『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

TPP、英国加盟で合意今後、中国、台湾との加盟交渉が焦点

2023-03-31 09:23:30 | 日記
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に参加する日本など11カ国は31日、英国の加盟を認めることで大筋合意した。2018年に協定が発効して以降、新規加盟が認められるのは初めて。英国の加盟により、TPP経済圏はアジア太平洋地域から欧州へと拡大することになる。
英国は早ければ7月にニュージーランドで開催される閣僚級の「TPP委員会」で協定文書に署名する見通し。署名後、各国の承認手続きを経て、英国の加盟が正式決定する。
 英国は20年末に欧州連合(EU)から離脱完了し、EU以外との経済関係を強化する狙いから21年2月にTPPへの加盟を申請した。英国が加盟すれば、世界全体の国内総生産(GDP)に占めるTPP加盟国の合計は12%から15%に拡大する。
 TPPは16年に日本やオーストラリアなど12カ国で署名したが、米国がトランプ政権下の17年に離脱し、バイデン政権もTPPへの復帰に消極的だ。一方、21年9月に中国、台湾が加盟を申請。その後エクアドル、コスタリカ、ウルグアイも申請している。TPPを主導する日本は英国の加盟を協定拡大の呼び水にしたい考えだ。
 英国の加盟後は、中国、台湾との加盟交渉が焦点になる。中国は国有企業への不透明な補助金や進出企業に対する技術移転の強要などが問題視されており、日本など参加国はTPPが掲げる「高水準のルールに基づく自由貿易」を維持できるよう厳しく審査する構えだ。

加盟国
日本、メキシコ、シンガポール、ニュージーランド、カナダ、オーストラリア、ベトナム、ブルネイ、チリ、マレーシア、ペルー
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 「贅沢(ぜいたく)品」を扱っている有名店がそろって“泥沼”にハマっている。

