2018年の憲法改正によって国家主席の任期制限は撤廃され、習氏はいま3期目を務めている。
それでも、党総書記は2027年、国家主席としても2028年に3期目の任期が切れる。つまり2029年というタイミングでの「建国80周年の2029年までに改革の任務を完成する」 という公約を掲げるのは、習氏は3期目を超えても権力を行使し続けるという宣言とみることができる。
(20期3中全会)の内容は
(2024年7月18日、中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議にて採択)
中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議(20期3中全会)は、2024年7月15日から18日まで北京で開催された。
今回の全会に出席したのは、中央委員199名と中央委員候補165名であった。また、中央規律検査委員会常務委員会委員と関係部門の責任者が列席したほか、第20回党大会の一部末端代表と有識者が列席した。
全会は、中央政治局が主宰した。中央委員会総書記・習近平が重要講話を行った。
全会は、習近平が中央政治局の委託を受けて行った活動報告を聴取・討論し、「改革をいっそう全面的に深化させ、中国式現代化を推進することに関する中共中央の決定」を審議・採択した。習近平は全会に対して「決定案」について説明を行った。
全会は、党の20期2中全会以来の中央政治局の活動を十分に評価し、以下の認識で一致した。複雑で厳しい国際環境と困難で重い国内の改革・発展・安定の任務を前にして、中央政治局は第20回党大会と20期1中全会、2中全会の精神を全面的に貫徹し、新たな発展理念を完全に、正確に、全面的に貫徹し、「安定を保ちつつ前進を求める」という活動全体の基調を堅持し、「五位一体」の総体的配置の統一的推進と「四つの全面」の戦略的配置の調和的推進をはかり、国内と国際という二つの大局を統一的に考慮し、発展と安全保障を統一的に考慮し、質の高い発展の推進に力を入れ、改革の全面的深化をいっそう推し進めて計画し、社会主義の民主・法治建設を着実に推進し、宣伝・思想・文化活動を不断に強化し、民生保障と生態環境保護に着実に取り組み、国家安全保障と社会の安定を断固として守り、国防と軍隊の整備を力強く推し進め、香港・澳門活動と対台湾活動を継続的に推進し、中国の特色ある大国外交を踏み込んで進め、全面的な厳しい党内統治に一貫して取り組み、経済の持ち直しを実現し、社会主義現代化国家の全面的建設を着実に前進させた。
全会は、新時代以来の改革の全面的深化の成功した実践と偉大な成果を高く評価し、改革をいっそう全面的に深化させ、中国式現代化を推進する問題を討論し、以下の共通認識を得た。現在および今後一定期間は、中国式現代化をもって強国建設、民族復興の偉業を全面的に推進する肝心な時期である。中国式現代化は改革開放の中で絶えず進められてきたものであるから、必ずや改革開放の中で明るい未来を切り開いていく。錯綜する複雑な国際・国内情勢を前に、新たな科学技術革命と産業変革を前に、人民大衆の新たな期待を前にして、自覚をもって改革をいっそう優先事項として位置づけ、中国式現代化の推進をしっかりと中心に据えて改革をいっそう全面的に深化させなければならない。
全会は、次のように強調した。改革をいっそう全面的に深化させるには、マルクス・レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論、「三つの代表」重要思想、科学的発展観を堅持し、習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想を全面的に貫徹し、習近平総書記の改革の全面的深化に関する一連の新思想、新観点、新論断をいっそう学習して貫徹し、新たな発展理念を完全に、正確に、全面的に貫徹し、「安定を保ちつつ前進を求める」という活動全体の基調を堅持し、思想を解放すること、事実に基づいて真理を追求すること、時代とともに前進すること、真実を求めて実践に励むことを堅持し、社会的生産力をいっそう解放し発展させ、社会の活力を引き出し高めていき、国内と国際という二つの大局を統一的に考慮し、「五位一体」の総体的配置を統一的に推進し、「四つの全面」の戦略的配置を調和的に推進し、経済体制改革を導きとし、社会の公平・正義の促進と人民の福祉の増進を出発点および帰結点として、改革の系統的統合をいっそう重視し、重点を際立たせることをいっそう重視し、改革の実際の効果をいっそう重視し、生産関係・生産力、上部構造・経済基盤、国家統治・社会発展がよりよく照応しあうよう促し、中国式現代化に強大な原動力と制度的保障を提供しなければならない。
