地方の人口流出、各種経済指標の減少傾向など民間での実感と政府の発表する統計との間には大きな差が生じています。もし本当に14億人が存在するのであれば一体どこへ行ってしまったのか?コロナでたくさんの人が亡くなってしまったのか?海外へ合法、非合法の形で移民したのか?元々そんなにいなかったのか?疑問が尽きません。