2023-03-30 09:29:29 | 日記
2斤972円という「高級生食パン」で知られる「乃が美」のフランチャイズ加盟店の多くが赤字に陥って閉店が相次いでいる。
 さらに、ステーキを立ち食いスタイルで提供している「いきなり!ステーキ」も業績が悪化して130店舗を閉店したが、まだ苦しい戦いが続いているという。
 運営するペッパーフードサービスの2022年12月期は5億300万円の経常損失。大量閉店をしても赤字から脱却できていないのだ。
「乃が美」も「いきなり!ステーキ」も数年前までは、飛ぶ鳥を落とす勢いで店舗数を広げていた。マスコミにもチヤホヤされて、「高級食パンブームの火付け役」「いきなり!ステーキの快進撃」なんて持ち上げられていたのを覚えている方も多いはずだ。
しかし、残念ながら今はその面影すらない。ネットやSNSでも「高いだけ」「一度食べればいい」など辛辣(しんらつ)な意見が並ぶ。贅沢品を扱っている両社は、なぜこんなにも苦戦しているのか。
 最初は物珍しさで行列ができたが、飽きられてしまった。やはり値段の高さが受け入れられなかったなどさまざまな要素が考えられるが、個人的には両社に共通しているあの問題が大きいのではないかと考えている。
 それは「全国制覇」だ。
●「乃が美」と「いきなり!ステーキ」の共通点
 実は「乃が美」も「いきなり!ステーキ」も全国47都道府県すべてに出店するということに、並々ならぬ意欲を見せていたという共通点がある。
 例えば、「乃が美」は全国制覇がよほど嬉しかったのか、Webサイトでこのように誇らしげに紹介している。
 『高級「生」食パン専門店『乃が美』は、創業6年8ヶ月で、全国47都道府県制覇、173店舗の出店を達成しました』
 「いきなり!ステーキ」もWebサイトで『「祝!全都道府県出店」秋田県オープン!363号店「秋田東通店」』(18年11月30日)として以下のように祝っている。
 『これにより、いきなり!ステーキは日本全国の都道府県に出店を果たしました。オープンセレモニーにはタイミングよく!ユネスコ無形文化遺産に登録されたばかりの「なまはげ」さんも登場していただき、盛大に行われました!』
 このように聞くと、「フランチャイズ展開してるんだから全国制覇を目指して当然だろ」と感じるかもしれないが、贅沢品を扱う店がこれをやってしまうのは自殺行為だと言わざるを得ない。
 「ブランド価値」がただ下がりになってしまうからだ。
 高級食パンもステーキも基本的には庶民には縁遠いものだ。それでも給料日だからとか、たまには贅沢をしたいとかいう思いがあって利用する。普段はスーパーの食パンを買っている人も、手土産などで「乃が美」を利用する。消費者はこれらの贅沢品に「特別感」を求めていると言ってもいい。
 しかし、全国制覇を掲げてあちこちに出店をするようになって、「最近よく見るなあ」「駅前にできるらしいよ」という認識が広がると、この特別感はどんどん薄れていく。
 これがコンビニや牛丼、コメダ珈琲のような日常感のあるチェーン店であれば「便利になっていいね」となるが、高級食パンやステーキの場合、贅沢品なので利便性はそれほど感じない。むしろ、店が乱立するので「ありがたみ」が消えていく。
 つまり、贅沢品が全国制覇を掲げて大量に出店するということは、贅沢品の最大の持ち味である特別感をどんどん弱めてしまう。その結果、「最近よく見かける高い店」というマイナスのブランディングをしてしまうことになるのだ。
 「乃が美」と「いきなり!ステーキ」はまさしくこの悪循環に陥ってしまっているのだ。
●「最近よく見かける高い店」という認知
 街のいたるところに看板を見かけて、ロードサイドだけではなく、商業施設のフードコートなどにも出店するようになると、「贅沢品なのになんか安っぽいな」という印象を消費者に与えてしまう。そうなると当然、客足も落ち込むのでフランチャイズは苦戦する。
 しかし、高級食パンやステーキという単価が高いものを扱っているので安売りもできない。そうなると、FC本部としては、売り上げ確保とさらなる成長を目指すということで、さらに出店を加速していかなければいけないので、「最近よく見かける高い店」という認知がどんどん広まってしまうのだ。
 しかも、この悪循環が恐ろしいところは、拡大路線から方針転換して、規模を縮小してもブランドを回復しないことだ。「最近よく見かける高い店」が大量閉店すると、「やっぱり高い価格に見合うものじゃなかったんだ」とネガティブな印象を受けるので、消費者の足はさらに遠いてしまう。
 厳しい言い方だが、高級食パンとステーキという贅沢品であるにもかかわらず、全国制覇を掲げた段階で、このような負のスパイラルに巻き込まれることはもう決まっていたのだ。
 「事業というものは当然、成長していかなければいけないのだから、外食や小売が拡大路線を目指すのはしょうがないのでは」と思うかもしれない。だが、そのような考え方は「オワコン」だと言わざるを得ない。
 今のコンビニや外食チェーンが「全国制覇するのが当たり前」と言わんばかりに拡大路線をはじめたのは、1970年代である。当時、日本の人口はまだ右肩上がりで増えていたので、店の数を増やせば増やすほど成長できた。同一商圏内で大量出店してロイヤリティを高める「ドミナント戦略」を進める企業も増えた。
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エンゼルス大谷翔平投手今年の収入を見積もり87億8000万円米経済誌フォーブス