全会は、次のように指摘した。改革をいっそう全面的に深化させる総目標は次のとおりである。引き続き中国の特色ある社会主義制度を充実・発展させ、国家統治体系・統治能力の現代化を推進する。2035年までに、ハイレベルの社会主義市場経済体制を全面的に完成させ、中国の特色ある社会主義制度がさらに充実し、国家統治体系・統治能力の現代化を基本的に実現し、社会主義現代化を基本的に実現し、今世紀中葉までに社会主義現代化強国を全面的に完成させるために固い基盤を築く。ハイレベルの社会主義市場経済体制の構築、全過程の人民民主の発展、社会主義文化強国の建設、人民の生活の質の向上、「美しい中国」の建設、より高い水準の「平安中国」の建設、党の指導レベルと長期執政能力の向上に焦点をあて、継続的に改革を前へと推し進めていく。中華人民共和国成立80周年の2029年までに、本決定が提出した改革の任務を達成する。
全会は、次のように強調した。改革をいっそう全面的に深化させるには、改革開放以来、とくに新時代の改革の全面的深化における貴重な経験を総括・運用し、党の全面的指導の堅持、人民を中心とすることの堅持、根本を貫いて革新を起こすことの堅持、制度建設を主軸とすることの堅持、全面的な法に基づく国家統治の堅持、系統的なものの見方の堅持という原則を貫く必要がある。
全会は、改革のいっそうの全面的深化について系統的な配置を行い、次のように強調した。ハイレベルの社会主義市場経済体制を構築し、経済の質の高い発展を推し進める体制・仕組みを整備し、全面的イノベーションを支援する体制・仕組みを構築し、マクロ経済ガバナンス体系を整え、都市・農村の融合発展を目指す体制・仕組みを整備し、ハイレベルの対外開放の体制・仕組みを整え、全過程の人民民主の制度体系をより完全なものにし、中国の特色ある社会主義法治体系を充実させ、文化の体制・仕組みの改革を深化させ、民生を保障・改善する制度体系を健全化し、生態文明体制改革を深化させ、国家安全保障体系・能力の現代化を推進し、国防・軍隊改革を持続的に深化させ、改革をいっそう全面的に深化させ、中国式現代化を推進することへの党の指導レベルを高める。
全会は、次のように指摘した。ハイレベルの社会主義市場経済体制は中国式現代化の重要な保障である。市場メカニズムの役割をよりよく発揮させ、より公平でより活力のある市場環境をつくり出し、資源配分において効率の最適化、効果の最大化をはかり、「緩和の柔軟性」を保ちながら「管理の徹底」をはかり、しっかりと市場の秩序を維持して市場の失敗を補完し、国民経済の循環を円滑化し、社会全体の内生的原動力とイノベーションの活力を引き出す必要がある。揺るぐことなく公有制経済をうち固めて発展させ、揺るぐことなく非公有制経済の発展を奨励・支援・リードし、各種所有制経済が法に基づいて生産要素を平等に使用し、市場競争に公平に参加し、法律による保護を同等に受けられるようにし、各種所有制経済の優位性の相互補完と共同発展を促す。全国統一大市場を整備し、市場経済の基礎的制度を整備する。
全会は、次のように指摘した。質の高い発展は社会主義現代化国家を全面的に建設する上での最重要任務である。新たな発展理念によって改革をリードし、新たな発展段階に立脚し、供給側構造改革を深化させ、質の高い発展を促すためのインセンティブ・制約メカニズムを整備し、発展の新たな原動力・優位性をつくり出す必要がある。現地の実情に応じて新質生産力を発展させる体制・仕組みを整備し、実体経済・デジタル経済高度融合促進制度を整備し、サービス業の発展に向けた体制・仕組みを充実させ、現代化インフラ整備に向けた体制・仕組みを整え、産業チェーン・サプライチェーンの強靭性・安全性向上制度を整備する。
全会は、次のように指摘した。教育・科学技術・人材は中国式現代化の基礎的で戦略的な支えである。科学教育興国戦略、人材強国戦略、革新駆動型発展戦略を踏み込んで実施し、教育・科学技術・人材の体制・仕組みの一体改革を統一的に推進し、新型挙国体制を整え、国のイノベーション体系全体の効果を高める必要がある。教育の総合改革を深化させ、科学技術体制の改革を深化させ、人材開発の体制・仕組みの改革を深化させる。
全会は、次のように指摘した。科学的なマクロコントロールと効果的な政府によるガバナンスは、社会主義市場経済体制の優位性を発揮する上での内的要請である。マクロコントロール制度体系を充実させ、財政・租税、金融など重点分野の改革を統一的に進め、マクロ政策の整合性をはかる必要がある。国家戦略計画体系と政策整合メカニズムを整備し、財政・租税体制改革を深化させ、金融体制改革を深化させ、地域間調和発展戦略実施メカニズムを整える。
全会は、次のように指摘した。都市・農村の融合発展は中国式現代化の必然的要請である。新型工業化、新型都市化、農村の全面的振興を統一的に考慮し、計画・開発・統治における都市と農村の融合を全面的に深め、都市・農村間の要素の平等交換・双方向流動を推し進め、都市と農村の格差を縮め、都市・農村の共同繁栄・共同発展を促す必要がある。新型都市化推進体制・仕組みを整備し、農村基本経営制度を強化し充実させ、「強農・恵農・富農」支援制度を整備し、土地制度改革を深化させる。
全会は、次のように指摘した。開放は中国式現代化の鮮明なトレードマークである。対外開放の基本国策を堅持し、開放によって改革を促すことを堅持し、わが国の超大規模市場の優位性をよりどころとし、国際協力を拡大していく中で開放の能力を高め、よりハイレベルの開放型経済の新体制を確立する必要がある。制度型開放を着実に拡大し、貿易体制の改革を深化させ、外商投資・対外投資管理体制の改革を深化させ、地域開放の配置の最適化をはかり、「一帯一路」の質の高い共同建設を推進する仕組みを整備する。
全会は、次のように指摘した。全過程の人民民主を発展させることは中国式現代化の本質的な要請である。揺るぐことなく中国の特色ある社会主義の政治発展の道を歩み、わが国の根本政治制度、基本政治制度、重要政治制度を堅持し充実させ、各レベルの民主の形態を充実させ、人民主体を具体的・現実的に国の政治生活と社会生活の各方面に反映させる必要がある。人民主体制度の整備を強化し、協商民主の仕組みを整備し、末端の民主制度を整備し、大統一戦線活動の形を整える。
全会は、次のように指摘した。法治は中国式現代化の重要保障である。憲法を全面的に貫徹・実施し、憲法の権威を擁護し、立法・法執行・司法・法律遵守の各部分での改革を一体的に推進し、法の下の平等を保障する仕組みを整備し、社会主義法治精神を発揚し、社会の公平・正義を守り、国の諸般活動の法治化を全面的に推し進める必要がある。立法分野の改革を深化させ、法に基づく行政を深く推し進め、公正な法執行・司法の体制・仕組みを整備し、法治社会建設推進の仕組みを充実させ、渉外法治建設を強化する。
全会は、次のように指摘した。中国式現代化は物質文明と精神文明のバランスがとれた現代化である。文化への自信を強め、社会主義の先進的文化を発展させ、革命の文化を発揚し、中華の優れた伝統文化を伝承し、情報技術の急速に発展する新たな情勢にいち早く対応し、規模壮大な優れた文化人材陣の育成・形成を促し、全民族の文化革新・創造の活力を引き出す必要がある。イデオロギー関連活動責任制を整備し、文化サービス・文化作品供給の仕組みを適正化し、インターネット総合ガバナンス体系を整備し、より効力のある国際的発信体系を構築する。
全会は、次のように指摘した。発展の中で民生を保障し改善することは中国式現代化の重要な任務である。できることを全力でしっかりと行うことを堅持して、基本公共サービスの制度体系を整備し、包摂的民生、基本的民生、最低ライン保障型民生の建設を強化するとともに、人民の最大の関心事項である最も直接的で最も現実的な利益の問題をしっかりと解決し、人民のよりよい生活への願いを絶えず満たしていく必要がある。所得分配制度を改善し、雇用優先政策を充実させ、社会保障体系を整備し、医療・医薬・衛生体制改革を深化させ、人口発展支援・サービス体系を整える。
全会は、次のように指摘した。中国式現代化は人と自然の調和的共生を目指す現代化である。生態文明制度体系を整備し、二酸化炭素排出削減・汚染対策・緑化・経済成長をバランスよく推進し、気候変動に積極的に対応し、「緑の山河は金山・銀山にほかならない」という理念を着実に実践するための体制・仕組みを早急に整備する必要がある。生態文明の基礎的体制を整備し、生態環境ガバナンス体系を整備し、グリーン・低炭素発展の仕組みを整備する。
全会は、次のように指摘した。国家安全保障は中国式現代化の安定的・長期的推進の重要な基盤である。総体的国家安全保障観を全面的に貫徹し、国家安全保障を確保する体制・仕組みを改善し、質の高い発展と高い水準の安全保障との相互促進を実現し、国家の長期的安定を着実に守る必要がある。国家安全保障体系を整え、公共安全ガバナンスの仕組みを整備し、ソーシャル・ガバナンス体系を整え、渉外国家安全保障の仕組みを整備する。
全会は、次のように指摘した。国防・軍隊の現代化は中国式現代化の重要な構成部分である。人民軍隊に対する党の絶対的指導を堅持し、改革による軍隊強化戦略を踏み込んで実施することで、中国人民解放軍創立百周年の奮闘目標の計画どおりの達成と国防・軍隊の現代化の基本的実現を力強く保障する必要がある。人民軍隊を指導・管理する体制・仕組みを整え、統合作戦体系の改革を深化させ、軍隊・地方協力体制の改革を深化させる。