2023-03-29 07:00:00 | スポーツ
エンゼルス大谷翔平投手(28)が、野球界のトップに躍り出た。米経済誌フォーブス電子版が、広告契約を含めた大谷の今年の収入を見積もり、MLB新記録の6500万ドル(約87億8000万円)に到達すると伝えた。特に、フィールド外での収入が概算で3500万ドル(約47億3000万円)。MLBのスター選手と比べても断トツで、世界的に影響力を与える存在と評価された。
    ◇    ◇    ◇
大谷の価値が、とてつもない数字で算出された。今季、エ軍との1年契約の年俸は3000万ドル(約40億5000万円)だが、スポンサー契約などの広告収入が、それを上回った。フォーブス誌の試算によると、全収入はMLBトップ。フィールド外での収入に限れば、フィリーズのハーパーが2位の650万ドル(約8億45000万円)で、大谷はその約5倍。断トツで野球界NO・1となった。
記事では、広告契約は日米含め13社に上り、最近では化粧品大手のコーセーや世界的なスポーツブランド・ニューバランスと新たに契約を結んだ。ニューバランスのマーケティング最高責任者クリス・デービス氏は同誌の取材に「ショウヘイのCMの日本市場における影響力は数千万ドル(約十数億円)の規模になる。それほどの影響力を持つ野球選手は恐らく彼が初で、他にはいない」と話し、野球界トップと主張した。
スポーツ界全体で昨年のランキングと重ね合わせると、ゴルフ界のレジェンド、タイガー・ウッズにも迫る勢いだ。今オフにフリーエージェント(FA)となる大谷は、年俸が最低5000万ドル(約67億5000万円)前後になるとも予想されている。これにフィールド外の収入が加われば、世界のトップ10入りも近い。
今月開催されたWBCでは、日本戦以外の中継映像でも大谷とスポンサー契約を結ぶ会社の看板広告が画面に映し出された。各国との戦いで知名度を上げ、チェコ代表に自身のインスタグラムで「Respect(リスペクト)」を伝える投稿も話題となった。フォーブス誌は大谷が持つ影響力の高さの理由として、親しみやすい人間性と端正なルックスを指摘。プレー以外での魅力も、世界トップレベルになりつつある。
◆スポーツ界全体では? フォーブスが公開している22~23年の高額選手ランキングは、米国内ではNBAのレブロン・ジェームズ(レイカーズ)が年俸と広告契約合わせ1億2120万ドル(約164億円)でトップ。2位がステフィン・カリー(ウォリアーズ)、3位がケビン・デュラント(サンズ)とトップ3がNBA選手となっている。4位はNFLのトム・ブレイディ(昨季バッカニアーズ)。NBAとNFL以外では9位にゴルフのタイガー・ウッズが入っており、6800万ドル(約91億8000万円)。世界全体ではサッカーのメッシが1億3000万ドル(約176億円)でトップとなっている。
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韓国中枢で「喜んで親日派になる」発言が“話題騒然”…!

2023-03-28 10:24:37 | 日記
韓国・忠清北道の金栄歓(キム・ヨンファン)知事が、韓国政府の強制徴用被害者賠償解決策を擁護する際、「私は今日、喜んで親日派になろうと思う」と発言。

それがいま物議を醸している。どんな思惑があるにしろ立場のある人が韓国で堂々とこの様な発言が出ることが、いままでになかったことだけに、驚きが広がっている形だ。  当然、こんな事を口にすれば即座に社会的に“抹殺”されていたのがいままでの韓国だった。が、いまはこういった行動を国民も一つ一つ見ることで、「自分たちも声をあげても良いんだ」という考えに傾き始めている。  日本にいると報道では大きなうねりの様な「反日・韓国」の姿しか見えないが、現場ではこういった小さな行為、活動、変化が起きているのは間違いない。

日本の経済力が低下し続ける中で、2023年に、一人当たりGDPで韓国が日本を逆転するーー。そんな衝撃的な試算が発表されたのは昨年末のこと。
日本が韓国に逆転された時、いったいなにが起きるのか。韓国で立場のある人の親日派出現はその“予兆”かもしれません。



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「WBC右手小指を骨折した源田・3/31開幕に間に合うか?」

2023-03-27 10:10:13 | スポーツ
WBC1次ラウンドB組の韓国戦(10日、東京ドーム)で右手小指を骨折しながら、守備の要として侍ジャパンの3大会ぶり3度目の優勝に貢献した西武・源田壮亮内野手(30)の今後が不透明なままだ。
オープン戦最終戦となった26日のDeNA戦(ベルーナ)でチームに合流したが、試合前の全体アップに参加したのみ。世界制覇の瞬間を「あの景色というのは一生忘れないでしょうし、ワクワクしました」と振り返った一方で、今後については「ちょっとアレですね…」と言葉を濁した。
5日後に迫った開幕に向けて、松井監督も「今本人と話しているところ。何かお話しできることはありません」と難しい状況を語るしかなかった。一部で「全治3か月」とも報道されている患部の診断結果が公表されていないことが気掛かりだが、それはナインも同じだ。
主将の源田と二遊間を組む副主将・外崎修汰内野手(30)は「詳しくは聞いていませんけど、僕の時は脱臼だったので(今回は)違うんじゃないですか? それでも(痛み止めの)ボルタレンは飲みましたし、突き指のつらいバージョンだった。あの時はすぐに引っ張ってハメましたけど、骨折だったらもっと痛いでしょう。怖いですよ。すごいなと思って見ていました」と源田の不屈の闘志には感心するとともに、2019年4月12日のオリックス戦で自身も帰塁の際に同じ右手小指を突いて脱臼した経験から、僚友の状態を推測した。
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「中国北京2014年施行反スパイ法」日本企業日本人男性が3月、中国国内法違反で身柄拘束16人目

2023-03-26 08:19:50 | 日記
中国の北京市にある日本企業の日本人男性が3月、中国の国内法に違反したとして、当局に身柄を拘束されていたことがわかった。
日中関係筋によると、中国当局に拘束されているのは、北京にある日本企業の現地法人に勤める50代の日本人男性。
男性は3月、中国の国内法に違反したとして身柄を拘束されたもので、理由や経緯などは明らかにされていない。
日本政府は、北京の日本大使館を通じて中国側に男性との面会を求めたり、早期の解放を求めたりしているが、今のところ中国側からくわしい説明はないという。
中国では、2014年に反スパイ法が施行されて以降、当局が外国人などへの監視を強めていて、これまでに少なくとも16人の日本人が拘束されている。
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ゼレンスキー大統領、「復興に日本の指導力(カネ)が必要」

2023-03-25 08:51:49 | 日記
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は23日、読売新聞の単独インタビューに応じ、ロシアによるウクライナ侵略からの復興に向け、先進7か国(G7)議長国でもある「日本の指導力が必要だ」と述べた。民生支援や経済協力に期待感を示した。早期の和平交渉再開を提案している中国に対しては、提案を受け取っていないと指摘し、ウクライナ側の「10項目の和平案」への協力と首脳会談を要請していることを明らかにした。
正直現時点では全てをロシアが認めるとは思えず、現実的ではないような気がします。

「10項目の和平案」 とは
1. 放射線と原子力の安全性。ヨーロッパ最大の原子力発電所、現在ロシアに占領されているウクライナのザポリージャ周辺の安全の回復に焦点を当てています。
2.世界の最貧国へのウクライナの穀物輸出の保護と確保を含む食料安全保障。
3. エネルギー安全保障。ロシアのエネルギー資源の価格制限に焦点を当て、ロシアの攻撃によって半分が損傷を受けた電力インフラの復旧でウクライナを支援します。
4. ロシアに強制送還された戦争捕虜と子供を含む、すべての捕虜と強制送還者の釈放。
5. ウクライナの領土保全を回復し、ロシアは国連憲章に従ってそれを再確認する。
6. ロシア軍の撤退と敵対行為の停止、ウクライナのロシアとの国境の回復。
7. ロシアの戦争犯罪を訴追するための特別法廷の設置を含む正義。
8. 地雷除去と水処理施設の復旧に焦点を当てたエコサイドの防止、環境保護の必要性。
9. 紛争のエスカレーションの防止、およびウクライナに対する保証を含む、ユーロ大西洋空間における安全保障構造の構築。
10. 関係者が署名した文書を含む終戦の確認。
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古田敦也氏断言❝大谷翔平❞日本プロ野球史上最高のピッチャー