全会は、次のように強調した。党の指導は改革をいっそう全面的に深化させ、中国式現代化を推進する上での根本的保証である。「二つの確立」の決定的な意義をしっかりと理解し、「四つの意識」を強め、「四つの自信」を固め、「二つの擁護」を徹底し、党の自己革命によって社会革命を導く強い自覚を持ち、改革の精神と厳格な基準によって党を管理・統治し、党の自己革命の制度規範体系を整備し、党の自己浄化・自己改善・自己革新・自己向上を不断に推進し、党が終始中国の特色ある社会主義事業の強固な指導的核心であり続ける必要がある。改革のいっそうの全面的深化に対する党中央の集中的・統一的指導を堅持し、党建設の制度改革を深化させ、党風・廉潔政治建設と反腐敗闘争を踏み込んで推進し、「釘打ちの精神」で改革の実施にしっかりと取り組む。
全会は、次のように強調した。中国式現代化は平和的発展の道を歩む現代化である。揺るぐことなく独立自主の平和外交政策を実施し、人類運命共同体の構築を推進し、全人類共通の価値を実践し、グローバル発展イニシアティブ、グローバル安全保障イニシアティブ、グローバル文明イニシアティブを実践し、平等で秩序ある世界の多極化と互恵的・包摂的な経済グローバル化を唱導し、外事活動の仕組みの改革を深化させ、グローバル・ガバナンス体系の改革と整備に積極的に参与し、それを牽引し、国家の主権・安全・発展の利益を断固として守らなければならない。
全会は、次のように指摘した。全会の精神をしっかりと学習し貫徹することは現在および今後一定期間における全党・全国の重要な政治任務である。全会の精神を踏み込んで学習して理解し、改革のいっそうの全面的深化の主題、重要原則、重要措置、根本的保証を深く理解・把握する必要がある。全党一同は、一丸となって「決定」の貫徹と実施に取り組み、改革をいっそう全面的に深化させる戦略的配置を中国式現代化の強大な推進力に転化させなければならない。
全会は、当面の情勢と任務を分析した上で、揺るぐことなく今年の経済・社会発展目標を実現すると強調した。経済運営に関する党中央の決定・配置に従い、マクロ政策をしっかりと実施し、内需を積極的に拡大し、現地の実情に応じて新質生産力を発展させ、貿易の新たな原動力の育成を加速し、グリーン・低炭素発展を着実に推進し、民生を確実に保障・改善し、貧困脱却堅塁攻略の成果を定着させて拡大する。第14次5ヵ年計画の実施状況を総括・評価し、第15次5ヵ年計画の立案準備を着実に進める。
全会は、次のように指摘した。発展と安全保障を統一的に考慮し、不動産、地方債、中小金融機関など重点分野のリスクを防止・解消する諸施策をしっかりと実施し、労働安全の責任を厳格に果たさせ、自然災害、とくに水害のモニタリングと防災・減災対策を拡充し、社会安全リスク防止・抑制のネットワークを張り巡らせ、社会の安定を着実に守る。世論形成を強化し、イデオロギー上のリスクを効果的に防止・解消する。外部からのリスクと試練に効果的に対応し、グローバル・ガバナンスをリードし、すすんで有利な外部環境を形成する。
全会は、次のように強調した。全会の精神の学習・宣伝・貫徹に合わせて、党の革新的理論による武装を強化し、全党のマルクス主義の水準と現代化建設能力を高める。全面的な厳しい党内統治体系を整備し、気風を着実に改善し、形式主義・官僚主義の持病を治し、末端の負担を持続的に軽減し、党風・廉潔政治建設と反腐敗闘争を踏み込んで推進し、巡視活動をしっかりと展開する。テーマ教育の成果を定着させて拡大し、党規律の学習と教育を深化させ、党の団結・統一を守り、党の創造力・結束力・戦闘力を不断に高めていく。
全会は、党規約の規定に基づき、中央委員会候補委員の丁向群、于立軍、于吉紅が中央委員会委員に就任することを決定した。
全会は、秦剛同志の辞任届を受理し、秦剛同志の中央委員会委員の辞任を認めた。
全会は、李尚福、李玉超、孫金明の重大規律違反・違法問題に関する中共中央軍事委員会の審査報告を審議・採択し、中央政治局が行った李尚福、李玉超、孫金明の除籍処分を追認した。
全会は、次のように呼びかけた。全党・全軍・全国各民族人民は習近平同志を核心とする党中央を中心にいっそう緊密に団結し、改革開放の旗印を高く掲げ、心を結束させ力を結集し、奮い立って邁進し、社会主義現代化強国の全面的完成という二つ目の百周年の奮闘目標を達成するために、中国式現代化によって中華民族の偉大な復興を全面的に推進するために、奮闘努力していかなければならない。
中国共産党第20期3中全会コミュニケ全文