2023-03-24 09:26:57 | スポーツ
くりいむしちゅーの上田晋也氏と古田敦也氏の対談をまとめた『 Q上田 A古田 プロ野球で活躍する逸材とは? 』の一部を抜粋し、古田氏の考えを紹介する。
上田 大谷(翔平)選手について伺います。なんなんでしょうね、あの人のすごさは?
古田 人類の歴史というのは、ダーウィンの進化論と一緒で、突然変異でどこかで変わってきたという歴史を繰り返しています。たとえばキリンの場合、たまたま首の長い種が生まれて、上にあるものを食べることができたり、遠くにいる敵を見ることができるようになったから、首の長いキリンだけが生き残りました。ちょっとずつ首が伸びたのではなく、急に長いキリンが生まれて、それが当時でいうと突然変異だったのですが、結局はそのほうが、特性が強かったから生き残ったというのが定説です。今、僕たちはたまたま偶然、大谷という新しい種に出くわしたんじゃないかなと思っています。
「プロ野球史」として考えると、たとえば1万年ぐらい先から見たら、大谷のいる今の時代で変わったよなっていうくらい、能力が高いです。今まででも、すごい選手はいっぱいいましたが、それとは一線を画す、明らかに違う人、新人類と言っていいのか、ニュータイプと言っていいのか、突然変異なのかはわかりませんが、明らかに能力が高い人が出てきたと思います。
上田 古田さんからご覧なってもそう思われますか?
古田 はい。やはり飛び抜けています。もちろん、彼より背の高い日本人はいますが、あれだけ動けたり、いろんなことができたりする日本人は、少ないです。
 大谷君の場合は、日本人がちょっとずつ進化したというより、突然変異でボコッて生まれたような気がします。
上田 確か古田さんは、大谷選手がプロになって3年目ぐらいの頃に、日本ハムの沖縄キャンプに行かれたと思いますが、そのときの印象を教えてください。
古田 そもそも僕は、大谷君が1年目のときから、二刀流をやるべきだと言っていまた。そもそも150キロ投げるピッチャーに、“ピッチャーやめろ”なんて言えませんし、バンバンホームラン打つのに“バッターやめろ”とも言えませんから、とりあえずいけるところまでいってほしいと思っていました。
 プロ野球選手は、いつかはケガするもので、多分肩肘をやってしまいます。そうすると、いずれはバッターになると思うんです。大谷選手は、幸いなのかどうかはわかりませんが、早めにケガをして手術して復帰したからよかったですが、ピッチャーとして復帰できない可能性もありました。ですから、どちらかに絞るのは、ケガをしてからでいいのではという感覚だったので、二刀流でいけるのではないかと言っていました。
 当時、160キロというのは夢の世界です。僕が現役の頃に受けたボールで最も速かったのは、横浜の(マーク)クルーンというピッチャーで、最速162キロぐらい。きれいなスピンの効いたストレートを投げるピッチャーといえば、阪神の藤川(球児)君で、球速は155キロぐらいでした。ボールがピンッと伸びてきますけど、大谷選手の球速は、それを明らかに超えています。藤川君の球速を5キロも超えているわけで、それをやめろと言うのは、あまりにももったいないことです。
上田 どっちかって言ったらバッターとしての才能のほうが高いんですか? それとも、ピッチャーと同じぐらいのレベルなんですか?
古田 両方トップレベルです。大谷選手は、ストレートの速さだけではなく、スライダーもフォークも素晴らしいです。あんなボールを投げる選手はいません。
 たとえば、スライダーならヤクルトの伊藤(智仁)君がいいとか、ダルビッシュ(有)がいいとか言いましたが、はっきり言ってそれとまったく遜色ないです。
上田 昨年投げていたスライダーは、ものすごく曲がってましたよね。
古田 そうですね。フォークボールも、たとえば僕らの時代なら、横浜の大魔神(佐々木主浩)とか、野茂(英雄)君とかの名前があがるけど、それより上です。
上田 え、そうなんですか?
古田 はい。スピードが違います。確かに、彼らももちろんすごいですが、やはり大谷選手が一番上です。あのスピード感であの落差ですから。逆に言うと、あのピッチャーと、このピッチャーと、そのピッチャーのいいところを合体させた、夢のようなすごいピッチャーが現実世界に存在しているという、まさにゲームの世界みたいなことが起きています。
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大谷翔平とトラウトの名勝負に「なにが?」クリス・ルッソ氏炎上

2023-03-23 07:55:37 | スポーツ
日本の14年ぶり3度目の優勝で幕を閉じたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。栄えあるファイナルを彩ったのは、ふたりの天才による勝負だった。
最後の最後で、筋書きのないドラマが待っていた。MLBで3度のMVPを誇る現役最強打者と、唯一無二の“二刀流”が対峙。 
普段はロサンゼルス・エンジェルスの同僚でもある大谷翔平とマイク・トラウトが対峙したのだ。
日本が1点をリードした9回裏2死無塁、一発が出れば同点という局面で、ふたりは向かい合ったのである。
果たして軍配は日本のエースに上がった。同イニングからリリーフ登板した大谷は最速164キロを含む4球連続160キロ超えの4シームで追い込むと、最後はフルカウントから大きく横に曲がるスライダーを投球。これに思わずトラウトのバットも空を切ったのである。
文字通りの頂上決戦で実現した日米球界が誇る至宝同士の真剣勝負には、世界中の野球ファンや関係者から賛辞が続々と寄せられた。そのなかで思わぬ意見を口にした米スポーツ専門局『ESPN』のコメンテーターであるクリス・ルッソ氏だ。
以前から「周囲は大騒ぎしているが、オオタニは何も生み出していない」と何かと大谷に噛みついてきた同氏は、同局の番組「First Take」でWBC決勝で実現したドラマチックなトラウトの対決について、淡々とこう論じたのである。
「驚きの瞬間だって? 何が?彼らはチームメイトだろ? トラウトは三振するしかなかったんじゃないか」
あたかもわざと負けたと言わんばかりの発言には出演者たちも愕然。頭を抱えて言葉を失った。
何を想おうが個人の自由ではある。だが、ルッソ氏の発言が球界の盛り上がりに水を差すものだったのは間違いない。ゆえに彼は“炎上”。多方面から猛烈な批判を受けている。米野球データ専門会社『Codify』が「たとえ冗談で振る舞っていたとしても、これはひどすぎる」と糾弾。さらに米メディア『Barstool Sports』のジャレッド・カラビス記者も「これは史上最悪の野球番組なのは間違いないな」と断じた。
そして極めつけは、今大会にプエルトリコ代表として参戦していた現役メジャーリーガーのマーカス・ストローマン(シカゴ・カブス)だった。以前にもルッソ氏の発言に「こんなマヌケの意見を聞き入れるべきじゃない」と怒っていた31歳は、次のように自身のツイッターに嘆きの声を投稿している。
「トラウトとオオタニは、いまの球界で最高の選手のうちのふたりだ。それなのに俺たちは、このダサいピエロにいつまでもメディアでの発言権を与え続けている。年老いた脳みそで、ひどいウンチクを語っているんだ。実におまぬけだぜ。MLBはいつまで、選手を貶め、無意味なことを叫ぶだけのピエロ野郎に居場所を与え続けるんだよ!」
「MLBがこいつ雇い続け、こいつがやりたいことをやれるプラットフォームを与えている事実はマヌケだ」
辛辣な言葉でもって批判を展開したストローマン。
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米金融システム不安がやや和らぎ株価大幅上昇

2023-03-22 11:09:17 | 日記
米金融当局が金融システム不安の拡大防止策を続けるとの見方から、前日の米株式相場を上昇したことを好感し、日本の銀行株が軒並み上昇している。三菱UFJは反発し、祝日前の20日終値に比べ40円80銭(4.9%)高の866円20銭まで上昇した。21日の米株式市場では主要行で構成するKBWナスダック銀行株指数が続伸し、前日比5%近く上昇。米銀株高の流れが国内銀行株の買いに波及している。みずほFG(8411)は3.9%高、三井住友FG(8316)も3.8%高となる場面があった。
 イエレン米財務長官は21日、「中小銀行が預金流出に陥れば、当局による預金保護が正当化されうる」と述べた。21日の欧州市場でもスイス金融大手の同業買収や各国中央銀行の迅速な対応で、銀行株が上昇するなど、欧米当局が必要に応じて迅速に対処するとの安心感が強まった。楽天証券経済研究所の香川睦チーフグローバルストラテジストは欧米銀株が売られる流れから国内銀行株にも出ていた「持ち高調整の売りもいったん終了となった可能性が高い」と指摘した。
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WBC大谷翔平米国との決勝で抑え登板?エ軍と合意 米国戦の先発は今永?

2023-03-21 02:35:44 | スポーツ
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の大谷翔平投手(28)=米大リーグ・エンゼルス=は、翌20日(同21日)にメキシコと準決勝を戦うローンデポパークで公式練習に参加。投手の調整のみ行い、21日(同22日)の決勝で登板する準備を進めていることを明らかにした。唯一のセーブを記録した日本ハム時代の2016年以来となる〝救援二刀流〟へ向け、まずはメキシコ戦で打者の一刀流だ。相手先発パトリック・サンドバル投手(26)を攻略するカギは、エ軍の同僚である自身の頭の中に。打ち崩すイメージを共有して侍打線を爆発へ導く。 準決勝で侍打線の前に立ちふさがるメキシコの先発左腕、サンドバルの特徴を日本代表で最もよく知るのは大谷だ。エ軍ではキャッチボール相手を務める仲。この日も練習中に談笑し、「お互いにね、『気を付けろよ。(エ軍キャンプ地の)アリゾナに行く準備はできてるか?』って言ってました」と軽口をたたきあったことを明かした。
準々決勝前には、エ軍のネビン監督が「大谷は米国ラウンドでは投げない」と〝暴露〟。30日のメジャー開幕戦先発に向け、準々決勝以降は登板しないと明言した。この日もグラウンドで打撃練習はせず、登板前のルーティンをこなす大谷の姿があった。重さの違うプライオボールを使った壁当てとキャッチボールの後は、屋内での調整に終始。代表と並行して、大会後の25日に登板予定のエ軍のオープン戦に備えているのかと思いきや、本人の口から衝撃の言葉が飛び出した。
投手の調整は決勝に向けたものだとし、「先発はないと思いますし、中継ぎでいく準備はしたいと思っています」と決然と宣言。「ここまで本当にね、球団にわがままを聞いてもらっていますし、本当に許容してもらっているところはある。最後の最後ですし、あとはもう、自分の体と相談しながら決めたい」と語り、登板に向けてエ軍と何らかの合意が得られたことをうかがわせた。
DHで先発しての救援登板となれば、日本ハム時代の16年10月16日、ソフトバンクと戦ったクライマックスシリーズ・ファイナルステージの最終第5戦(札幌ドーム)以来だ。「3番・DH」で先発した大谷は、3点リードの9回にDHを解除して抑えで登板。自己最速165キロをマークして2三振を奪うなど完璧に締め、初セーブで日本シリーズ進出を決めた。
21日(日本時間22日)の米国との決勝の先発候補に今永が浮上。  国際試合は10試合計30回を投げ2失点で、防御率は0・60。今大会も2試合計4回を投げ3安打1失点と安定感抜群の左腕が、世界一への鍵を握る。 
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 藤井聡太6冠、全8冠独占まで難関は4連勝する以外にない「王座挑戦権トーナメント」

2023-03-20 07:19:47 | 日記
 藤井聡太王将が全8冠独占まで残すタイトルは名人、王座2つになった。
 名人戦はすでに挑戦権を得ている。8日、A級順位戦プレーオフを制し、初出場を決めた。第1局は4月5日開幕で、渡辺明名人と7番勝負を争う。王座戦は5番勝負が例年9月開幕。こちらは現在、永瀬拓矢王座(30)への挑戦権を16人で争う挑戦者決定トーナメントに出場する10人を決める2次予選が進行中。タイトルホルダーの藤井は、トーナメントからの出場となる。
 難関と言えるのがこのトーナメントだ。挑戦権獲得には4連勝する以外にない。7番勝負なら3敗、5番勝負なら2敗まで許されるが、トーナメントには負けが許されない怖さがつきまとう。昨年度は1回戦で敗退している。
 全8冠独占は最短で今秋となるが、その間に消化しなければいけない防衛戦も息は抜けない。名人戦と並行して4月11日、叡王戦が開幕する。挑戦者は菅井竜也八段(30)に決定。対戦成績5勝3敗で、藤井にとってタイトル戦初の振り飛車党だ。
 例年6月から始まる棋聖戦はベスト8が出そろいつつある。王位戦も6人ずつが総当たりする紅、白組2組の挑戦者決定リーグが2回戦に突入。7番勝負は例年6月末から7月にかけて始まる。
 最短コースを探っても、王座戦挑戦権を得るまでに、名人4勝、叡王3勝、棋聖3勝、王位4勝のタイトル戦14勝に、王座戦トーナメントの4勝と、合わせて18勝が必要。このトーナメントは例年4月末から7月にあり、その期間が、名人戦以降の4タイトル戦と重なる。
 さらに永瀬へ挑む5番勝負での3勝。全8冠独占には21勝が求められる。王将、棋王のダブルタイトル戦になった冬を越えても厳しい戦いは続く。
 羽生善治九段(52)は95年度、当時の全7冠を25歳で独占した。前年度に史上初の6冠になり、最後の1冠を懸けて王将戦で谷川浩司17世名人(60)に挑んだが、3勝3敗の第7局で敗れた。7冠実現には1年2カ月かかった。

藤井聡太王将は渡辺明棋王(38)との棋王戦 五番勝負を「時間配分はこれまでと比べるとうまくいった」と手応えを口にしつつも、「複雑な局面でも俯瞰(ふかん)的に捉えて判断する力が足りていない場面が多かったので、名人戦では課題意識を持ってやっていきたい」と、“7冠目”に目を向けた。 
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藤井竜王六冠達成へ四つの一般棋戦を全制覇、…「棋王戦132手で勝利史上最年少六冠達成!」

2023-03-19 06:29:12 | 日記
棋王戦五番勝負第4局は、本日19日栃木県日光市「日光きぬ川スパホテル三日月」にて行われます。両者はこれまでに18回対戦があり、藤井竜王の15勝3敗です。
渡辺棋王の先手番となる。
この五番勝負を角換わりシリーズと定めて照準を合わせているであろう渡辺棋王は迷わず角換わり腰掛け銀に進めるはずだ。いまの渡辺棋王にとって角換わり腰掛け銀が信頼の置ける戦法であり、それがシリーズを制する原動力になる可能性を十分に秘めている。後手番で迎える第4局は藤井竜王にとって正念場といえる一局だ。藤井聡太竜王が132手で勝利史上最年少六冠達成!

藤井聡太王将、NHK杯で初優勝 史上初、四つの一般棋戦を全制覇
藤井王将は2022年度、三つの一般棋戦(朝日杯将棋オープン戦、銀河戦、将棋日本シリーズ)で優勝しており、単年度で現行4棋戦を全て制したのは史上初の快挙。対局日は2月13日。 
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新路線「相鉄・東急直通線」が本日3月18日(土)に開業

2023-03-18 09:50:59 | 日記
相鉄・東急新横浜線は、新たに「相鉄新横浜線」の羽沢横浜国大~新横浜(4.2km)と「東急新横浜線」の新横浜~日吉(5.8km)が開業。2019年11月に先行して開業している西谷~羽沢横浜国大(2.1km)と合わせて、西谷~日吉(12.1km)の直通線が完成する。
 全通による恩恵はさまざまあるが、相鉄・東急とも新横浜駅に直結することで東海道新幹線へ乗り換えがしやすくなり、特に相鉄線は新横浜線を経由して都心に直結するため乗り換え回数が減少するほか、所要時間も大きな短縮が見込める。


主な所要時間は以下のとおり。
相鉄・東急直通線を経由する直通列車の主な所要時間
湘南台~新宿三丁目(東京メトロ副都心線): 最速59分
湘南台~池袋 (東京メトロ副都心線): 最速68分
新横浜~川越市 (東武東上線): 最速82分
海老名~大手町 (都営三田線): 最速70分
海老名~永田町 (東京メトロ南北線): 最速66分
新横浜~浦和美園 (埼玉スタジアム線): 最速84分

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日韓首脳がシャトル外交再開で一致両首脳は夕食会の後、異例の「2次会」

2023-03-17 03:24:35 | 日記
 岸田首相は16日の日韓首脳会談に合わせ、韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領を夕食会でもてなし、「融和ムード」を演出した。両首脳は夕食会の後、異例の「2次会」にも繰り出した。
夕食会は、東京・銀座の老舗日本料理店「吉澤」で行われ、裕子夫人と金建希(キムゴンヒ)夫人とともに松阪牛のすき焼きに舌鼓を打った。首相の地元である広島の日本酒「賀茂鶴」も振る舞われた。
 この後、両首脳は東京・銀座の洋食店「煉瓦亭」に足を運び、通訳だけを交えて懇談した。両首脳とも背広を脱いで、ネクタイを外したという。同店は尹氏が過去に訪れたことがあり、オムライスやトンカツ、ハンバーグ、ハヤシライスなどを楽しんだ。
 米国政府は、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の訪日によって日韓関係の改善が進むことを期待している。北朝鮮の非核化に向けた外交が停滞し、核・ミサイル開発の進展を許す状況下で、米国内では「無策」との批判も出ている。バイデン政権は批判をかわすためにも、日韓関係の改善を、日米韓の協力強化につなげたい考えだ。 「日韓の首脳会談を非常に歓迎している。米国の信頼できる同盟国同士が2国間関係を進展させようと努めている具体的な表れとなる」。米国務省のプライス報道官は14日の記者会見で、尹氏の大統領としての初訪日を高く評価した。  5月に広島市で開かれる主要7カ国(G7)では、日米韓の首脳会談開催も想定される。米国は、2022年10月に公表した「核態勢見直し」(NPR)で提案した日米韓の拡大抑止に関する協議も含めて、安保協力をさらに進めたい考えだ。韓国が変節しないことを祈るばかりです。
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